安全・安心

-関西3空港でのSDGsへの取り組み-

安全・安心

いつ何時も、あらゆる事態に対応できるように。

いつ何時も、あらゆる事態に対応できるように。

関西エアポートグループでは、関西3空港におけるあらゆる事態においてもお客さまや空港従業員の安全を確保するため、また一刻も早く空港機能を復旧できるよう、危機管理計画を定めた「関西エアポートBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)」を策定しています。
このBCPには、空港の緊急事態においてもすぐ役に立つように、具体的な手順と実用的な情報が盛り込まれています。
緊急時には空港内外の関係機関が集まり、事態解決のために連携できるよう万全の体制を整えています。
危機を「予防する」、たとえ危機が発生しても「減災する」、そして空港機能の「早期復旧」。これらを迅速に行うことが、緊急事態時における私たちの使命です。
関西エアポートBCP PDF

そらやん

空港スタッフ一人一人の安全安心に対する意識の高さが伝わってくるやん

新型コロナウイルス感染症に関する取り組み

新型コロナウイルス感染症に関する取り組み

関西3空港では、空港をご利用のお客さまに安心して空港をご利用いただけるよう、お客さまと従業員の安全を最優先に様々な感染症拡大防止のための取り組みを行っています。

(主な取り組み)

  • 透明シールド等による旅客・従業員の感染防止対策
  • お客さまの健康スクリーニング
  • お客さまがご利用される施設の消毒、清掃・換気強化
  • ソーシャルディスタンシングの確保
  • 館内放送・ポスターによる呼びかけ
  • 空港内でのPCR検査の実施

新型コロナウイルス感染症対策 open in new tab

そらやん

一人一人が感染予防をしっかりして、楽しく安全に旅を楽しむやん♪

24時間、航空機の安全な運航の確保

24時間、航空機の安全な運航の確保

航空機が離着陸するのに欠かせない「滑走路」。完全24時間運用のKIXでは、日夜休むことなくたくさんの航空機が滑走路を利用します。
滑走路に少しでも問題があると、航空機は安全に離着陸することができません。
関西3空港には、そんな航空機の安全を守るさまざまなお仕事があります。
航空機の走行に支障となるもの(異物の落下や路面のひび割れなど)はないか、航空機の油漏れはないか、パイロットが目印とする航空灯火に異変はないかなど、空港スタッフが24時間体制で滑走路や誘導路(航空機が通る道)を守っているのです。
航空機が何の問題もなく当たり前に離着陸できているのは、こうして影で航空機の安全を支えてくれているスタッフのおかげなんですね。

豆知識☝
航空機やその関連システムに損傷を及ぼす可能性のある物品や物質のことを航空用語で"FOD(Foreign Object Debris)"と呼びます。

そらやん

「縁の下の力持ち」!かっこいいやん!

お客さまの安全・安心を守るプロフェッショナル集団

お客さまの安全・安心を守るプロフェッショナル集団

お客さまに空港で安心して快適な時間をお過ごしいただけるよう、関西3空港ではさまざまな分野でお客さまの安全を守るスタッフが活躍しています。

お客さまからのお問合せ対応はもちろん、お困りのお客さまのお手伝いをする旅客案内スタッフ、空港内に不審物がないか常に目を配りながら巡回をする警備スタッフ、 快適で清潔な空間をつくる清掃スタッフ、空港内の電気や空調、給排水や消防設備などを点検する施設運転管理スタッフ。
また、万が一の場合にお客さまや航空機を守れるよう、消防スタッフも常駐し、日々訓練を積み重ねています。

このように関西3空港では、空港スタッフが一丸となってお客さまの安全を守っています。
「人」だけではなく、お客さまの安全を見守る「警備ロボット」も探してみてくださいね♪

そらやん

「当たり前」の裏側には、様々な使命をもった空港スタッフの熱い想いがあるやん

安心で安全な旅の「最後の砦」となれるように。

安心で安全な旅の「最後の砦」となれるように。

航空機に乗るために必ず受けていただく保安検査。
保安検査は、飛行機に持ち込む手荷物やお客さまが身に付けているものに、爆発・発火のおそれのあるものや、燃えやすいもの、有毒物質、凶器になり得るものなどの危険物がないかを確認しています。
保安検査を担当する検査員は、早朝から深夜まで、365日休むことなく空港の安全を守り、安心して飛行機に乗るために無くてはならない存在です。
航空会社や空港会社からの厳しい要求に応え、また安全安心な検査を実施するべく、検査員同士で日々の問題を解決したり、他空港の検査員と情報交換をしたり、日々の業務で磨き上げたスキルを競い合うことでお互い切磋琢磨しています。安全に「妥協」は許されないのです。
また関西エアポートグループでは、保安検査場内の感染防止対策や、SNSを通じて保安検査のルールをクイズ形式でご紹介するなど、お客さまが空港や航空機内で安心して過ごしていただくための取り組みも実施しています。安全で安心な旅のために、引き続き皆さまのご協力をお願いいたします。

そらやん

スムーズな検査のために、そらやんも旅行前に「保安検査のルール」をチェックしておくやん!

滑走路の嵩上げ工事

滑走路の嵩上げ工事

KIXは2007年から2008年にかけ、1994年の開港以来初めてのA滑走路の全面改修を行いました。
この改修により、10年以上の使用で傷んだ第1滑走路は、現在も引き続き安全で快適に利用されています。

また、空港島の不同沈下により、滑走路の雨水を排水するための地面の傾斜が少なくなり、雨水が流れにくくなったことから、第1滑走路全面を新しい舗装で平均25cm程度厚く被うことで、健全な滑走路として回復させました。
これに使用したアスファルト量はなんと16万トンにも及びます。
現在は護岸の嵩上げに伴い、航空機の安全な運航を確保するために、KIXのA滑走路についても嵩上げ工事を行っています。

そらやん

日々の滑走路の安全は、毎日の徹底的な点検業務でしっかりと守られているやん!