中東の楽園・カタール!首都ドーハなどの観光スポット&おすすめモデルコース
2024.3.26

三原理絵

この記事の目次
- カタールってどんなところ?
- カタール観光の楽しみ方
- 初めてのカタールでも安心!定番モデルコース
- 中東の文化を味わう、おすすめモデルコース
- 首都・ドーハをもっと楽しむ!観光スポット3選
- カタールのおすすめお土産
- まとめ
カタールってどんなところ?

FIFAワールドカップ2022で世界中から多くのサッカーファンが集結した国、カタール。隣のUAEやドバイが観光に注力する一方、カタールは観光以上にスポーツ、芸術、教育にチカラを入れているのが特徴です。そのため、美術館やオーケストラのコンサートに足を運ぶなど、暮らすようにゆったりと過ごす旅が体験できます。また、高層ビルが群生する首都のドーハから北に車で約1時間半も走れば、カヤックができるマングローブ林、砂に沈んだ街や世界遺産も観ることができ、南に約1時間走れば、サウジアラビアとの国境にある内陸の海に面した広大な砂漠が広がります。
関西からどうやって行けるの?
2024年3月1日より、カタール航空の直行便が再開し、関西国際空港からカタールまで、毎日夕刻午後6時発の便を運航しています。ドーハ到着は午前0時と深夜ですが、空港には白かエメラルドグリーンの車体が目印の、国営のカルワ(Karwa)タクシーが待機しており、治安も良い国なので市街地まで安全に移動できます。
カタールの魅力
コンパクトで動きやすく、1日あれば主要な観光スポットを巡ることができます。ドーハ中心部には、日本では見られないユニークなデザインの高層ビル群、多彩な現代アートや建築物など都会的な景色が見られますが、一方でドーハから車で1時間ほど離れると、広大な砂漠にエメラルドグリーンの海、マングローブ林が広がる豊かな自然も楽しめます。
渡航の注意点
休日
カタールでは、一般的に金曜日と土曜日が休日にあたります。金曜日はお昼頃に礼拝の時間があるため、お店は午後1時以降、地下鉄(メトロ)も午後2時からの営業となるのでご注意を。
ラマダン
イスラム教徒の断食期間・ラマダン中、街中のレストランは夕方からオープンします。(外資系ホテルのレストランと、フードデリバリーは使用できます)
SNS
LINEやWhatsAppなどの通話機能は、カタールでは使えません。テキストやボイスメッセージは問題なく使用できます。音声通話をしたい場合は、Google MeetやZoomなどが使えます。
服装
服装は男女ともに、身体のラインが隠れ、脚や腕など肌をあまり見せない服装であれば、失礼にはあたりません。モスク以外では女性が髪を隠す必要もありませんよ。
気温
4月頃から気温は35℃以上に上がり始め、5月から9月は45℃以上にもなる酷暑です。湿度も上がると体感温度は軽く50℃を超えてくるので、この期間は昼間の外出はほぼできません。ミュージアムなど涼しい場所での観光がおすすめです。
10月から3月上旬くらいが気候的には過ごしやすく、イベントも多いですよ。
写真撮影
アバヤを着ているイスラム教徒の女性を許可なく撮影することは厳禁で、男性や子どもであっても撮影は控えましょう。
また警察官や警察車両、建物、軍艦、軍関係、事件・事故現場も撮影厳禁です。カメラ没収や罰金刑が発生します。
飲酒
カタールは外資系高級ホテルなどでは飲酒が可能ですが、酔った状態で公共の場にいることは禁止されています。
カタール観光の楽しみ方
交通事情

暑い夏の時期の移動は、徒歩5分の距離でも配車アプリ「Uber」やタクシーでの移動が必須です。湿度が高い日は日中から気温が下がらず、深夜でも38℃を超える日があるほど。ドーハはタクシーよりもUberが主流で、配車を依頼すると大体3分以内に車が来てくれます。市内の多くの場所が、10QAR〜25QAR(約400円〜約1,000円)程度で移動できます。
暑くない季節なら、地下鉄「ドーハメトロ」での移動が便利です。どこまで乗っても、1回2QAR(約80円)と非常にお手頃。1Dayパスを購入するか、10QARでメトロカードを購入し、10QARをチャージして使用します。メトロカードの購入はカード決済が可能で、買う手順も駅係員の方がサポートしてくれますよ。
メトロは空港方面からドーハ市内を南北に走るレッドライン、市内を横断するゴールドライン、市内から西部へ走るグリーンラインがあり、通常時は5分間隔で日本製の無人列車が走行しています。
ドーハメトロは性別によって乗り方が異なるので注意が必要です。男性だけでの乗車時は、Standard車両のみ乗車可能、女性か子どもが一緒のときは、Family車両に乗車することができます。追加で8QARを支払えば、Gold Classという豪華シートの車両に乗車できますよ。
グルメ

