地元職員が語る熊本旅の楽しみ方&くまモンも登場し魅力に迫る!

2023.5.17

FLY from KANSAI編集部

関西から行く一生に一度は訪れたい日本の桜の名所22選

九州の中央にあたる熊本県は、阿蘇山をはじめとする大自然や、熊本城を中心とした活気ある町並み、泉質にも恵まれた温泉など、多彩な魅力を持つエリアです。2016年に発生した熊本地震からの復興も進み、見どころは満載。2023年3月23日には空の玄関口である阿蘇くまもと空港に新旅客ターミナルビルが誕生し、ますます便利で快適になりました。

今回は、そんな熊本県の楽しみ方をご紹介します。熊本県職員による地元目線の魅力紹介のほか、くまモンも登場!阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビル開業を記念し、プレゼント企画もご用意しました。

熊本観光のポイントや阿蘇くまもと空港での過ごし方を、たっぷりとお届けします。

この記事の目次

関西からの移動は飛行機で!大阪 ⇒ 熊本のアクセス情報

関西から熊本県へ向かうなら飛行機がおすすめ。大阪国際空港(伊丹空港)から阿蘇くまもと空港へは1日11便が運航し、約70〜80分で到着します。

また、天草エリアへ直通する天草エアラインも1日1便運航しています。天草の人気者であるイルカのデザインがあしらわれた「みぞか号」は、かわいらしい姿で旅気分を盛り上げてくれます。

大阪国際空港(伊丹空港)→ 阿蘇くまもと空港

JAL
1日4便(約70分)
ANA
1日6便(約70分)
天草エアライン
1日1便(約90分)
フライト情報
詳細を見る

大阪国際空港(伊丹空港)→ 天草空港

天草エアライン
1日1便(約145分)

※阿蘇くまもと空港で乗り継ぎが必要です。

県内の移動はレンタカーが便利です。空港内にレンタカーの受付カウンターがあるので、目的地に応じて活用すると良いでしょう。

熊本ってどんなところ?地元職員(&くまモン)に魅力ポイントを聞く!

熊本のPR活動に取り組む中山淳嗣さん

今回は、熊本県大阪事務所観光・物産チームのリーダーを務め、関西に向けた熊本のPR活動に取り組む中山淳嗣さんにお話を伺いました(2023年3月時点)。

インタビュー当日は、熊本県の営業部長兼しあわせ部長のくまモンも応援に駆けつけてくれました!関西3空港の公式キャラクター そらやんと一緒にインタビューを見守ります。

くまモンとそらやんのツーショットは、大阪・EXPOCITYで開催された熊本県PRイベントに出演して以来、約半年ぶり。終始和やかな雰囲気の中、取材は進んでいきました。

約半年ぶりの再会!

まずはココから!おすすめエリアと魅力ポイント

まずは「熊本はどんなところか」をビギナー向けに教えていただけますか?

中山さん:熊本は九州のちょうど真ん中にある県で、福岡、大分、宮崎、鹿児島の4県と接しているという特徴があります。どこへ行くにもアクセスが良く、九州観光の拠点に最適です。熊本の代表的な観光エリアは、県の北東部にあたる阿蘇、熊本城が有名な熊本市街、県の西部に位置し有明海に面した天草などがあります。大自然や町並みなど、エリアごとに違った表情を楽しんでいただけますよ。

エリアごとに特徴がある熊本県

熊本県内には空港が2か所あります。関西からお越しいただくなら、目的地に合わせて阿蘇くまもと空港か天草空港をご利用ください。

世界最大級のカルデラは必見。大自然を楽しめる阿蘇エリア

代表的な観光エリアを3つ挙げていただきました。各エリアの魅力を詳しく教えていただけますか。

中山さん:ではまず、阿蘇エリアからご紹介しましょう。熊本らしい自然を楽しんでいただくなら、阿蘇山は外せません。「火の国」と言われる熊本のシンボルです。実は、阿蘇山は一つの山ではなく、阿蘇五岳と言われる山々や周辺の火口原までを含めた総称です。山々の雄大な姿や火山帯が織り成す独特の風景、とくに白い噴煙を上げる世界最大級のカルデラ(火山の活動によってできた大きなくぼ地)をぜひご覧いただきたいですね。

