佐渡島のおすすめ観光スポット13選!定番モデルコースもご紹介!

2025.4.24

おおさわ

佐渡島のおすすめ観光スポット13選!定番モデルコースもご紹介!

この記事の目次

佐渡名物たらい舟で海上散歩

佐渡島ってどんなところ?

佐渡島(さどがしま)は、新潟県沖に浮かぶ日本海最大の離島で、淡路島の約1.5倍の大きさを誇ります。美しい海と山に囲まれた自然豊かな土地で、歴史や文化、グルメまで幅広い魅力が詰まっています。

佐渡金山やトキの保護施設「トキの森公園」は佐渡島を代表するスポットです。また、伝統的な「たらい舟」体験、江戸時代の町並みが残る宿根木、絶景が楽しめる尖閣湾など、観光名所も充実。春の大野亀では黄色いカンゾウの花が一面に咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

関西からどうやって行けるの?

佐渡島の絶景スポット「二ツ亀」にある標識

関西から佐渡島へ行くには、新潟空港を経由するルートが一般的です。関西から新潟空港へのフライトは、大阪国際(伊丹)空港と神戸空港から運航しています。大阪国際空港からは1日9往復、神戸空港からは2025年3月にトキエアが新潟路線を新規就航しました。これにより、関西から新潟へのアクセスがさらに便利になっています。

新潟空港に到着後、新潟港へ向かい、佐渡汽船のフェリーまたはジェットフォイルで佐渡島へ渡ります。佐渡島の両津港へは、フェリーで約2時間30分、ジェットフォイルなら約1時間で到着します。

大阪国際空港(ITM)発の航空券を検索する
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佐渡島観光のベストシーズンは?

佐渡島の観光は、春から秋にかけてがベストシーズンです。

トキの観察に最適なシーズン。5月下旬には大野亀のカンゾウが咲き誇り、美しい黄色の花畑が広がります。
海水浴やマリンアクティビティが楽しめる時期。佐渡の透明度の高い海でシュノーケリングや釣りを満喫できます。
宿根木や佐渡金山の景色が色づく紅葉シーズン。新米や日本酒などの味覚も楽しめる時期。
寒さは厳しいものの、雪景色の佐渡金山や日本海の荒波を感じられる特別な景色が見られます。

訪れる季節ごとに異なる魅力があるため、旅の目的に合わせて時期を選ぶのがおすすめです。

佐渡島の特産品は?

佐渡名産の新鮮な岩ガキ

佐渡島は、豊かな自然環境に恵まれた食の宝庫です。特に、佐渡産コシヒカリは、新潟ブランドの中でも特に高く評価されているお米です。昼夜の温度差が大きく、ミネラル豊富な水で育てられるため、甘みと粘りが強いのが特徴です。

また、米どころならではの美味しい日本酒も多く、「真野鶴」や「北雪酒造」などの蔵元が代表的です。島内には酒蔵が点在しており、地酒を楽しみながら巡るのも魅力のひとつです。

さらに、佐渡牛は島特有の穏やかな環境で育てられたブランド牛で、やわらかい肉質が特徴です。シンプルに佐渡産の塩とともに味わうことで、肉の旨みを存分に堪能できます。

海の幸も豊富で、ブリやアワビ、牡蠣などの新鮮な魚介が獲れることでも有名です。特に冬の寒ブリは脂がのっており、旬の味覚として人気があります。

佐渡の特産品は、現地で味わうだけでなく、お土産としても喜ばれる品が多くあります。訪れた際は、ぜひご当地の味覚を堪能してください。

佐渡島観光での移動手段は?