カタール料理、というものは厳密には存在しません。カタールでは、「アラブ料理」としてイエメンやレバノン、ペルシャの料理などを楽しむことができます。香辛料を多く使いますが、辛いものや味の強いものは少なく、素材の味が楽しめる味付けのものが多いので日本人でも食べやすいでしょう。
肉料理でも魚料理でも、スープでも、必ずレモンがついてきます。少し絞って爽やかな香りをつけてから食べるのがスタンダード。ぜひ、同じように本場の味を楽しんでみてください。
また世界中の人々が暮らすドーハは、イタリアン、フレンチ、中華、和食だけでなく、地中海料理やアフリカ料理、ブラジル料理などもあり、選択肢の多さも特徴のひとつです。
ショッピング

かつては砂漠を移動していた民族のため、1ヶ所に定住して代々継承していく伝統工芸品はありません。中東、アラブらしいイメージのランプや織物などは、モロッコやトルコ、イランなど近隣諸国のものですが、ドーハの巨大市場 スークワーキフやイスラム美術館の隣にある公園 ミアパーク(MIA Park)で購入することができます。
スークワーキフには、スパイスやナッツ、ゴールドアクセサリー、観光地らしいお土産が揃っています。
日本でも使えるデザインセンスの良いイスラムアートのお土産を買うなら「イスラムミュージアム」、カタール・ドーハのお土産なら「ナショナルミュージアム」、それぞれのミュージアムショップが間違いないでしょう。
高級ブランドのショップは、いくつかのショッピングモール内にありますが、それぞれの店舗や地域に合わせて品揃えをしているため、日本では買えない商品に出会えることも。しかもカタールには2024年3月現在、消費税がなくお得にお買い物が楽しめそうです。
初めてのカタールでも安心!定番モデルコース
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カタラ(Katara)
Uber(約20分)
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カタール国立博物館
Uber(約7分)
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ミアパーク(MIA Park)
Uber(約5分)
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イスラムアートミュージアム
Uber(約5分)
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スークワーキフ
Uberを活用して効率よく移動すれば、1日で主要な観光スポットは全部訪問できます。
夏の暑い時期は予定を詰め込みすぎず、体調と相談しながらゆっくり楽しんで。
朝食

カタラ(Katara)にある、ボホソーシャルレストラン(Boho Social Reataurant)で、エメラルドグリーンの海を見ながらゆったりした朝食を。メインにフレッシュフルーツジュース、スイーツなどがセットになったブレックファーストセットは午前9時から午前11時30分まで提供されています。
知的好奇心を満たす、優雅な1日の始まりです。
Boho Social Reataurant
- 営業時間
- 土曜日〜水曜日:午前9時〜午後11時
木曜日・金曜日:午前9時〜午前0時 - 料金
- ブレックファーストセット:110QAR(日本円 約4,500円)
- 電話番号
- +974 4408 0543
- URL
- https://www.instagram.com/bohosocialqatar/
ブルーモスク

同じカタラにある、カタラモスク(Katara Mosque)通称・ブルーモスクへ。トルコの女性建築家によって設計された小ぶりで愛らしいこのモスクは、ドルマ宮殿の修復専門家チームによるモザイクタイルや手仕事の工芸品で装飾されており外観、内観ともに非常に美しいモスクです。
お祈りの時間でなければ、イスラム教徒ではない人も中に入ることができます。男性はメインエントランスで靴を脱いで中へ、女性は建物左側の専用エントランスで靴を脱ぎ、アバヤとヒジャブを借りて中へ。モスク内で合流できるのでご安心を。
Katara Mosque
- 営業時間
- 午前10時〜午後6時
- 料金
- 無料
カタール国立博物館

砂漠地帯で採取される結晶鉱物・デザートローズを模した、カタール国立博物館(National Museum of Qatar)へ。プリツカー賞受賞建築家 ジャン・ヌーヴェル氏によって、シェイク・アブドラ・ビン・ジャシム・アール・サーニー宮殿跡に建てられた広大な博物館は、その特徴的な設計によって、訪れた人々自身がデザートローズの中にいるかのような不思議な感覚を味わうことができます。

