KIXで出会えるアート ~関西エアポート × Peach「KIX CULTURE GATE Project」~

~関西エアポート × Peach「KIX CULTURE GATE Project」第2弾~
~関西エアポート × Peach「KIX CULTURE GATE Project」第2弾~

空港をアートと文化の触れ合いの場として進化させることをめざす「KIX CULTURE GATE Project」

この第2弾では、関西エアポートとPeachの共同プロジェクトとして、第2ターミナルビル国内線の搭乗ゲートまでの通路に、新たな芸術空間が誕生します。

今回の第2弾では、関西にゆかりのある19点の若手アーティストによる多彩な作品と、Peachの就航地である奄美大島の魅力を切り取った風景写真によって彩られます。空港内をアートで彩ることで美術館のような空間を演出するとともに、新しい旅の魅力を発信します。

新井碧 / MIDORI ARAI
石場文子 / ISHIBA AYAKO
植田 志保 / Shiho Ueda
上野友幸 / Tomoyuki Ueno
大谷陽一郎 / Yoichiro Otani
金理有 / RIYOO KIM
串野 真也 / MASAYA KUSHINO
久保木要 / KUBOKI Kaname
作田優希 / YUKI SAKUTA
大黒貴之 / TAKAYUKI DAIKOKU
西垣 肇也樹 / Hayaki Nishigaki
橋本知成 / TOMONARI HASHIMOTO
橋本ユタカ / YUTAKA HASHIMOTO
長谷川彰宏 / AKIHIRO HASEGAWA
長谷川博子 / Hiroko Hasegawa
三宅哲平 / TEPPEI MIYAKE
本橋 孝祐 / KOSUKE MOTOHASHI
BAKIBAKI
Kenta SENEKT
徳之島 闘牛
奄美大島 金作原
徳之島 千間海岸
加計呂麻島 西阿室の夕陽

ART WORKS

新井碧 / MIDORI ARAI

silhouette #まばたきのシノニム 3 / silhouette #Synonyms for the Blink 3

揺れ動く、移りゆく瞬間の痕跡としての絵画を標榜するわたしは、絵に要請されるままに筆を動かす。 完成するときまで、そのシルエットが何であるかはわからない。なにかになってもいいし、なににもならなくてもいいし、なにかになりかけている状態でもいい。その時間は、ことばやかたちになる手前のもの、名付けられたり分類される前の、曖味模糊とした漠然そのものを探るような行為に近い。抽象絵画とは、抽象的思考そのものであり、自作はその曖味模糊とした漠然それ自体を絵画として残そうという努力の痕跡でもある。
(写真:岡はるか / Haruka Oka)

新井碧 / MIDORI ARAI Instagram

1992年茨城県生まれ。2015年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業、2022年京都芸術大学修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻修了。無意識的な動作の痕跡に、身体の有限性と絵画の無限性を備える。 鑑賞者に「描く行為」自体を身体的に想像・追体験させ、共生の時代であるからこそ、生命と時間の在り方について問う。

石場文子 / ISHIBA AYAKO

2と3のあいだ[静物]#5 / Between 2 and 3 [still lifes] #5

一部の静物に輪郭線が描かれていて、一見絵画のように見えるかもしれません。この作品は被写体に直接輪郭線を描いて撮影した写真作品です。写真は3次元(世界)を2次元(平面)上に置換したものといえますが、私たちは写真を見るとき、被写体や空間から画面の情報を想像したり、思い出すことでまるでそれが3次元(世界)をうつしたものであると思い込もうとしています。この作品では、写真を前に2次元から3次元に情報をかさ増ししようとする私たちにとって、2次元のみの存在である「輪郭線」が介入することで、私たちの視覚が「2と3のあいだ」を行き来するような錯覚を起こさせ、鑑賞側にものの見方や捉え方を問いかけています。

石場文子 / ISHIBA AYAKO Instagram

1991年兵庫県生まれ。関西在住。写真作品を中心に、「見る」と「認識する」の間で起こるズレを発生させ、視覚認識のあり様へ注意を向ける作品を制作している。近年の展覧会は2024年「京都府新鋭選抜展」(京都文化博物館)・メディア賞受賞、「2,3,4,(and 1 / or 1)」(堀川新文化ビルヂング/京都)、2023年「まちのことづて」(A-LAB/兵庫)など。

植田 志保 / Shiho Ueda

空に芽ぐむ (新月)

