2025.1.9
この記事の目次
台湾南西部にあり「台湾の京都」とも呼ばれる台南市。台北に都が移るまで政治・経済・文化の拠点として栄えた台湾でもっとも古い都市です。
約180万人が暮らす台湾第4の都市でありながら、今もなおレトロな建物や路地が残る人気のエリア。シーフードやフルーツなど美味しいものが豊富な「美食の街」としても知られています。
特に、市内にいくつもあるオールドストリート「老街(ラオジエ)」は独特な雰囲気が楽しめるため、台湾人にも人気のスポットです。歴史を感じる路地に踏み入ると、旅情をそそるフォトジェニックなスポットが目白押し。そのうえ、台湾ならではのローカルフードやスイーツなど絶品グルメも楽しめるので、ゆっくり散策するのがおすすめです。
また、19〜20世紀の日本統治時代につくられた建物も観光資源として残っているので、日台の歴史を肌で感じる旅にもなるでしょう。
台北と違って地下鉄がないため、のんびりバスを使って回るか、公共のレンタル自転車にチャレンジするのも良さそうです。
台南では、中国語とはまったく別の言語「台湾語」が使われることも多いので、現地の方との交流を楽しみたい場合は、台湾語のあいさつ(例:「ありがとう」は「ドーシャー」)を覚えておくと喜ばれるかもしれません。
台南の概要
※日本の方が1時間進んでいます。
関西国際空港からは高雄国際空港への直行便が毎日運航中。高雄から台南へは地下鉄(MRT)と台湾鉄道を乗り継いで約1時間〜1時間半。
新幹線(台湾高速鉄道)を使えば、台北から台南への日帰り旅行も可能です。片道約1時間50分、料金は1,350元(日本円 約6,345円)。オンラインだと日本語で座席予約ができるので便利です。
台湾高鉄の日本語予約サイトを見る
台中から台南へも日帰り可能で、列車に乗れば乗り換えなしで行けます。台湾鉄道の台中駅から台南駅まで、特急列車で約1時間半、料金は363元(日本円 約1,706円)です。
おすすめの観光シーズンは2通り。台湾フルーツの代表格マンゴーを満喫したいなら6月〜7月、暑さを避けて快適に旅したいなら4月〜5月や10月〜11月がベストシーズンです。
2月の旧正月「春節」は、台湾人にとってのお正月休み。帰省する人々で公共交通機関が混み合うほか、店舗も軒並み閉店となるので避けた方が良いでしょう。
約370年の歴史がある「赤崁城」は、17世紀にオランダ人が「プロビンティア城」(オランダ語で永遠の意味)として建造したもので、安平区の安平古堡(アンピングーバオ)と並ぶ台南の二大古跡となっています。
緑の芝の中に建つ銅像は、この建物を行政要所としていたオランダ人を1661年に鄭成功(ジェンチョンゴン)が追放し、オランダ統治を終わらせた歴史を伝えるもの。
「赤崁城」は日本統治時代に旧陸軍の病院としても使われるなど、何度も修繕、改築されながら現在まで残されてきました。
夜は美しいライトアップも楽しめるため、台南人の憩いの場になっています。
赤崁楼(チーカンロウ)
明るい日差しに朱色が映える台南の「孔子廟」は1666年、台湾全島で初めて建てられた孔子廟で国の文化財にも指定されています。
孔子廟は儒学の創始者である孔子を祀った施設で、清の時代までは儒学を教える「全台首学」(台湾の最高学府の意味)として多くの人材を育てました。
孔子が祀られている「大成殿」には、歴代の皇帝に始まる扁額(へんがく)がずらりと掛けられており、現代の歴代台湾総統の扁額も見ることができます。
孔子廟(コンズーミィアオ)
17世紀のオランダ統治時代に建てられた台湾最古の城で、かつては「熱蘭遮城(ゼーランディア城)」という名称でした。当時の対外貿易の拠点でしたが、鄭成功がオランダ統治を終わらせて一帯を「安平」と名付けたため、今では「安平古堡」と呼ばれています。
清朝や日本統治時代と時代が変遷するたび、建物の大部分は取り壊され、オランダ時代の建造物は約70メートル続くレンガの城壁だけが残りました。ガジュマルの木がからみつく城壁を前にすると、約400年の時の流れを肌で感じ想像が膨らむことでしょう。