最新の映像技術を使った展示は、生物誕生の歴史から、過酷な砂漠での人々の暮らし、領土を争う部族同士の戦い、民族衣装、オイルが発掘されるまでのカタールを支えてきた真珠産業の全容、オイルが出てからの経済発展・都市発展までの歴史を学ぶことができます。
真珠の工芸品エリアには、150万個を超える真珠ビーズに、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、ゴールドが刺繍された真珠の絨毯があり、必見です。

ミュージアムショップは日本人建築家 高田浩一氏のチームにより、ドーハ西部にあるダール・アル・ミスフィール洞窟から着想を得て作られたもの。
センスの良いドーハデザインのお土産とマッチしたショップデザインにも注目してみてください。
リュックなど大きな手荷物はクロークに預ける必要があります。カメラの持ち込み、撮影は可能ですが、フラッシュ撮影は禁止です。
カタール国立博物館
- 営業時間
- 土曜日〜木曜日:午前9時〜午後7時
金曜日:午後1時30分〜午後7時※最終入場午後6時30分
- 料金
- 当館単体チケット:50QAR(日本円 約2,000円)
市内5ヶ所のミュージアム全館共通パス:99QAR(日本円 約4,000円)※チケットは当日窓口で購入可能。
- 電話番号
- +974 4452 5555
- URL
- https://nmoq.org.qa/en/
ミアパーク(MIA Park)を散策&ランチ

ミアパーク(MIA Park)という公園では、2つのカラフルな街並みを楽しむことができます。
ビビットカラーのカラフルなコンテナで構成されたボックスパーク(Box Park)エリアからは、カタールの国番号と同じ、974個のコンテナで装飾されている「Stadium974」を眺めることができます。ヨットハーバーには、ロイヤルファミリーのヨットが停泊していることも。

ミナ ディストリクト(Mina District)エリアでは、ウェストベイの高層ビル群を眺めながら、パステルカラーに彩られたカフェ、ギャラリー、お土産屋さんを散策しましょう。冬には客船ターミナルに、世界中からの豪華客船が停泊します。

ランチはステンドグラスが美しい、フィッシュマーケット併設のシーフードレストラン「チャブラット アルミナ(Chabrat Al Mina)」がおすすめ。定番のメニューもありますが、量り売りのショーケースからその日に水揚げされた新鮮な魚介類を選べば、好みの方法で調理してくれます。
ドーハに来たらぜひ食べて欲しいのは、ハムール(Hamour)と呼ばれる、ハタ/クエ。日本では高級魚ですが、ドーハではお手頃価格で食べることができます。
チャブラット アルミナ(Chabrat Al Mina)
- 営業時間
- ランチ:午後12時〜午後4時
ディナー:午後6時〜午後11時 - 電話番号
- +974 4449 2323
- URL
- https://akh.com.qa/brands/chabrat-al-mina/
イスラムアートミュージアム

ルーヴル美術館のガラスピラミッドを設計した建築家イオ・ミン・ペイ氏によって、イスラーム建築をベースにデザインされた、イスラムアートミュージアム。約1,400年の歴史を持つイスラームアートを一堂に鑑賞できる美術館です。

イスラム教の聖地・カアバ神殿のドアなどに掲げられていたシタラ(Sitara)という布をはじめ、中東から東南アジアにかけてのイスラーム美術と建築物が展示されており、伝統工芸品や幾何学文様など、歴史好きには眼福です。
窓から差し込む太陽の光によって金色に輝くアラビア語のカリグラフィーアートは、荘厳で息を呑む美しさ。この工芸品に使われている金色の塗料は、日本製だそうですよ。

展示された美術品がデザインされたお土産が揃うミュージアムショップの隣には、ウェストベイを眺めるオーシャンビューのカフェがあります。
ミュージアムショップ手前の展望バルコニーからはドーハの街が一望でき、夕陽の沈む時間には、オレンジに染まる美しい美術館の外観が望めます。
リュックなど大きな手荷物はクロークに預ける必要があります。カメラの持ち込みと撮影は可能ですが、フラッシュ撮影は禁止です。
イスラムアートミュージアム
- 営業時間
- 土曜日〜木曜日:午前9時〜午後7時
金曜日:午後1時30分〜午後7時※最終入場は午後6時30分
- 料金
- 当館単体チケット:50QAR(日本円 約2,000円)
市内5ヶ所のミュージアム全館共通パス:99QAR(日本円 約4,000円)※チケットは当日窓口で購入可能。
- 電話番号
- +974 4422 4444
- URL
- https://mia.org.qa/en/
スークワーキフ