佐渡島の絶景ドライブコース

佐渡島の観光スポットをより効率よく巡りたい場合はレンタカーを借りることをおすすめしますが、バスやタクシーでも観光を楽しむことができます。

バス

佐渡島内を巡る公共交通機関として路線バスが運行しています。主要な観光地を結ぶ路線もあり、車がなくても移動が可能です。

両津港を起点とする路線が多く、「南線」や「北線」を利用すると、佐渡金山やトキの森公園などの観光スポットへアクセスできます。また、佐渡島内を一周する「新潟交通佐渡の観光バスツアー」も運行されており、効率よく観光地を巡りたい方にはおすすめです。

ただし、運行本数が少ないため、事前に時刻表を確認して計画を立てることが重要です。

レンタカー

佐渡島は広く、自由に観光したい方にはレンタカーが最適です。両津港や小木港周辺にはレンタカー会社があり、事前予約をしておくとスムーズに借りることができます。

主要観光地は広範囲に点在しているため、レンタカーを利用すれば効率よく移動できます。また、佐渡の自然を満喫しながらのドライブも魅力的です。

注意点

ガソリンスタンドの数が限られているため、早めの給油を心がける

島内には一部狭い道路があるため、運転に注意する

タクシー

短距離の移動や時間を気にせず観光したい場合はタクシーの利用がおすすめです。港やホテル周辺で拾えるほか、電話での予約も可能です。

また、佐渡島内では観光向けの貸切タクシーもあり、ドライバーが島内を案内してくれるプランも人気です。

メリット

時間を有効に使える

荷物が多くても楽に移動できる

観光タクシーなら見どころを効率よく巡れる

佐渡島はバスの本数が少ないため、バスとタクシーを組み合わせるとよりスムーズに観光が楽しめます。

佐渡島の世界遺産と伝統を巡る!おすすめスポット7選!

佐渡島には、歴史的な遺産や伝統文化を体感できるスポットが数多く点在しています。かつて日本最大級の金銀の産出地だった佐渡金山や、江戸時代の統治機関として機能した佐渡奉行所跡など、歴史を感じられる名所が満載です。さらに、伝統的な寺社や風情ある古い町並みを歩けば、佐渡ならではの文化に触れることができます。

今回は、佐渡の世界遺産や伝統文化に関するおすすめの観光スポットを7つご紹介します。

史跡 佐渡金山

佐渡金山の象徴「道遊の割戸」

佐渡金山は、2024年に世界文化遺産に登録された、江戸時代から昭和にかけて栄えた金鉱山で、日本の経済発展に大きく貢献した史跡です。金の採掘が行われた坑道の一部が観光用に整備されており、江戸時代の採掘風景を再現した「宗太夫坑」と、佐渡金山の象徴「道遊の割戸」が間近に見える「道遊坑」が見学できます。

坑道内では、江戸時代の作業風景を人形で再現しており、まるで過去にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。また、鉱山から発掘された金塊や鉱石も展示されており、歴史を学ぶには最適なスポットです。

佐渡金山「宗太夫坑」に再現された採掘風景

史跡 佐渡金山

住所
新潟県佐渡市下相川1305
営業時間
午前8時~午後5時30分(季節により変動)
定休日
なし(年中無休)
料金
大人:1,500円
小中学生:750円(宗太夫坑・道遊坑見学共通券)
電話番号
0259-74-2389
URL
https://www.sado-kinzan.com/

佐渡奉行所跡

佐渡奉行所跡で江戸時代を体感

佐渡奉行所跡は、江戸時代に佐渡金山を管理するために設置された統治機関であり、当時の政治や経済の中心地として重要な役割を果たしていました。元々の奉行所は消失しましたが、2000年に発見された設計図をもとに忠実に復元され、現在は歴史的な観光スポットとして公開されています。

敷地内には、奉行が執務を行っていた御役所や、金の精錬が行われた作業場が再現され、往時の姿を知ることができます。展示エリアでは、佐渡金山の発展を支えた鉱山技術や、鉱夫たちの生活文化について学べる資料が充実しており、歴史好きな人々にとって見どころの多い施設です。また、来場者向けに金の精錬を体験できるコーナーもあり、実際に手を動かしながら当時の作業工程を体感できる点が人気を集めています。