周辺には、オランダ時代に作られた台湾でもっとも古いストリート「安平老街(アンピンラオジエ)」があります。歴史を感じる街並みを見ながら、スイーツや軽食の食べ歩きが楽しめるので、帰りに立ち寄ることをお忘れなく。
安平古堡(アンピングーバオ)
まるで映画のセットのようなミステリアスな雰囲気で人気のスポットです。かつてはイギリス系商社「徳記洋行」の倉庫で、のちに「大日本塩業株式会社」が所有者となった建物ですが、長い間放置されて誰も近づけない場所になっていました。
台南市が2階まである見学ルートを整備したため、年季の入ったガジュマルの根が絡みついた様子を間近から見ることができ、迫力を味わえます。
敷地内にはソフトクリームやスイーツ、ドリンクが楽しめる「樹屋咖啡」というカフェやお土産店があるので、ゆっくり過ごせます。
安平樹屋(アンピンシュウー)
台南市西部の海沿いに広がる「台江国家公園」の湿地帯に「台湾の宝」とも言われるマングローブ林が広がっています。明るい日差しのもと、緑の葉を茂らせた枝が水面を覆う様子はまさに「緑色のトンネル」。四草緑色隧道では、このトンネルを巡るミニクルーズがあり観光客に大人気です。
観光船の窓口では、「台江観光船」と「緑色隧道」という2つのコースから乗船チケットを選びます。緑色のトンネルに行くのは「緑色隧道」のみなので間違えないようにしましょう。
また、特に休日には船に乗るまで1時間以上並ぶこともあるので、訪れる場合は朝早い時間や平日がおすすめです。
ツアーは、約30分。途中でカニやムツゴロウなど水辺の生物を見ることもできます。ガイドは中国語ですが、写真スポットではゆっくりと撮影時間を取ってくれるので安心して楽しめます。
中心部からのアクセスは、台南駅近くのバス停「臺南火車站(南站)」から99番のバスに乗り「四草生態文化園區」で下車(所要時間は約40〜50分)。徒歩約5分で四草緑色隧道に着きます。
四草緑色隧道(スーツァオリュウサースイタオ)
「赤崁楼」から徒歩約5分のところにある「大天后宮」は、明代につくられた寧靖王府邸を前身に1684年に創建された国家一級古跡です。祀られているのは、台湾で信仰されている海の女神「媽祖(マーズー)」。全島各地にある媽祖廟のうち、政府によって初めて建立された台湾最古の媽祖廟とされています。
媽祖の誕生日は旧暦の3月23日。その日は盛大なお祭りがあり活気づきます。
また、恋愛成就に定評があるとされるのが大天后宮の「月下老人(月老)」。全島各地に祀られている縁結びの神様で、台南では4か所に祀られています。
面白いことに、大天后宮の月老はまだ出会っていない良縁を引き寄せるのではなく、「すでに意中の人がいる人の恋愛を叶える専門」とされているそうです。年間約300組のカップルを恋愛成就させていると言われています。
大天后宮(ダーティエンホーゴン)
台湾を占拠していたオランダを追放した鄭成功を祀るため、1662年に台湾の民衆が建てた廟です。鄭成功は「開山王」とも呼ばれ、この場所も日本統治時代には「開山神社」とされていました。何度か建て替えられ、現在の建物は1963年にできたものです。
敷地内には「鄭成功文物館」があり、台南に関わる文書、貨幣、帳簿、陶磁器、武器、肖像画などの資料が公開されています。
延平郡王祠(イェンピンジュンワンツー)
「1億年続く砲台」という意味の名前で、もともとは「二鯤鯓砲台(アルクンシァンパオタイ)」と呼ばれていました。1874年の日本軍の台湾出兵に備えてつくられた要塞で、国の一級古跡となっています。
フランス人技師が設計した台湾初の洋式砲台としても知られており、当時最強と言われたアームストロング砲を擁していました。
現在は観光地として整備され、大砲はレプリカですが当時の様子に思いを馳せるのに十分な迫力があります。
億載金城(イーザイジンチョン)