熊本のシンボル「阿蘇山」
「ミヤマキリシマ」で山肌は鮮やかなピンク色に

阿蘇山は季節ごとに違った美しさがありますが、とくにベストシーズンとしてオススメしたいのがゴールデンウィーク前後。国の天然記念物にも指定されるツツジの1種”ミヤマキリシマ”が山肌をピンクに染め上げます。ゴツゴツとした岩肌が目立つ山に突然現れる鮮やかなピンク色の花は、息をのむほどの美しさですよ。

阿蘇山

住所
熊本県阿蘇地方
電話番号
0967-34-1600

※阿蘇市観光協会の電話番号です

URL
https://www.city.aso.kumamoto.jp/tourism/spot/mt_aso/

阿蘇エリアで「知る人ぞ知る」おすすめスポットがあれば教えてください。

中山さん:上色見熊野座(かみしきみくまのいます/かみしきみくまのざ)神社はまさに「知る人ぞ知る」パワースポットです。アニメ作品の聖地として知られるようになり、最近はSNSでも話題です。素朴な石の鳥居をくぐれば、100基ほどの石灯篭と石の階段が社まで続きます。参道のうっそうとした杉の木立もまた神秘的な雰囲気を醸し出しています。

SNSでも話題の「上色見熊野座神社」

上色見熊野座(かみしきみくまのいます/かみしきみくまのざ)神社

住所
熊本県阿蘇郡高森町上色見2619
電話番号
0967-62-1111

※高森町政策推進課の電話番号です

URL
https://kumamoto.guide/spots/detail/12741
湯煙がのぼり立つ「杖立温泉」

火山帯である阿蘇周辺は、良質な温泉が豊富に湧くことでも知られています。阿蘇山から少し足を伸ばすと、黒川温泉や杖立(つえたて)温泉といった温泉街もありますので、のんびり癒されてみてはいかがでしょうか。杖立温泉では、毎年4月〜5月初旬にかけて「杖立温泉鯉のぼり祭り」が行われます。温泉街を流れる杖立川の上を3,000匹以上の鯉のぼりが泳ぐ、この地域の春の風物詩です。温泉宿の風情とともに、鯉のぼりもぜひ楽しんでいただきたいですね。

3,000匹以上の鯉のぼりが泳ぐ「杖立温泉鯉のぼり祭り」

熊本城は震災から力強く復興中!街歩きが楽しめる熊本市街

熊本市街地といえば、まず行くべきは熊本城ということになるでしょうか。

中山さん:おっしゃるとおり、熊本城は阿蘇山に並ぶ熊本のシンボルです。江戸時代に加藤清正公が築いたもので、「日本三名城」の一つにも数えられています。2016年の熊本地震で大きな被害を受けましたが、2021年に天守閣の復旧が完了し、内部の見学もできるようになりました。

日本三名城の一つ「熊本城」

熊本城

住所
熊本県熊本市中央区本丸1-1
営業時間
午前9時〜午後5時
定休日
年末(12月29日~12月31日)

※年末は開園する場合があります。また、荒天などにより休園する場合があります。

料金
高校生以上:800円
小・中学生:300円
未就学児:無料
電話番号
096-223-5011
URL
https://castle.kumamoto-guide.jp/

震災で立派な石垣が崩落してしまった映像はショッキングでしたが、着々と復旧が進んでいるのですね。

中山さん:そうなんです。とはいえ、城全体はまだまだ修復作業が続いていて、工事の進捗は計画の2~3割程度、お城の完全復旧まであと30年近くかかると言われています。現在は、工事エリアを覆うように回廊が設けられていて、修復の様子をリアルタイムで見学することができます。今しか見られない光景をお楽しみください。

熊本城周辺のおすすめスポットも教えていただけますか。

中山さん:熊本城のすぐ近くにある桜の馬場 城彩苑(じょうさいえん)は、かつての城下町のような雰囲気を楽しんでいただける施設です。熊本城の復旧イメージを映像化したプロジェクションマッピングや、江戸時代から現在までの歴史を体感できるVR映像が見られるほか、熊本のうまかもん(美味しいもの)が集まる飲食エリアも充実しています。熊本市街の魅力がギュッと集結していますよ。

城下町のような雰囲気を楽しめる「桜の馬場 城彩苑」

桜の馬場 城彩苑(じょうさいえん)

住所
熊本市中央区二の丸1-1
営業時間
午前9時〜午後5時30分
定休日
12月29日〜31日

※予定

料金
高校生以上:300円
小・中学生:100円
電話番号
096-288-5600
URL
http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/