佐渡奉行所跡に再現された「お白洲」

佐渡奉行所跡

住所
新潟県佐渡市相川広間町1番地1
営業時間
午前8時30分~午後5時
定休日
なし(12月29日〜1月3日まで休館)
料金
大人:500円
小中学生:200円
電話番号
0259-52-2447(佐渡学センター文化学芸係)
URL
https://www.city.sado.niigata.jp/site/museum/463.html

佐渡西三川ゴールドパーク

佐渡西三川ゴールドパークで砂金採り体験

佐渡西三川ゴールドパークは、佐渡金山の歴史を体験できる観光施設です。かつて西三川地区は佐渡金山の中でも特に砂金の産出が盛んだった地域であり、その歴史を今に伝える場として、多くの観光客が訪れています。

特に人気なのが砂金採り体験で、子どもから大人まで夢中になれるアクティビティとして人気です。採った砂金は持ち帰ることができ、記念品としてアクセサリーに加工することもできます。

また、施設内には佐渡金山の歴史や金の採掘技術を紹介する展示コーナーもあり、金の精錬方法や鉱石の種類について学ぶことができます。佐渡の鉱山文化に触れながら、金の採掘を身近に体験できる貴重なスポットとして、多くの観光客に親しまれています。

佐渡西三川ゴールドパーク

住所
新潟県佐渡市西三川835-1
営業時間
午前9時~午後5時(最終受付:午後4時30分)
定休日
なし(年中無休)
料金
大人:1,200円
小中学生:1,000円
電話番号
0259-58-2021
URL
http://www.e-sadonet.tv/goldpark/

大膳神社

大膳神社の歴史ある能舞台

大膳神社は、佐渡金山の繁栄を祈願して建立された神社で、金鉱山で働く人々の信仰を集めていました。鉱山での作業は過酷で危険を伴うものであったため、採掘に従事する人々はこの神社で無事を祈り、豊かな金の採掘を願ったと伝えられています。現在では、金運アップのパワースポットとしても知られ、観光客や地元の人々が参拝に訪れます。

境内には、金鉱山の守護神を祀る本殿があり、歴史を感じる佇まいが魅力です。また、神社の周囲には木々が生い茂り、静寂に包まれた厳かな雰囲気の中で参拝できるのも特徴です。佐渡金山からも近いため、足を運んでみてはいかがでしょうか。

大膳神社

住所
新潟県佐渡市竹田562-1
定休日
なし
料金
無料
電話番号
0259-55-2953
URL
https://www.visitsado.com/spot/detail0106/

妙宣寺

妙宣寺の五重塔と紅葉の美しい景観

妙宣寺は、佐渡に残る歴史的な五重塔を有する日蓮宗の寺院です。創建は17世紀とされ、特に江戸時代初期に建造された五重塔は、新潟県内では唯一の五重塔として文化財に指定されています。総ケヤキ造りのこの塔は、細部にわたり精巧な木彫りが施されており、当時の職人技の粋を感じることができます。

寺の周囲には美しい庭園が広がり、春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が境内を鮮やかに彩ります。歴史を感じながら、静寂な空間で心を落ち着けるのに最適なスポットです。

妙宣寺

住所
新潟県佐渡市阿仏坊29
定休日
なし(年中無休)
料金
無料
電話番号
0259-55-2061
URL
https://www.visitsado.com/spot/detail0107/

たらい舟力屋観光汽船

佐渡名物たらい舟の伝統衣装体験

たらい舟力屋観光汽船は、佐渡の伝統的な乗り物「たらい舟」を体験できるスポットです。たらい舟は、かつて佐渡の海女たちが海藻や貝を採るために使用していた独特の小舟で、現在では観光向けに整備され、多くの人々に親しまれています。

小木港周辺の静かな入り江で、船頭の案内を受けながらゆったりとした時間を楽しめます。水面を静かに滑る舟からは、佐渡の美しい自然を間近に感じることができ、非日常的な体験が味わえます。また、希望すれば自分でたらい舟を漕ぐことも可能で、操作の難しさやコツを学びながら挑戦するのもひとつの楽しみ方です。