人の目は、1000万色を識別できるという。空間の隅々に満ちる、言葉にならない気配——。それらと交わす目に見えない対話の中で、微かな波立ちが生まれ、震え、作品が生まれてきます。何気ない場所にも、確かに息づく光の粒がそっと芽吹くのを感じた。その気配を迎えに行くように、私は制作しました。いくつもの日々の傍らに、そっと色の記憶が差し込んでいるように。

植田 志保 / Shiho Ueda Instagram

1985年兵庫県生まれ。「色のすること」を冠し、記憶や意識に潜む色を捉えた心象風景を描き続けている。日常に息づく色を介して再生と再会を紡ぐ。空間演出や対話描画、ライブパフォーマンス、公共事業等、様々なフィールドで活動中。近年は都市空間の再生事業にも注力し、社会に還元する作品の在り方は新たな価値を創造している。

上野友幸 / Tomoyuki Ueno

above & under us - 2023 室戸岬 / -above & under us - 2023 Cape Muroto -

この作品は2枚の写真を組み合わせたもので、左側は飛行機の窓から撮影した空、右側は地上から撮影した海の写真です。つまり、雲の上と下の世界を写した2枚の写真が水平線で繋がっています。我々はその海と空の間で生まれ、その大きな自然の流れとともに生きています。海の水は雲になり、雨となって川となり、それがまた海に戻る。四分割したように見えるこの写真も、実際は一つに繋がっていると言えます。

上野友幸 / Tomoyuki Ueno Instagram

東京芸術大学修了後、2009年からベルリンと神戸を拠点に活動。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生、ポーラ美術振興財団在外研修員としてベルリン芸術大学を修了。2018年にモスクワビエンナーレに、2023年にはVOCA展(上野の森美術館)に選出され、2024年はGalerie Martin Mertens (ベルリン) で個展を開催。2025年はTusen Takk財団(ミシガン)での滞在制作等、国際的に活動している。

大谷陽一郎 / Yoichiro Otani

空 / Sora/Ku

本作では「空」という漢字を題材に、画数の変化とミニマムな配置によって空の広がりと空白のイメージを表現しました。変化していく文字のフォルムと淡い青のグラデーションの間で、「空」という字が持つ二つの意味が往還します。旅立ちの場所である空港で、無限に続く空や未知への期待と響き合えば幸いです。

大谷陽一郎 / Yoichiro Otani Instagram

1990年大阪府生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。在学中に清華大学交換留学。漢字を素材とした視覚詩の制作を通して、見ることと読むことの繋がりや、形・音・意味の相互関係を探求する。主な個展に「云云」 (Miaki Gallery)。出版物に絵本『かんじるえ』(福音館書店)など。

金理有 / RIYOO KIM

煌金彩虚視線刻入道 / The Eye that Stares into the Void

古代の土器や青銅器に施された文様をエネルギーの循環を表した呪術的なものだと解釈し、現代のエネルギーや情報の循環システムとして用いられる電子回路のイメージと融合させたNEO JOMONとも呼べる装飾文様を作家独自に創作し彫刻として表したもの。しかしその表現の核になるものは、ひとつ眼の奥の暗闇にこそ存在する。「意識」や「量子」、「エネルギー」などの眼に見えないものへの探究こそが金理有の持つ大きなテーマになっている。
(写真:Akihito Inui(Pillar))

金理有 / RIYOO KIM Instagram

1980年 日本人の父、韓国人の母のもと大阪府に生まれる。大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程修了。大阪にて独立。縄文土器やその他古代の遺物のように一万年後の未来に残る作品の創造を志す。横浜トリエンナーレへの参加をはじめ、韓国、香港、フランス、アメリカ、シンガポール、マレーシア等、国内外問わず活動の場を広げている。

串野 真也 / MASAYA KUSHINO

Sphinx of the forest

玉虫は、蓮華が泥の中に根付いて水面に綺麗な花を咲かせるのと同様に、朽ちた木の中で美しく成長し地上に誕生します。その姿は、人生の中にある様々な苦悩や悲しみに負けず、清らかで美しく生きる態度として、人々を励まします。
玉虫の羽を纏った架空の動物は、時代と共に変化して行く自然を護り、在るべき姿へと導きます。

串野 真也 / MASAYA KUSHINO Instagram

広島県尾道市因島出身。自然からインスピレーションを受け、ファイナルデザインをテーマにした靴の作品を最先端技術や伝統技術などを駆使して製作し、世界に向けて発表している。現在は人間の歩みをテーマにし、足や靴をモチーフにした彫刻作品を製作。