街歩きをするなら、上通下通(かみとおり・しもとおり)がメインストリートです。下通は商業施設やホテル、比較的大きな飲食店などが並ぶ賑やかなエリア。上通は小さいながらもツウ好みなお店がそろっている印象です。まず下通で大人数の飲み会をして、二次会、三次会と進むにつれ上通に流れていくというのが定番となることが多いです。上通と下通、それぞれに違った魅力がありますね。

ツウ好みなお店がそろっている「上通」
飲食店などが並ぶ賑やかな「下通」

野生のイルカに会える!美しい海と島が広がる天草エリア

美しい海が広がる天草

天草は熊本ビギナーには馴染みが薄いかもしれません。どんなところなのでしょうか。

中山さん:天草は大小120あまりの島が橋で繋がる地域で、絶景が楽しめるドライブコースとして人気があります。ここでまず体験していただきたいのは、イルカウォッチングが楽しめるクルーズツアー。天草には野生のイルカの群れが生息していて、一年を通してかなり高い確率で見ることができるんです。運が良ければ、手が届くほどの距離まで近づけることもありますよ。五和町(いつわまち)を中心に、いくつか船の乗り場がありますのでぜひ体験してみてください。

野生のイルカの群れを見ることができるイルカウォッチング

野生のイルカ!海に囲まれたエリアならではですね。

中山さん:船からは島と島の間にかかる橋もよく見えて、ドライブとはまた違った景色が楽しめます。美しい海と島の風景を満喫してほしいですね。

イルカウォッチング以外にも、天草で体験できることがあれば教えていただけますか。

中山さん:近年はとくに上天草地域のリゾート化が進んでいて、さまざまなレジャーが楽しめるようになりました。シーカヤックやSUP(サップ/サーフボードより少し大きいボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進むアクティビティ)、シュノーケリング、ダイビングといったマリンスポーツが充実していますよ。

シーカヤックやSUPなどのマリンスポーツも充実

ソウルフードが目白押し。熊本で必ず食べたいグルメ

旅といえば、グルメは外せません。熊本のおすすめグルメを教えてください。

中山さん:熊本グルメの代表格といえば馬刺しです。熊本県は馬肉の生産量も消費量も日本一を誇ります。馬肉料理専門店はもちろん、居酒屋さんでも馬刺しを食べられるところは多いですよ。馬肉は県民にとってなじみ深いもので、スーパーでも日常的に目にします。自宅にお客さまをお迎えするときなどに用意したりしますね。

熊本グルメの代表格「馬刺し」

また、郷土料理のからし蓮根も有名です。レンコンの穴に辛子を混ぜた味噌を詰め、卵黄が入った小麦粉の衣をつけて揚げたもので、江戸時代に3代目藩主の細川忠利公に献上したのがはじまりと言われています。お酒のお供にピッタリなんですよ。

お酒のお供にピッタリの「からし蓮根」

熊本といえば熊本ラーメンを思い浮かべる方も多いと思います。豚骨スープに中太ストレート麺、ニンニクチップやニンニクを揚げてつくるマー油が効いたパンチのある味。お酒を飲んだ後のシメにと23時ごろから行列ができるお店も珍しくありません。

豚骨スープに中太ストレート麺が特徴の「熊本ラーメン」

「ラーメンはちょっと重い」という方は、太平燕(たいぴーえん)をおすすめします。中国・福建省の郷土料理を日本の食材でアレンジした麺料理です。麺は春雨を使い、野菜や海鮮、豚肉などの具材に揚げ玉子を乗せるのがお約束。地元では給食の定番でもあり、老若男女に愛されています。

中国・福建省の郷土料理を日本の食材でアレンジした麺料理「太平燕」

熊本の中でも、とくに阿蘇や天草で味わえるグルメがあれば教えてください。

中山さん:阿蘇の雄大な自然で育った赤毛和牛のあか牛が人気です。赤身の旨味とやわらかさが特徴で、県内では丼ものやステーキ、ハンバーグなどさまざまな料理が提供されています。生産量が少ない品種なので、ぜひ現地で味わってみてください。

あか牛のステーキ丼

天草エリアは、新鮮な魚介の宝庫。鯛や太刀魚といった白身魚のお刺身が絶品です。伊勢えびやアワビ、ウニも美味しいですよ。海鮮バーベキューが楽しめる施設もあります。現地で昔から親しまれていた天草ちゃんぽんは、最近になって全国に知られるようになりました。お店によって味の工夫がさまざまなので、自分のお気に入りの味を見つけていただきたいです。