たらい舟力屋観光汽船

住所
新潟県佐渡市小木町1935
営業時間
午前8時20分~午後5時(季節により変動)
定休日
なし(年中無休)
料金
大人:700円
小児:400円
電話番号
0259-86-3153
URL
http://park19.wakwak.com/~rikiyakankou/

宿根木

宿根木の風情ある石畳の小路

宿根木は、江戸時代から続く歴史的な船大工の町並みが残る地区で、佐渡島の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。かつて北前船の寄港地として栄えたこの地域には、当時の職人たちが建てた木造家屋が今も数多く残っており、独特の景観を形成しています。狭い路地に沿って木造の家屋が立ち並び、かつての佐渡の暮らしを感じることができます。

地区内には、昔ながらの民家や資料館があり、実際に中を見学することも可能です。特に「三角家」と呼ばれる独特な形状の家屋は、狭い土地を有効活用するために工夫されたもので、宿根木ならではの建築様式として知られています。散策しながらレトロな雰囲気を味わうのにぴったりのスポットです。

宿根木

住所
新潟県佐渡市宿根木
営業時間
散策自由(公開民家は午前9時~午後4時)
定休日
なし(定休がある公開民家あり)
料金
無料(公開民家は有料)
電話番号
0259-86-3200
URL
https://shukunegi.com/

佐渡島の自然の絶景を巡る!おすすめスポット3選!

佐渡島は、美しい海岸線や豊かな自然に囲まれた絶景の宝庫です。特に、奇岩が連なる尖閣湾や、国の特別天然記念物に指定されているトキの森公園、佐渡屈指の景観を誇る二ツ亀など、訪れるべきスポットがたくさんあります。四季折々の表情を楽しめる佐渡の自然を満喫しに出かけてみませんか?

尖閣湾揚島遊園

透明度抜群の海が広がる尖閣湾揚島遊園

佐渡の代表的な絶景スポットのひとつである尖閣湾揚島遊園は、切り立った断崖が続くダイナミックな海岸線が魅力です。「佐渡版・東尋坊」とも称されるほど、迫力ある景観を楽しめます。特に、海食崖の独特な形状や奇岩群が作り出す景観は、まるで自然が生み出した芸術作品のようです。

展望台からの眺めはもちろん、遊覧船に乗ると、海食崖の間を縫うように進むスリリングなクルーズが体験できます。透明度の高い海の青と、奇岩が織りなす風景はまさに自然の芸術作品。特に、夕暮れ時には幻想的な景色が広がります。

尖閣湾揚島遊園

住所
新潟県佐渡市北狄1561
営業時間
午前8時30分~午後5時(季節により変動)
定休日
なし(年中無休)
料金
大人:500円
小児:300円
(遊覧船は別料金)
電話番号
0259-75-2311
URL
https://sado-ageshima.com/

トキの森公園

トキの森公園で観察できる希少なトキ

佐渡島といえばトキ(朱鷺)。国の特別天然記念物に指定され、佐渡の象徴ともいえる存在です。かつて絶滅の危機に瀕していたトキですが、トキの森公園では現在も繁殖・保護活動が行われており、間近でトキを観察できます。

公園内には、ガラス張りの観察ケージがあり、運がよければ優雅に飛ぶトキの姿を見ることができます。また、羽を広げた際の美しい淡いピンク色や、特徴的なくちばしの形など、実際に観察することでトキの魅力をより深く感じることができます。

展示施設では、トキの生態や絶滅危機を乗り越えた保護活動の歴史を学び、環境保全の大切さを実感することができます。

トキの森公園

住所
新潟県佐渡市新穂長畝383-2
営業時間
午前8時30分~午後5時(最終入場:午後4時30分)
定休日
月曜日(3月~11月までは無休)、年末年始
料金
大人:500円
小中学生:200円
電話番号
0259-22-4123
URL
https://www.city.sado.niigata.jp/site/tokinomori/