久保木要 / KUBOKI Kaname

POT.1

アクリル板用いて、そこに実在している「物体」と、光を通して現れた「像」の揺らいだ関係を表現したいと考えています。アクリルのオブジェを本体を光で照らすと、光はアクリルを透過し、アクリル板の向こう側にある物体に像が投影されます。物体を透過し投影された像は、光の屈折により、物体よりも克明な姿が現れます。そこには、実物と像の逆転していくような奇妙な感覚が現れます。

久保木要 / KUBOKI Kaname Instagram

京都府出身。京都精華大学大学院修士課程陶芸コース修了。陶を用いた立体や、アクリル板を重ね合わせた作品を制作。特定のモチーフを持たず、既視感と未知感を行き来しながら、生命力を想起させる形態の表現を試みている。

作田優希 / YUKI SAKUTA

唄われた場所 / The place where it was sung

万葉集の歌の中に登場する、地域名とされる名前を見つけた。都武賀野(つむがの)、麻久良我(まくらが)、遊布麻山(ゆふまやま)、渚沙の入江(すさのいりえ)など数多。でも今、これらは何処の地名なのか分からない。そもそも現実の場所なのかも不明。ただ聞き慣れない言葉の音として唄を構築する要素となっている。唄われることで存在が浮かぶ場所に思いを馳せて描いた。

作田優希 / YUKI SAKUTA Instagram

1995年愛知県出身 2020年京都市立芸術大学大学院修了。耳に残る言葉、物語や神話、小説・音楽などに綴られる馴染みのない言葉を出発点に、自分が感じた記憶の違和感や解釈を取り込み作品を構築する。曖昧模糊な記憶の映像を、無作為に生長する植物のシルエットに託している。衝動的に抱いた感情を多数の色彩を用いて絵画に繋ぎ止めていく。

大黒貴之 / TAKAYUKI DAIKOKU

Cosmos No.01 (outdoor)

「Cosmos No.01 (outdoor)」は、野外彫刻展「ランドアート・シュロスパーク・ヴァーゲニッツ」で展示した作品です。ドイツ・ブランデンブルク州ヴァーゲニッツ村の自然公園に設置され、大型作品4点の一つとして発表しました。本作では白色の人工的な有機フォルムと自然の有機フォルムが鉄枠の檻によって仕切られ、内と外の曖昧な境界を表現しています。この構造は、日本家屋における玄関や縁側、和室の曖昧な空間性からも影響を受けています。秩序(cosmos)と自然の混沌(chaos)との調和を試みた作品です。
(写真:Takayuki Daikoku)

大黒貴之 / TAKAYUKI DAIKOKU Instagram

1976年滋賀県生まれ。ドイツへ2度に渡り、約6年半作家活動を行う。現在、滋賀と東京を拠点に活動。幼少期の自然風景の記憶、日本の習合文化の考察、ドイツ滞在を経て、自然の形、構造、自然的多様性の解釈を深め、「異質な要素が共存する中にある調和美」を探求している。

西垣 肇也樹 / Hayaki Nishigaki

京阪街道図 / A landscape of the Keihan Highway

京都と大阪は昔、淀川の船舶が旅や物流を担い、道中は酒や食で楽しませる船も往来した。しかし、やがてそれらは電車や車に置き換わり、新御堂筋が全面開通することとなる。今や道は、早く着くためだけの手段となった。つまり、これらの直線には競争や格差などが内包されている。天を仰げばバイパス、深い地下にはリニアが走り、狭い土地にビルが乱立する。現在はこのような、洛中洛外図とは違和感のある「京阪街道図」を見ることができる。

西垣 肇也樹 / Hayaki Nishigaki Instagram

1985年兵庫県生まれ。2012年京都造形芸術大学 大学院修士課程修了。芸術祭のあり方を芸術からではなく、銭湯を取り巻く環境の双方で捉え直した『京都銭湯芸術祭』の企画運営、赤帽を受け継いだ美術輸送、敗戦国日本人の器としてのゴジラを、山水や円相などの日本古来の手法を使って水墨で描くなど、領域を横断しながら表現の可能性を探る。2015年より京都市伏見区のSTUDIOHAIDENBANを主導。近年はカタール、NY、台南、香港にてレジデンスや個展と国際的に活動する。