約100年前の家畜や交易品の市場を再現したスークワーキフへ。ドーハを訪れるほとんどの人が一度は訪れる場所です。
「スーク」はアラビア語で「市場」を意味し、大通りから路地に入ると、小さな商店が所狭しと並んでいます。量り売りの香水、スパイス、ローズティー、アラブ料理に使う巨大な鍋やコンロなどの日用品、民族衣装、アラブ諸国の工芸品など、多くのお店が午後4時頃からオープンし始めるので、夕方に行くのがおすすめ。
スークワーキフの南側のブロックには、ゴールドスークとペルシャ絨毯のスークがあります。まとめ買いや現金決済にすると、価格交渉が成立しやすいですよ。
中東の航空会社では機内に一緒に連れて入れるほど大事にされている、鷹やハヤブサがいる「ファルコンマーケット」のそばには、カタール国首長直属のアラブ種の馬とラクダ警備隊の厩舎(きゅうしゃ)があります。夕方には、スークの向かいにあるアミーリディワン(首長や副首長、首相のオフィス)の警備から戻ってくるラクダの警備隊、スーク内を巡回する文化遺産警察の騎馬隊による馬の警備隊に出会えるかもしれません(この警備隊は写真を撮っても大丈夫です)。

ディナーは、ホテルのレストランを予約するのも良いですが、せっかくならスーク内にあるレストランにその時の気分でお店に入るのがおすすめです。スーク内の多くのお店はアラブ料理店なので、辛い料理はほとんどありません。またカタールのレストランは保健所のような行政機関の監査が抜き打ちで入るので衛生面も安心です。
ほとんどのレストランで、テラス席にあるシーシャ(水タバコ)が楽しめますよ。
中東の文化を味わう、おすすめモデルコース
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アラビック書道(ドーハ市内)
Uber(約10分)
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織物体験(ドーハ市内)
専用車(約60分)
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砂漠ツアー
専用車(約20分)
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ホテル
とことんアラブ文化を楽しむなら、ぜひ現地のツアーに参加しましょう。砂漠ツアーなどの予約は、カタール観光局認定旅行会社を使うと安心です。
砂漠に太陽が沈んだあとは、満点の星空と静寂の音に包まれる砂漠ステイがおすすめ。
アラビア書道にふれる

ユネスコ無形文化遺産に登録されているアラビア書道。竹や葦を使って流れるように描かれる文字は、アラビア語が読めずとも、美しさを実感できます。書道家に指導してもらいながら、自分の名前や好きな言葉など、ひとつの作品制作に挑戦してみてはいかがでしょうか。
砂漠の民の織物にふれる

ラクダや羊などと移動しながら暮らす砂漠の民・ベドウィンの女性から、サドゥ(Sadou)と呼ばれるアラブ諸国の伝統的な織物を習うことができます。過酷な砂漠の環境で生まれた織物は、人々を元気付けるために、赤がアクセントに使われることが多いといいます。こちらもユネスコ無形文化遺産に登録されている伝統工芸です。
砂漠ツアー


専用車のお迎えで、いよいよドーハを離れて砂漠へ。1時間ほど車を走らせ石油プラント地帯を抜けると、砂漠の入り口でサドゥをまとったラクダと、ファルコンたちがお出迎えしてくれます。
シートベルトをしっかり締めて、アシストグリップを握ったら、あとは砂漠走行のプロドライバーさんに任せて、地図のない広大な砂漠の滑走を楽しみます。
動画撮影をしたい方、酔うかもしれない方は助手席に。ジェットコースターのような傾斜や迫力満点の走行を楽しみたい方は後部座席がおすすめです。
40分ほどすると、サウジアラビアとの国境にある、インランドシーという穏やかな海と、砂漠に沈む大きな夕陽を眺められるスポットに辿り着きます。
宿泊