天草エリアで長年親しまれている「天草ちゃんぽん」

地元のソウルフードと言えるようなグルメをたくさん紹介していただきましたね。熊本県民の中山さんがとくにお好きな熊本グルメがあれば、ぜひ教えていただけますか。

中山さん:杖立温泉の名物である地獄蒸しですね。温泉から立ち上る高温の蒸気を利用した蒸し料理です。温泉街に無料で利用できる「蒸し場」があるので、好きな食材を持ち込み、セルフで蒸していただきます。野菜や卵がポピュラーですが、私がおすすめしたいのは鶏もも肉。弱食塩泉の蒸気でほんのりと塩味が付き、ふっくらとした食感と凝縮された素材の旨味が感じられます。ぜひお試しを!

弱食塩泉の蒸気でほんのりと塩味が付く「地獄蒸し」

大人気の「くまモン」にはどこで会える?

今日は関西でも大人気のくまモンが来てくれています。熊本では、どこに行けばくまモンに会えるのでしょうか。

中山さん:熊本県の営業部長であるくまモンは、PRのために国内外を飛び回っています。その活動の拠点となっているのが、熊本市街地にあるくまモンスクエアです。交流スペースではほぼ毎日ステージイベントが行われ(※)、写真撮影やくまモンのダンスが楽しめます。くまモングッズも販売していますよ。観光情報の発信も行われていますので、くまモンと一緒に熊本の魅力を知る足がかりにしていただければと思います。

写真撮影やくまモンのダンスが楽しめる「くまモンスクエア」

くまモンスクエア

住所
熊本市中央区手取本町8-2
テトリアくまもとビル 1階
営業時間
午前10時〜午後5時
定休日
火曜日、年末年始

※くまモンスクエアの全面リニューアル実施に伴い、2023年4月10日(月)~2023年7月20日(木)の期間休館

料金
無料
電話番号
096-327-9066
URL
https://www.kumamon-sq.jp/

※くまモンスクエアの「くまモンステージ」「くまもんと記念撮影」は会場で事前の応募・抽選が必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

また、くまモンパーク八代(やつしろ)は、国際クルーズ船の受け入れ拠点として整備された地域の憩いの場です。約6mの「ビッグくまモン」をはじめとする84体ものくまモンオブジェに会うことができます。このほか、阿蘇くまもと空港でも週に1度くまモンのステージが開催されますよ。

84体ものくまモンオブジェに会える「くまモンパーク八代」

くまモンポート八代(やつしろ)

住所
熊本県八代市新港町1-25
営業時間
午前9時〜午後5時
定休日
水曜日、年末年始
料金
無料
電話番号
0965-62-8246
URL
https://kumamonport8246.com/

くまモンは働き者ですね!

おすすめモデルコースと観光のコツ

熊本の旅を満喫するコツや、おすすめの巡り方を教えてください。

中山さん:熊本は広くて見どころも多いので、1日でエリアをまたいで旅するのは難しいかもしれません。熊本を余すところなく満喫するなら、2泊3日は欲しいところですね。こんなコースはいかがですか。

  • 1日目
    阿蘇くまもと空港からレンタカーで阿蘇方面へ。
    阿蘇山周辺を散策し、そのまま阿蘇で宿泊
  • 2日目
    車で移動し、熊本市街地へ。熊本城や街歩きを楽しむ。
    車で移動し、天草で宿泊
  • 3日目
    天草でイルカウォッチングやマリンスポーツを体験。
    天草空港から帰宅

もちろん、天草からスタートして熊本市街、阿蘇方面と逆ルートにしていただいて、阿蘇くまもと空港から帰路についていただくのもOKです。温泉街をめざすなら、1か所でのんびりするのもいいですね。

エリア間の移動は車が便利ですが、阿蘇は南阿蘇鉄道のトロッコ列車も眺めがよくて楽しいですよ。熊本地震で甚大な被害を受けて一部区間が不通となっていましたが、今年7月に全線の運転再開が予定されています。