橋本知成 / TOMONARI HASHIMOTO

Untitled

現在の制作の背景には幼少期からの経験が基になっています。折り紙やプラモデルに夢中になり、神社仏閣や、特に仏像に興味を持った時期もありました。また、彫刻家の父が作る石膏像やブロンズ像を日々目にしてきました。家の窓から見える庭の草木や、その奥に広がる山々、車窓からの移りゆくランドスケープを見ることが好きでした。仕事に対する姿勢として、個人的な考えや思いとの距離を意識しながら、それでも残る作家の熱量が感じられるものを作りたいと思っています。数字では計算できない揺らぎ、ものの佇まいやものの存在を取り巻く環境を大切にしています。
(写真:片倉玄徳 Gentoku Katakura)

橋本知成 / TOMONARI HASHIMOTO Instagram

1990年和歌山県生まれ。個展に、24年熊野古道なかへち美術館など。主なグループ展に、24年Sarah Myerscough Gallery「EARTHLY BODIES」、23年に和歌山県立近代美術館「なつやすみの美術館13 feat.橋本知成」。19年LOEWE FOUNDATIONCraft Prize 2019ファイナリスト。

橋本ユタカ / YUTAKA HASHIMOTO

無のための習作 誰かの肖像#167 / Study for Null Portrait of someone#167

モチーフとしているキャラクターは、私が作り出したコモンイメージです。それらは書き順を与えられ記号化され、反復する筆記の中で保存と変化のプロセスはコマ撮りのように多数の残像として作品として定着します。 鑑賞者が自身の記憶にはないキャラクターを見る度に、自身の記憶と作品との差異を記憶にあるキャラクターを喚起・参照するプロセスが行われそのプロセスが作品を強度ある絵画として、また美術品としてだけではなく、記録媒体としての側面を持った肖像画として一人の生きた人間の記録となります。

橋本ユタカ / YUTAKA HASHIMOTO Instagram

1979年大阪生まれ 嵯峨美術短期大学美術学科卒業 大阪総合デザイン専門学校ビジュアルデザイン学科卒業 関西を拠点に国内外のアートフェア、グループ展に出展。大阪、東京、ロンドンにて個展開催。

長谷川彰宏 / AKIHIRO HASEGAWA

halo

この作品はアクリル板に油絵の具で描いています。アクリル板に描くことによって特有な"光"の表現が可能です。強い照明を当てると、絵画それ自体が内部から光っているかのような視覚的効果を生む事ができ、私はここに新たな視覚表現の可能性を感じています。"光"は私にとって最も重要なモチーフです。仏教では"光"というテーマが至る所で出て来ます。西方極楽浄土の仏として有名な阿弥陀如来は、サンスクリット語でAmitābha(アミターバ)を音写したものですが、その意味は"無限の光"であり、「南無阿弥陀仏」とは"無限の光"への帰依だと言えます。この作品もそんな仏教的な"光"の現代的な再解釈を目指しています。

長谷川彰宏 / AKIHIRO HASEGAWA Instagram

1997 年三重県出身。天台宗系の寺院に生まれ、2009 年に得度し、2019 年には天台真盛宗総本山の西教寺にて四度加行を満行しています。2016 年に東京藝術大学デザイン科に入学し、2020 年より同大学院美術研究科デザイン専攻に入学、大学院卒業後もアーティスト活動を続けています。

長谷川博子 / Hiroko Hasegawa

kusa

アトリエの近所に生えていた元気な草をモチーフに油彩で描きました。日常の風景とイメージを組み合わせています。草がこっちを見ていて目が合う感じ、少しの引っ掛かりから想像の膨らむポップな作品を目指しました。飛行機に乗って日常と少し離れると、普段見ているものも何か違った見え方をするかも。

長谷川博子 / Hiroko Hasegawa Instagram

1993 三重県生まれ。2021 東京藝術大学 大学院 美術研究科 修了。2024「透明な部屋 : つかみ取れない遠い今」MJK Gallery/東京、2024「DAY」Gallery Blue 3143/東京。現在は東京と京都を行き来しながら活動。絵画作品や立体作品などを制作。

三宅哲平 / TEPPEI MIYAKE

君津砂器 / Kimitsu Sand Vessel

千葉県中西部は、高度経済成長以降、40年の間に東京湾の埋立地の約1/5、高層ビル約1300棟分にも及ぶ山砂を首都圏に供給してきた。消えた山はコンクリートに姿を変え、跡地には産業廃棄物が埋め立てられている。 「君津砂器」は、立体的に掘り出した千葉県君津の数十万年前の地層に、作者が運営する「新葬礼製作所」で採用する遺骨の埋葬方法のパーツを組み合わせた作品。作品では遺骨の代わりに地層から採取した貝化石を用いる。「地層を掘る」という行為を、歴史を遡及する行為と捉え、「存在できなかったもの」が存在するようになる過程を表現する。