二ツ亀

佐渡島の絶景スポット「二ツ亀」

二ツ亀は、佐渡島北端に位置する絶景スポットで、巨大な二つの岩が並んでいることからその名が付けられました。「日本の海水浴場百選」にも選ばれており、夏には多くの観光客が訪れます。

潮が引くと、海の中から砂浜が現れ、まるで海を歩いているかのような幻想的な景色を楽しめます。透明度の高い海と、緑に覆われた岩のコントラストが美しく、ハイキングやピクニックにも最適なスポットです。

夏には海水浴やシュノーケリングを楽しむ観光客で賑わい、澄んだ海で泳ぎながら二ツ亀の壮大な景色を満喫できます。

二ツ亀

住所
新潟県佐渡市鷲崎
URL
https://www.visitsado.com/spot/detail0134/

今大注目の佐渡島のSNS映えスポット3選!

佐渡島には、歴史的な観光地だけでなく、写真映えするスポットも多数あります。特に、自然が作り出す美しい風景やノスタルジックな雰囲気が楽しめる場所が人気です。

背合バス停

海と空が広がる絶景「背合バス停」

佐渡島の撮影スポットとして人気の背合バス停。海沿いにポツンと佇むこのバス停は、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。目の前には青く広がる海、遠くには山々が望める絶景スポットです。 周囲には建物がほとんどなく、開放感あふれる景色が広がるため、一枚の絵のような美しい写真を撮ることができます。

特に、夕暮れ時のシルエットや、青空とバス停の対比がSNS映えすると話題に。映画のワンシーンのような写真が撮れることから、近年訪れる人が増えています。

背合バス停

住所
新潟県佐渡市背合335
アクセス
車の場合:両津港から約35分、小木港から約25分
バスの場合:新潟交通佐渡の小木線「背合」バス停下車

北沢浮遊選鉱場跡

壮大な遺構が残る北沢浮遊選鉱場跡

かつて佐渡金山の採掘を支えた北沢浮遊選鉱場跡は、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれるほど神秘的な雰囲気を持つ廃墟スポットです。明治から昭和にかけて金鉱石の選鉱作業を行っていた場所で、当時は東洋随一の規模を誇る最新鋭の設備が整えられていました。しかし、時代の流れとともに操業を終え、現在はコンクリートの巨大建造物が緑に覆われた姿で残されています。

苔むした壁や、崩れかけた階段が歴史を感じさせ、ノスタルジックな写真が撮れることからSNSでも人気上昇中です。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

北沢浮遊選鉱場

住所
新潟県佐渡市相川北沢町3-2
営業時間
24時間見学可能(ライトアップは日没後~午後10時)
定休日
なし(年中無休)
料金
無料
電話番号
0259-67-7602(佐渡市観光施設係)
URL
https://www.visitsado.com/spot/detail0091/

大野亀

初夏にカンゾウが咲き誇る大野亀

佐渡島北部に位置する大野亀は、標高約167mの巨大な一枚岩がそびえ立つ、圧巻の絶景スポットです。特に5月下旬から6月上旬にかけて、約50万株のカンゾウの花が咲き誇る光景は必見です。黄色い花と青い空、緑の岩肌が織りなすコントラストは、まさにSNS映え間違いなし。

ハイキングコースも整備されており、山頂まで登ると佐渡の雄大な海を一望できます。自然の壮大さを感じながら、フォトジェニックな一枚を撮ることができます。カンゾウの開花時期には、多くの観光客やカメラ愛好家が訪れ賑わいます。

大野亀

住所
新潟県佐渡市願
URL
https://www.visitsado.com/spot/detail0133/

【番外編】清津峡

マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」(大地の芸術祭作品)
写真提供:(一社)十日町市観光協会

