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関西国際空港から直行便が就航している都市を
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第15回
ロシア・ウラジオストク
〜ロシアのイメージが変わる!? ウラジオストクの魅力〜

週末海外といえば、韓国や台湾など東アジア諸国が定番ですが、「日本から一番近いヨーロッパ」のロシア・ウラジオストクなら、関西国際空港からS7航空の直行便で約2時間30分! しかも、手続きが面倒なことで有名だったロシアビザが緩和され、簡単に取得できる電子ビザでの入国、最長8日間の滞在が可能になり、ぐっと旅行しやすくなりました。コンパクトなので主要スポットへの移動は、徒歩でも十分可能。短い日程で、グルメも観光もショッピングも楽しみたい欲張りな旅人にぴったりな街になっています。まだあまり知られていない、ミステリアスなウラジオストクの魅力を巡る旅に出発!

Text by Sakiko Kubo 2020年3月1日現在、1ルーブル=1.63円
味にも空間にもこだわったおしゃれカフェ激戦区
CAFE&RESTAURANT
味にも空間にもこだわった
おしゃれカフェ激戦区
ティファニーブルーに心が躍る
Duet
デュエット
ウラジオストクを代表するティファニーブルーのレストラン「Duet」。外観のデザインはシーズンによってガラリと変わるのが特徴。どこを撮ってもフォトジェニックで、訪れる女性たちを魅了し続けている。インテリアのかわいさはもちろん、ドリンクやフードメニューも種類豊富で、ロシアの朝食の定番「ブリヌイ」と呼ばれるクレープ、ウラジオストク名物のカニを使ったオムレツなど、ローカルな料理も楽しめる。大きな窓から光が差し込む広々とした空間での食事は、素敵な時間になること間違いなし。キッズルームやベビーチェアもあるので、子ども連れにもうれしい。
Duet デュエット
Duet デュエット
Duet デュエット
Duet デュエット
Seasons シーズンズ
Seasons シーズンズ
Seasons シーズンズ
Seasons シーズンズ
ギャラリーのような空間でアートな料理を
Seasons
シーズンズ
2019年7月にオープンしたばかりの「Seasons」は、まだあまりガイドブックにも載っていない穴場カフェ。一歩足を踏み入れると、ビビットカラーの店内やショーケースに並ぶユニークなケーキに、オリジナリティを感じずにはいられない。ボルシチやステーキ、ストロガノフなど、本格的なロシア料理がアレンジされて供される姿は、アートのようで楽しい。おすすめはドラゴンフルーツのパンケーキ。見た目よりも控えめな甘さで、ぺろりと食べることができる。中央広場に面するロケーションの良さと、ウラジオストクではめずらしい8時~24時という営業時間の長さで、旅行者にも使い勝手が良い。
行列のできるジョージア料理の名店
Supra
スプラ
ウラジオストクでなぜジョージア料理?と思うかもしれないが、ジョージアは旧ソ連国であることから、ロシアでは非常に馴染みの深い国。ジョージア料理の人気も高く、「Supra」には連日行列ができている。ぜひ食べてほしいのは、鶏肉とにんにくをクリームソースで煮た“シュクメルリ”。クリーミーなソースの中ににんにくのパンチがきいていて、クセになるおいしさだ。スタッフも美男美女揃いで、フレンドリーな接客が魅力。かわるがわる席にやってきて、親切に食べ方を教えてくれる。12:00のオープンには、スタッフたちによる準備運動を兼ねたゆるいオリジナルダンスのパフォーマンスがある。
Supra スプラ
Supra スプラ
Supra スプラ
Supra スプラ
思わず写真におさめたくなる旅情あふれるレトロなスポット
RETRO SPOT
思わず写真におさめたくなる
旅情あふれるレトロなスポット
Vladiostok Station ウラジオストクステーション
Vladiostok Station ウラジオストクステーション
Vladiostok Station ウラジオストクステーション
Vladiostok Station ウラジオストクステーション
歴史が刻まれた駅舎は必見
Vladiostok Station
ウラジオストクステーション
シベリア鉄道の東の終着駅として知られるウラジオストク駅。1893年にウラジオストク駅~ウスリースク駅間が開通したのに伴い、開業。その後幾度となく改装工事を繰り返し、現在の姿に。鉄道に乗る予定がなくても入り口でセキュリティチェックを受ければ、構内を見学することができる。ウラジオストクからモスクワまでの風景が描かれた美しい天井画が目を引く待合室、異国情緒を感じる階段、引退したSLの展示など、鉄道ファンでなくても楽しむことができる。国土の広いロシアの鉄道はすべてモスクワ時間で運行されているため、駅の時計もすべてモスクワの時間で統一されている。
まるで童話の世界
Karuselpark
カルセリ遊園地
ウラジオストクのメインストリート、噴水広場を抜けると海に面したどこか懐かしい雰囲気の遊園地が見えてくる。カラフルでメルヘンチックな装飾は、童話の世界に入り込んだかのような写真が撮れると人気を集めている。入場料無料で、乗り物に乗るときは、チケットボックスでカードを購入し、お金をチャージするプリペイド式。子供向けの乗り物ばかりかと思いきや、大人もたのしめるスリリングな乗り物もそろっているので、童心にかえって楽しみたい。特に観覧車は扉も窓もないスケルトン仕様で解放感抜群! ウラジオストクの街並みや海を一望することができる。
Karuselpark カルセリ遊園地
Karuselpark カルセリ遊園地
Karuselpark カルセリ遊園地
Karuselpark カルセリ遊園地
自分へのお土産に ロシア発のおしゃれアイテムを手に入れよう
SHOPPING
自分へのお土産に
ロシア発のおしゃれアイテムを手に入れよう
IKRA イクラ
IKRA イクラ
IKRA イクラ
IKRA イクラ
ここでしか買えないハイセンスなアイテムがそろう
IKRA
イクラ
ウラジオストクのデザイナーによる作品が集まるセレクトショップ「IKRA」。デザインのみならず製造もすべてウラジオストクで行い、ウラジオストクのファッションカルチャーを牽引する。レディース商品を中心にアクセサリーやスニーカーなどを扱い、街中ではあまり見かけることのないキリル文字のアクセサリーやTシャツは、お土産にぴったり。デザインやキリル文字の意味など、丁寧に商品を説明してくれるので、ぜひスタッフに声をかけてみよう。ちなみに店名は日本語かと思いきや、実はイクラ(икра)はロシア語で「魚の卵」という意味なのだ。
ロシア発のオーガニックコスメブランド
Natura Siberica
ナチュラシベリカ
極寒のロシアで、力強く生き抜く野生の植物を使用して作られた天然コスメは、高い保湿力をキープできると評判。やさしい香りとデザイン性あふれるおしゃれなパッケージのハンドクリームが、500円ほどと手ごろでお土産にも最適。お店に入れば、スタッフが手厚い接客をしてくれるが、商品の説明はほとんどがロシア語で書かれているため、事前にお目当てのものをインターネットでチェックしていくとスムーズ。カリナ・モルルというショッピングセンター内にあり、街の中心からは少し離れているため、タクシーで行こう。
Natura Siberica ナチュラシベリカ
Natura Siberica ナチュラシベリカ
Natura Siberica ナチュラシベリカ
Natura Siberica ナチュラシベリカ