三宅哲平 / TEPPEI MIYAKE Instagram

1985年兵庫県生まれ、東京在住。「不在者」をテーマにしたアート作品の制作と、「新葬礼製作所」という新しい自宅用の墓碑の制作販売する事業を行う。

本橋 孝祐 / KOSUKE MOTOHASHI

Universal Composition - Infinity - Infinity

この作品は、絵の具の飛沫(粒子)によって全体を構成する「Universal Composition/普遍的構成」シリーズの一部です。
明色⇄暗色、暖色⇄寒色といった色彩の対比を網羅した構成がグリッド内に配置され、対角線上の色彩がそれぞれのグリッド内に”入れ子構造”として描かれています。この重層的な構造は、曼荼羅の秩序性や東洋的宇宙観を参照し「異なる存在や相反する要素が互いを包含しながら、より大きな統一体へと昇華される」という調和の原理を、無数の粒子による色彩によって視覚化しています。

本橋 孝祐 / KOSUKE MOTOHASHI Instagram

現代アーティスト/KIX CULTURE GATE Project 企画・キュレーション。 1989 年兵庫県生まれ。東京を拠点に活動。本橋は「真実(世界/自分にとって確かなもの、受け入れざるを得ないこと、信じる対象)とは何か」ということをテーマに、その時々に見つけた真実の断片を"私"や"現在" を超えて確認する媒体として、絵画・立体・空間制作など多岐にわたる表現を行う。主な略歴「samsara(MIAKI Gallery, 東京)」アートフェア「Art Central HongKong (香港)」「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023(東京)」、受賞歴に「Contest in New York(Ashok Jain Gallery)」など。

BAKIBAKI

SHARACLONE #001

"江戸時代の浮世絵を壁画やデジタルなど現代の手法で転生させるアーティストBAKIBAKIが、2022年に""刃鬼葉禁愚""名義でNFTを中心に展開してきたSHARACLONEシリーズ。
全28体の1/1作品はOpenseaの二次流通でのみ取り扱われており、ストリート感のある稀有な日本産NFTアートとして多くのデジタルコレクターに愛好された。2044年に復活した悪役「江戸兵衛」のクローンという設定で、発表期間と作品数は謎の絵師、東洲斎写楽(1794-1795)の活動に由来している。
https://opensea.io/collection/sharaclone open in new tab"

BAKIBAKI Instagram

1978年大阪生まれ。日本古来の紋様を現代にアップデートしたシグネチャーである“BAKI柄”は、伝統とストリートカルチャーの融合を体現。その活動はライブペインティングをルーツとしながら、現在は巨大な外壁画に最も注力しており、2021年より大阪・十三を中心にした壁画プロジェクト"淀壁"を展開している。

Kenta SENEKT

Arrangement 27

”Arrangement” シリーズは、作家が暮らしの中で目にした風景や人工物などの写真をもとに、スプレーやスパッタリング、スキージなど多くの手法で描かれています。わたしたちが知覚し、把握できることはなにか、平等に在り共有を確信できるものはあるのか、一点を見つめ問いや答えを獲得していく眼差しのひとつとして現れます。

Kenta SENEKT Instagram

京都生まれ。2007 年、即興表現の一つであるライブ・ペイントを中心に制作活動を開始。徐々に内的要素を併せ持った壁画やタブローへとメディアを移行させ、近年はインスタレーションや立体といった表現領域まで幅を拡張させている。友情の親密性や、分離した思い出、それらを繋ぎとめるようなスナップ写真など、日々の心情や出来事を混ぜ合わせ、支持体に反映させている。2013〜2017 年メルボルン、2018 年ベルリンなど、海外での活動期間を経て、現在は大阪を拠点に活動している。

都会を忘れる、
奄美の時間へ。

Peachの就航地、奄美の観光写真を紹介いたします。

徳之島 闘牛

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奄美大島 金作原

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徳之島 千間海岸

徳之島 千間海岸

加計呂麻島 西阿室の夕陽

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アーティスト・作品についてのお問い合わせ:hams@hongo-aerospace.com