南阿蘇鉄道のトロッコ列車

南阿蘇鉄道 トロッコ列車

電話番号
0967-62-0058

※南阿蘇鉄道高森駅の電話番号です

URL
https://www.mt-torokko.com/trolley-train/

熊本だけではなく、福岡や鹿児島などをあわせて巡る「九州の旅」を楽しむ方も多いと聞きます。熊本を旅程の真ん中に組み入れていただければ、移動もスムーズですよ。

今日は熊本の見どころをたくさん教えていただき、ありがとうございました!
最後に、熊本県民として地元の魅力を語っていただけますか。

中山さん:熊本には山あり、街あり、海あり、さらには良質な温泉も各地にあります。旅で楽しみたいことは、だいたい熊本県内にそろっていると言ってもいいのではないでしょうか。空港や鉄道も地震の被害からの復興が進み、より快適な旅を楽しんでいただけると思います。どうぞお気軽にお越しください!

新旅客ターミナルビルが開業し、ますます便利で快適に!阿蘇くまもと空港の過ごし方

2023年3月23日、阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルビルが開業しました。ここでは、新しくなった阿蘇くまもと空港についてご紹介します。

国内線と国際線のターミナル機能を一体化し、広さはこれまでの約1.4倍になった新旅客ターミナルビル。熊本地震からの復興のシンボルとして、災害に強い構造やインフラを備えた施設となりました。

そらやんも遊びに行きました!

施設内は随所に「熊本らしさ」を感じられるデザインが施されています。到着ロビーの「ウェルカムプラザ」には、「阿蘇五岳の壁面アート」が飾られ、熊本名産の小国杉(おぐにすぎ)をふんだんに使用した天井が温かみのある空間をつくり上げています。風除室の羽板には、東京オリンピック・パラリンピックの選手村から返却された「レガシー材」が使われています。このほかにも、阿蘇をイメージした柱や、熊本のシンボルをモチーフにしたアイコンなど、細部にまでこだわりが詰まっています。

熊本名産の小国杉を使用した天井

到着ロビーエリアにはイベントスペースが整備され、熊本に関する情報発信や、さまざまなイベントが行われます。毎週土曜日13時からは、くまモンのステージも開催。パイロットに扮したくまモンが、熊本の「よかとこ」を紹介し、訪れる人をもてなしてくれます。

パイロットに扮したくまモンに会えるかも!

搭乗待合エリアには、ショッピングやグルメを楽しめる26店舗が集結。熊本の人気店を中心とするレストランが並び、馬肉や天草の魚介、あか牛など、郷土の味が気軽に楽しめます。ショップには熊本の定番土産や名産品、くまモングッズなどが幅広くラインナップされており、空港限定のグッズも。旅の荷物を預け、身軽な状態でショッピングやグルメを楽しめるのは、空港の待合エリアならでは。出発間際まで、ゆっくり過ごせます。

空港限定のグッズをはじめ幅広いラインナップ
熊本の人気店を中心とするレストランが並ぶ搭乗待合エリア

4階にある展望デッキは、阿蘇の雄大な山々と飛行機を同時に眺められる絶景ポイントです。四季折々の大自然や夕日を背景に旅立つ飛行機は迫力満点。滑走路側にせり出す花道部分は、飛行機を間近に見られる絶好の撮影スポットです。飛行機に搭乗する方はもちろん、お見送りされる方や地元の方々など、誰もが楽しめるのも魅力です。展望デッキに通じる通路からは、搭乗待合エリアを一望でき、搭乗直前まで家族や友人を見送れる工夫がなされています。

展望デッキは阿蘇の雄大な山々と飛行機を同時に眺められる絶景ポイント
展望デッキに通じる通路からは搭乗待合エリアを一望できます

さらに、2024年秋頃には新たな商業ゾーンやイベント広場もオープン予定。阿蘇くまもと空港は、熊本の空の玄関口として、これからもますます快適で居心地のいい空港へと進化していくことでしょう。

まとめ

熊本県の魅力ポイントや、新旅客ターミナルビルが開業した阿蘇くまもと空港の情報について、たっぷりとお届けしました。熊本名物が当たるプレゼント企画にも、ぜひ応募してみてくださいね。

雄大な山や美しい海、お城や温泉、ご当地グルメなど、多彩な魅力があふれる熊本県。自分にぴったりのテーマを決めて、旅のプランを立ててみてはいかがでしょうか。お出かけの際は、ぜひ便利な飛行機をご利用ください。

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  • 2名さま

    熊本グルメ詰め合わせセット

  • 3名さま

    阿蘇くまもと空港限定
    ピンバッジセット

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2023年6月9日(金)23:59

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