台湾では商売繁盛の神様として信仰されている関羽(かんう)。「赤崁楼」の近くにあるこの廟は1665年に建てられた関羽帝を祀る関帝廟で、見どころとして台南四大名扁の一つとされ、関羽帝を賛美する意味の扁額「大丈夫(ダージャンフ)」が有名です。
また、正殿の奥に進むと縁結びの神様として知られる月下老人が祀られています。この廟には月下老人に願い事を伝える手紙コーナーがあり、ポストに投函して叶えてもらう仕組み。しかも「速達用」と「普通用」があるのがユニークです。外国人観光客にも人気のスポットです。
祀典武廟(スゥディェンウーミィアオ)
台湾最大規模の私立博物館で、「奇美実業」の創業者である許文龍(シュー・ウェンロン)氏が1992年に自社ビル内に設立したのが始まりです。
収蔵品は、主に西洋美術、兵器、動物のはく製や化石、楽器など。特にバイオリンは世界一流の職人の名品を所蔵しており、世界最多のコレクションがあるとされています。
多くの人が世界の美術品や文化的価値がある収蔵品を楽しめる博物館をつくることは、許氏の長年の夢でした。彼自身が子どものころ、公立の教育博物館に通って感性を磨いたことから、今でもこの博物館のキャッチコピーは「大衆のためにあれ」とうたわれています。
奇美博物館(チーメイブォウーグァン)
もともと司法宿舎だった場所をリノベーションしてアート空間に生まれ変わらせた人気スポットです。場所は、新光三越デパート台南新天地店のすぐ向かい側。「藍晒図文創園区」は「ブループリントカルチャー&クリエイティブパーク」という意味で、青く塗られた木造家屋がシンボル的な存在となっています。
パークという名前ですが、公園というより現代アートで彩られた区画という印象。敷地内には猫の壁画やギャラリー、台南在住デザイナーたちのグッズショップなどが並んでいます。
休日などイベントが開催されているとお祭りのような楽しさを味わえます。お土産探しにもおすすめです。
藍晒圖文創園區(ランシャイトゥウェンフォアユエンチュー)
清代からの歴史に日本文化が交わったような懐かしさが漂う「神農街」。かつては貿易の窓口としてにぎわった地域で、この街道も多くの商人たちが行き来したとされています。
長年老朽化した状態となっていましたが、近年若いアーティストたちが集まり、古い建物を生かしたカフェやバー、雑貨店などを次々とオープン。レトロでおしゃれな場所として再生されています。
日中に個性あふれるショップ巡りをするのも楽しいですが、特にノスタルジックな雰囲気が増すのは夜の時間です。石畳に提灯が灯る様子は異国情緒あふれ、思い出に残るひとときとなるでしょう。
神農街(シェンノンジエ)
なんと400店以上の屋台が集まる夜市で、夜の観光スポットの圧倒的な代表格です。外国人観光客も多いですが、台湾人観光客も各地から大勢訪れる有名な夜市なので、ローカルの活気を堪能できます。
牡蠣オムレツ「蚵仔煎(オアチェン)」、豆乳スイーツ「豆花」などB級グルメも楽しめますが、実は台湾人に人気なのが夜市のゲームコーナー。レトロなピンボールゲームや景品がもらえる的当てゲームなど、家族連れやカップルなど世代を超えて楽しまれています。
花園夜市は開催曜日が決まっていて、毎週木曜日、土曜日、日曜日のみ。台南駅から少し離れた場所にあるので、歩くと30分程度かかります。歩きたくない場合は「台南火車站(北站)」からバスに乗るか、タクシーの利用がおすすめです。
花園夜市(ホワユェンイエシー)
おしゃれな店が多く並び、若い人たちに人気のエリアです。約200メートルの通りには行列ができるソフトクリーム店「蜷尾家甘味處(ジュエンウェイジャガンウェイチュ)」やシャーベットが人気の老舗フルーツ店「泰成水果店(タイチョンシュイグォディエン)」など、魅力的なスイーツショップが並んでいます。
特に「蜷尾家甘味處」は日本にも上陸した台南発ソフトクリーム店「NINAO」の本家本元。自然素材にこだわったフレーバーが特徴です。
このストリートは店主たちが独自のカルチャーを発信しながら発展してきたコミュニティ的な一面もあり、通りとしての一体感も感じられるスポットです。