清津峡は、佐渡島ではありませんが、新潟県を代表する絶景スポットのひとつで、日本三大峡谷にも数えられています。長い年月をかけて清津川が削り出したV字型の峡谷は、圧倒的なスケール感を誇り、訪れる人々を魅了します。特に、「清津峡渓谷トンネル」から望む景色は有名で、トンネルの最奥にある水鏡の演出が幻想的な雰囲気を生み出します。床に張られた水が周囲の岩肌や空を映し出し、まるで異世界に迷い込んだかのような絶景が広がります。

四季折々の風景を楽しめるため、春の新緑、夏の清涼感、秋の紅葉、冬の雪景色と、どの季節に訪れてもSNS映えする写真が撮れるのも魅力です。

清津峡

住所
新潟県十日町市小出癸2126
営業時間
3月~11月:午前8時30分~午後5時(最終受付:午後4時30分)
12月~2月:午前9時~午後4時(最終受付:午後3時30分)
定休日
なし(年中無休)

※冬季は降雪などの状況により臨時休業の場合あり

料金
大人:1,000円
小中学生:400円
(7月19日〜11月20日までのハイシーズンは大人1,200円)

※事前予約制の期間あり、詳しくは公式サイトをご覧ください

電話番号
025-763-4800(清津峡渓谷トンネル事務局)
URL
https://nakasato-kiyotsu.com/

【番外編】彌彦神社

彌彦神社の壮麗な拝殿と美しい自然の調和

こちらも佐渡島ではありませんが、新潟県随一のパワースポットとして知られる彌彦神社。越後国一宮として長い歴史を誇り、地元の人々から「おやひこさま」と親しまれています。壮麗な本殿と参道の朱色の大鳥居が印象的な神社で、縁結びや勝負運のご利益があるとされています。

境内は四季折々の自然に包まれており、特に秋の紅葉シーズンは絶景。さらに、弥彦山ロープウェイを利用すると、山頂から日本海や佐渡島を望むことができ、SNS映えする写真が撮れるスポットとして人気を集めています。歴史と自然が融合したこの神社は、新潟を訪れた際にぜひ立ち寄りたいスポットです。

彌彦神社

住所
新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
定休日
なし(年中無休)

※宝物殿は毎週月曜日(休日の場合は翌日)及び1・2月休館

料金
無料(ロープウェイは別料金)
<宝物殿拝観料>
大人:300円
高大生:200円
小中学生:100円
電話番号
0256-94-2001
URL
https://www.yahiko-jinjya.or.jp/

1泊2日で佐渡島観光!おすすめのモデルコースをご紹介!

佐渡島は広いので、効率よく観光するには事前のプランニングが重要です。歴史や文化を楽しみたい方、自然の絶景を巡りたい方、それぞれのスタイルに合わせたモデルコースを組むことで、より充実した旅を楽しめます。

ここでは、1泊2日で佐渡島を満喫できるおすすめのモデルコースをご紹介します。

1日目

1日目は、佐渡の歴史と文化を巡る旅。午前10時に新潟港を出発し、フェリーで佐渡島へ向かいます。到着後は、まず佐渡金山を訪れ、江戸時代から続く採掘の歴史を学びます。続いて、近代の産業遺産として名高い北沢浮遊選鉱場跡を見学。その後、県内唯一の五重塔がある妙宣寺へ足を運び、静寂の中で歴史を感じます。午後は、江戸時代の船大工の町並みが残る宿根木を散策し、伝統的な雰囲気を堪能。最後は、佐渡の伝統文化であるたらい舟を体験し、海上の景色を楽しみます。1日の締めくくりには、小木エリアの宿にチェックインし、地元の居酒屋で新鮮な海の幸を味わいます。

  1. 10:00 新潟港

    フェリー(約2時間30分)

  2. 12:30 両津港(佐渡島到着)

    車またはタクシー(約40分)

  3. 13:10 史跡 佐渡金山

    車またはタクシー(約10分)

  4. 14:30 北沢浮遊選鉱場跡

    車またはタクシー(約15分)

  5. 15:30 妙宣寺(五重塔を拝観)

    車またはタクシー(約30分)

  6. 16:30 宿根木(江戸時代の町並み散策)