宿泊はぜひ、砂漠に建てられた5つ星リゾートホテルに。バーベキュービュッフェの夕食のあとは、遠くに砂と風と波の音を聴きながら、焚き火と月と星の明かりだけでゆっくりと非日常の夜を過ごすことができます。たっぷり休んだ翌朝は、海から昇る太陽が起こしてくれますよ。
海を眺めながらのんびり朝食を済ませたら、朝日に照らされる砂漠を通ってドーハ市内に戻ります。
ホテルにはエアコンやシャワー、Wi-Fiも完備されているので安心です。
首都・ドーハをもっと楽しむ!観光スポット3選
ドーハ西部にもとっておきの場所が。中心部からはUberでもメトロでも約20分と近いので、半日あれば十分楽しめます。
サッカーファン必見!ハリーファインターナショナルスタジアム

「FIFAワールドカップ2022」で日本がドイツとスペインに勝利したスタジアム「ハリーファインターナショナルスタジアム」。ゴールドラインメトロ・スポーツシティ駅から徒歩約10分のところにあります。
一般開放はしていないので外からの見学になりますが、ドーハに来る日本のサッカーファンが必ず訪れる聖地になっています。
敷地に隣接するヴィラッオモールにはスーパーのカルフールが入っており、大人数に配るお菓子はここで購入すると良いでしょう。
あらゆるスポーツの博物館 3-2-1 カタールオリンピック&スポーツミュージアム

サッカーワールドカップ、世界テニス、サッカーアジアカップ、世界水泳、カタールマスターズなど、さまざまなスポーツ大会が開催され、2030年にはオリンピック・アジア競技大会が開催されるドーハ。
ゴールドラインメトロ・スポーツシティ駅から徒歩約10分のところにある「3-2-1 カタールオリンピック&スポーツミュージアム」では、1936年以降の夏季および冬季オリンピックのすべての聖火などが展示されています。世界中のスポーツの英雄を讃えるアスリートのフロアでは、モハメド・アリ、ブルース・リー、マイケル・ジョーダンなど、7つのギャラリーで新旧のヒーローに出会うことができます。センスの良いお土産が揃うギフトショップも必見です。
3-2-1 カタールオリンピック&スポーツミュージアム
- 営業時間
- 土曜日〜木曜日:午前9時〜午後7時
金曜日:午後1時30分〜午後7時※最終入場は午後6時30分
- 料金
- 当館単体チケット:50QAR(日本円 約2,000円)
市内5ヶ所のミュージアム全館共通パス:99QAR(日本円 約4,000円)※チケットは当日窓口で購入可能。
ラクダレース

毎年、10月〜2月頃の金曜日の早朝に開催される政府公認のラクダレース。10km近いコースをロボット騎手を背中に乗せたラクダたちが疾走する様子を、4WDの車で並走しながら観戦します。イスラム教ではギャンブルは禁止なので賭けはしませんが、巨額の賞金が出るので、ラクダオーナーたちは並走する車から檄を飛ばしています。
約60km/hの速度で走るラクダたちの足音は力強く大迫力です。
カタールのおすすめお土産
豊富な栄養のドライフルーツ・デーツ

イスラム教徒にとって、生活になくてはならないドライフルーツ。干し柿のようなねっとりとした甘さが特徴で、その豊富な食物繊維と高い栄養価で日本でも人気があります。数百種類の品種がありますが、小粒で上品な甘さならデーツの最高峰「アジュワ」、皮が柔らかく濃厚な甘さを楽しむなら、「マジョール」がおすすめ。
チョコレートがけのデーツもありますが、おすすめの食べ方は、デーツを縦に切って種を抜き、薄切りの有塩バターを挟んで、ブラックペッパーを少々。ウィスキーによく合います。
ランプベアのキーチェーン


ドーハの空港といえば、スイス出身でニューヨークを拠点に活動するアーティスト ウルス・フィッシャー氏による高さ約7mの大きな黄色いクマのオブジェ。ロイヤルファミリーが680万米ドルで落札したこのランプベアのぬいぐるみがキーチェーンになりました。
手のひらサイズの黄色いクマは、ふわふわのやさしい仕上がり。ドーハの旅の思い出に癒しとともにどうぞ。
ナショナルミュージアム、イスラムアートミュージアムのミュージアムショップで販売されています。
まとめ
空港から市内中心部までは、タクシーでもメトロでも約20分で行くことができるドーハ。主要スポットやほとんどの場所へはUberやメトロで15分ほどと、コンパクトで移動しやすい都市です。
夏場はやや過酷な気温になるものの、治安が良く、穏やかに暮らすような滞在が叶う街「ドーハ」に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
※本記事は、2024年2月12日現在の情報です。
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2024年4月21日(日) 23:59