正興街(ジョンシンジエ)
1932年、日本統治時代に日本人実業家によって設立された6階建てのデパート。2014年に当時のデザインを再現する形でリニューアルオープンし、現在は台南はもちろん、台湾各地の特産品が並ぶレトロで魅力的なお土産店として生まれ変わっています。
1階はフード・スイーツのフロア。注目は、林百貨のオリジナルコラボ商品で、パッケージデザインがとてもおしゃれでかわいいアイテムがそろっています。台湾名産のパイナップルケーキ、クッキーやウーロン茶味のチョコレート、台湾茶やドライフルーツなど、よりどりみどりです。
また、2階から3階には台湾をテーマにしたハンドメイドアクセサリーやバッグ、ポストカードなどのペーパーアイテム、アロマグッズ、台湾デザイナーの洋服やファッション小物、オーガニックコスメなど幅広いグッズがそろっています。
4階は本やアートのセレクトショップ、5階には豆乳で作るヘルシースイーツ「豆花」が食べられるカフェ「山海豆花」があります。
せっかくなので、訪れた際は歴史的な側面にも注目してみては。屋上には、開業当初に商売繁盛を願って祀られた神社の鳥居が保存されており、往時をしのぶことができます。また、戦時中に米軍に攻撃された弾痕も歴史の記録として残されています。
林百貨(リンバイフオ)
1947年創業のフルーツ店「莉莉水果店(リーリーシュイグオディエン)」は、色とりどりのフレッシュフルーツを使ったジュースやスイーツが楽しめるスポットとしておすすめです。
店内に入ると、注文票が用意されているので、それに記入して注文するスタイルです。スイカやパイナップル、グァバ、マンゴーなどのカットフルーツ盛り合わせのほか、フレッシュジュース、マンゴーなどフルーツをトッピングしたかき氷など、メニューは豊富です。
名物のかき氷は、なんとどんぶりくらいの器に大盛りで出てきます!お友だち同士でシェアするとちょうど良いかもしれません。
台南はマンゴーの一大生産地。ただ、フレッシュマンゴーが出回るのは冬以外のシーズン限定なのでフレッシュマンゴーをどうしても食べたい方は旅行シーズンに気を付けて。その年の気候の影響で前後しますが、4月〜9月が目安になりそうです。
莉莉水果店(リーリーシュイグオディエン)
台南で約130年前に始まった老舗店「度小月」は、台南発祥の麵料理「擔仔麵(タンツーメン)」の元祖です。あっさりしたスープに太めの麺と肉そぼろ、エビが盛り付けられた人気料理で、台湾では主に軽食として食べられています。
度小月(ドゥーシャオユエ)台南老店(本店)
台南駅から東へ約10分歩くと、台湾トップレベルの大学「成功大学(チェンゴンダーシュエ)」があります。学生たちが学ぶキャンパスですが、観光客や一般の人たちにも開放されており、散策やピクニックを楽しむことができます。
シンボルは、キャンパス内にある大きなガジュマルの木で、これは昭和天皇が皇太子だった1923年、台湾視察に訪れて自らの手で植樹したもの。現在も大切に手入れされ、立派な枝を広げています。
キャンパスマップではガジュマルの庭という意味の「榕園(ロンユエン)」と書かれているので、のんびり過ごしたいときはおすすめです。ただ、木の周辺は蚊がいるため、冬場以外は虫よけ対策もお忘れなく。
また、「榕園」がある光復キャンパスには、清朝時代の史跡や日本統治時代の建物が多く残されています。旧日本軍の営舎は学生たちの校舎として現役で活躍。広大なキャンパスを巡りながら台湾の歴史を肌で感じてみてください。
成功大学
古きものを再生するムーブメントが花開いている台南ですが、「錦源興(ギムグァンヒン)」もその代表格。約100年前に生地屋、布問屋として始まった歴史を大切にしながらも、台湾をモチーフにしたオリジナルテキスタイルで布小物やグッズを展開して大人気です。
テキスタイルのデザインには、台湾ならではのサンダルや屋台などで見かけるプラスチック製の丸椅子、タピオカミルクティーなどが隠れているので、お土産にぴったり!