    徒歩(約5分)

  7. 17:30 たらい舟力屋観光汽船

    車またはタクシー(約10分)

  8. 18:30 小木エリアの宿にチェックイン

    徒歩(約5分)

  9. 19:00 地元の居酒屋で夕食

2日目

2日目は、佐渡の自然と文化をじっくり満喫するプラン。朝は宿を出発し、まずは断崖絶壁と透明度の高い海が美しい「尖閣湾揚島遊園」へ。混雑の少ない早朝なら、静かな海岸線の絶景を独り占めできます。

次に訪れる「トキの森公園」では、野生復帰をめざすトキの保護活動について学びながら、実際にトキが舞う姿を間近で観察。続いて、「佐渡西三川ゴールドパーク」で砂金採り体験に挑戦。大人も童心にかえって楽しめる、佐渡ならではの体験です。

昼食は両津港周辺で、佐渡の新鮮な海の幸を使った郷土料理に舌鼓を打ちます。午後は、青く澄んだ海と大小の岩が連なる絶景「二ツ亀」へ。自然が織りなす壮大な風景は、旅の締めくくりにぴったりです。

その後は両津港へ向かい、午後4時25分発のジェットフォイルで新潟港へ。移動手段をタクシーまたは車に統一することで、時間を有効に使いながら、佐渡の魅力を余すところなく味わえる1日となります。

  1. 07:00 小木エリアの宿

    車またはタクシー(約30分)

  2. 07:30 尖閣湾揚島遊園

    車またはタクシー(約30分)

  3. 08:30 トキの森公園

    車またはタクシー(約30分)

  4. 10:00 佐渡西三川ゴールドパーク(砂金採り体験)

    車またはタクシー(約50分)

  5. 11:30 両津港周辺で郷土料理ランチ

    車またはタクシー(約50分)

  6. 13:00 二ツ亀

    車またはタクシー(約40分)

  7. 15:30 両津港到着・お土産購入など

    徒歩(約10分)

  8. 16:25 両津港出発

    高速船(約1時間7分)

  9. 17:32 新潟港到着

新潟市から日帰り観光も可能?

佐渡汽船のジェットフォイルで快適移動

関西から佐渡島へ行く場合、1泊2日が理想ですが、新潟本土の観光とあわせた日帰りの滞在でも主要なスポットを楽しむことができます。

  1. 06:00 新潟港

    ジェットフォイル(約1時間)

  2. 07:00 両津港(佐渡島到着)

    バス(約40分)

  3. 08:00 佐渡金山

    バス(約10分)

  4. 09:30 北沢浮遊選鉱場跡

    バス(約20分)

  5. 10:30 トキの森公園

    バス(約40分)

  6. 12:00 佐渡の郷土料理ランチ

    バス(約40分)

  7. 14:00 たらい舟体験

    バス(約40分)

  8. 16:30 両津港(佐渡島出発)

    フェリー(約2時間30分)

  9. 19:00 新潟港到着

日帰りの場合は、朝一番のジェットフォイルで佐渡に渡り、帰りは最終のフェリーを利用することで、効率よく観光できます。また、タクシーやレンタカーを活用すると、より快適に巡ることができます!

まとめ

佐渡島は、豊かな自然、歴史的な遺産、伝統文化が融合した魅力あふれる島です。日本海最大の離島として、美しい海や山々に囲まれ、四季折々の絶景を楽しめます。

観光地も多彩で、世界遺産に登録された「佐渡金山」、SNS映えする「北沢浮遊選鉱場跡」、トキの生息地「トキの森公園」など、見どころが満載。また、たらい舟体験や砂金採り、絶景ハイキングなどのアクティビティも充実しており、子どもから大人まで楽しめるスポットが点在しています。

四季折々の魅力が詰まった佐渡島で、あなただけの特別な旅を楽しんでみませんか?ぜひ、次の旅行先として佐渡島を訪れてみてください!

※本記事は2025年3月4日現在の情報です。

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