路地にある古い4階建てビルをリノベーションした店舗は、1階が布小物やマグカップ、コースター、マスキングテープやソックス、ハンカチなどオリジナルグッズを購入でき、2階は生地を購入できるスペースとなっています。3階はアートスペースで、さまざまなアーティストの作品が展示されています。
台南駅前のバス停「台南火車站」からバスで約6分、「West Gate Youai St. Intersection(西門友愛街口)」から徒歩約2分で行けます。「林百貨」や「正興街」から徒歩圏内なので、散策しながら立ち寄るのもおすすめです。
錦源興
地元名産のからすみやソーセージ、牛肉湯、蒸し料理、麺の店などさまざまな美味しいものが集まる「永楽市場」。そのにぎやかな通りの建物2階にひっそりと構えるのがオールド香港をテーマにしたカフェ「秘氏珈琲」です。
ハンドドリップのコーヒーにこだわったこじんまりとしたカフェ。ハーブティーもあるのでカフェインが苦手な方も安心です。店内にいる看板猫がくつろぐ様子を写真に撮る人も多いようです。
場所は分かりづらいのですが、目印は永楽市場にある「修安扁担豆花」。豆花店から路地に入るとバイク修理店があるので、その奥にある古い階段を上ると到着します。
秘氏珈琲(永楽市場2階)
台北や台中からの日帰り観光も可能です。台南の魅力を余すところなく味わっていただけるよう、古都の歴史に触れる史跡と、古き良き建物をリノベーションした新しいスポットを盛り込みました。バスも本数は多いですが、徒歩で街の雰囲気を味わいながら巡るのがおすすめです。
10:30 赤崁楼
徒歩(約4分)
11:30 大天后宮
徒歩(約6分)
12:15 永楽市場
徒歩(約6分)
13:30 神農街
徒歩(約8分)
14:45 正興街
徒歩(約4分)
16:00 錦源興
徒歩(約14分)
17:00 莉莉水果店
徒歩(約7分)
17:45 林百貨
徒歩(約3分)
19:00 度小月擔仔麵(原始店本舖)
バス(約15分)
20:15 台南駅(台南火車站)
台南市の人気スポットは、大きく分けると台南駅界隈の中西區と西側の安平區に集まっています。1泊2日であれば、1日目と2日目でそれぞれエリアを絞ってプランを立ててみると良いでしょう。
まず台南駅界隈の見どころからスタートしましょう。古都・台南の有名史跡を巡った後は、美食で有名な永楽市場でランチを。午後からは、リノベーションで活気づいた正興街や藍晒圖文創園區に足を運んで、雑貨店巡りやスイーツの食べ歩きがおすすめです。夜は、夜市で食べてホテルに戻っても良いですが、体力があればぜひ、ナイトバーもある神農街でノスタルジックな雰囲気に浸ってみてください。
10:30 成功大学
バス(約15分)
11:30 赤崁楼
徒歩(約2分)
12:15 祀典武廟
徒歩(約2分)
12:45 大天后宮
徒歩(約6分)
13:00 永楽市場
徒歩(約9分)
14:30 正興街
徒歩(約15分)
16:30 藍晒圖文創園區
バス(約30分)
18:00 花園夜市
バス(約20分)
21:00 神農街
貴重なマングローブ林を通り抜ける四草緑色隧道のミニクルーズは、乗船客が長蛇の列をつくることも多いので朝一番に訪れましょう。そこから史跡や老街がある安平中心部までは、バスも出ていますが急ぐ場合はタクシーが便利です。安平老街やその周辺にはローカルな飲食店や屋台があるので、昼食休憩にばっちり。帰路に着く前には林百貨に立ち寄って、お土産を買うこともお忘れなく。
8:00 四草緑色隧道
バス(約33分)
11:00 安平樹屋
徒歩(約6分)
13:00 安平古堡
徒歩(約2分)
14:00 安平老街
車(約9分)
16:00 億載金城
バス(約20分)
17:30 林百貨
徒歩(約2分)
19:00 度小月擔仔麵(原始店本舖)
バス(約15分)
20:15 台南駅(台南火車站)
「台湾の京都」とも称される台南は、歴史あるものをリノベーションして再生させたノスタルジックな雰囲気が魅力です。また美食の街としても知られていて、レトロでかわいいフォトジェニックなスポットを楽しみながら食べ歩きも満喫できます。ぜひ一度、台南へ足を運んでみてください。
※本記事は2024年11月5日現在の情報です。
関西発の旅がもっと楽しくなる、
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