【タイ屈指の南国リゾート】プーケットのおすすめ観光スポット12選！

関西からどうやって行けるの？

現在、関西国際空港からプーケット国際空港（HKT）への直行便はありません。そのため、バンコクのスワンナプーム国際空港（BKK）またはドンムアン空港（DMK）を経由する乗継便を利用する必要があります。関西国際空港からバンコクへは毎日直行便が運航中です。フライト時間はバンコクまでは約6時間となり、さらに乗り継ぎ後にバンコクからプーケット国際空港までは約1時半ほどかかります。

プーケット観光におすすめの時期は？

プーケットは一年中観光を楽しめるリゾート地ですが、より快適に過ごすためには訪問時期を選ぶことが重要です。気候の特徴を理解し、自分に合ったシーズンを選びましょう。

パトンビーチ

パトンビーチは、プーケットで最も有名なビーチのひとつです。約3キロメートルにわたる美しい白い砂浜が広がり、透明度の高い海とともに、多くの観光客を魅了しています。自然の美しさと都会の活気が融合したエリアであり、リゾートホテルや宿泊施設が充実しています。

また、さまざまなアクティビティを楽しむことができ、ビーチサイドを散歩したり、レストランで海を眺めながら食事をしたりするのもおすすめです。夕方には、美しいサンセットを堪能でき、ロマンチックな雰囲気に包まれます。また、アクティブに過ごしたい方には、パラセーリングやバナナボート、ジェットスキーなどのウォータースポーツも楽しめます。ビーチ周辺には、ショッピングやナイトライフを楽しめるスポットも充実しており、昼夜を問わず賑わいを見せています。

カロンビーチ

カロンビーチは、プーケットで人気の高いビーチのひとつです。ビーチの砂浜は鳴き砂としても有名で、白く細かい砂浜が広がります。透き通った海が魅力のこのビーチは、ゆったりとした時間を過ごすのに最適な場所です。広々としたビーチは比較的人が少なく、静かに過ごしたい方やお子さま連れのファミリーにもおすすめです。夕方には、美しいサンセットがビーチをオレンジ色に染め、幻想的な景色を作り出します。

ビーチ周辺には、多くのレストランやバー、お土産店が並び、食事やショッピングも楽しめます。新鮮なシーフード料理や本格的なタイ料理を味わいながら、海を眺めるのもおすすめです。火曜日と金曜日限定のナイトマーケットでは、地元の特産品や手作りのアクセサリーなどを購入することもできます。

プロムテープ岬

プロムテープ岬は、プーケットを代表する絶景スポットのひとつです。「ここを訪れなければ、プーケットに行ったとは言えない」と言われるほど有名な観光名所であり、プーケットのランドマークともなっています。

この岬は、広大なアンダマン海を見下ろす断崖の上に位置し、特に夕日の美しさで知られています。夕暮れ時には、空と海が赤やオレンジに染まり、息をのむような光景が広がります。そのため、友人同士や家族連れ、カップルなど、多くの人々がこの壮大な景色を楽しむために訪れます。展望台からの眺めを満喫するのもおすすめですが、少し足を延ばして岬の先端まで歩くと、さらに迫力のある景色を堪能できます。途中にはヤシの木が生い茂り、自然の美しさを感じながら散策を楽しめます。

また、プーケットを象徴するカンチャナピセーク灯台があり、歴史や海上交通の重要性について学ぶこともできます。この灯台は、1996年のタイ国王即位50周年を記念してプーケットの地方自治体と海軍が共同で建立したもので、正面上部には建国50周年のエンブレムとタイ国旗があしらわれています。
灯台の周辺には小さな市場があり、お土産や軽食を購入することも可能です。

ピピ島

ピピ島は、プーケットの沖合約40キロメートルに位置するリゾートアイランド。ターコイズブルーの海と白い砂浜、雄大な石灰岩の絶壁が織りなす絶景で知られ、映画の撮影地にもなったことで世界的にも有名な島です。
ピピ島は、ピピ・ドン島とピピ・レー島の2つからなる諸島です。ピピ・レー島は険しい石灰岩の崖が特徴で、「マヤ湾」は世界的に有名なビーチです。透明度の高い海と白砂のコントラストが美しく、ボートツアーで島巡りを楽しむことができます。ピピ・ドン島は宿泊施設やレストランが充実し、観光の拠点となる島です。特にトンサイ湾やローダラム湾周辺には多くの旅行者が集まります。
透明度の高い海では、シュノーケリングを楽しむことができ、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚と出会えることも。また、島の高台から見渡せる「双子湾」の絶景も必見です。

コーラル島

コーラル島は、プーケットから南へ約10キロメートルに位置する、自然に囲まれた美しい離島です。透き通る海と白砂のビーチが広がり、リラックスしながら多彩なアクティビティを楽しめるスポットとして人気があります。プーケットからはスピードボートで約15分とアクセスが良く、日帰り旅行にも最適です。

島に到着すると、エメラルドグリーンの海と青空の絶景が迎えてくれます。周囲のサンゴ礁では、カラフルな熱帯魚とともにシュノーケリングを楽しむことができ、透明度の高い海に飛び込めば、まるで別世界にいるような感覚を味わえます。また、ビーチでは潮風を感じながらのんびり日光浴をするのもおすすめです。

パンガー湾

パンガー湾は、美しい自然に囲まれたプーケット屈指の観光地です。エメラルドグリーンの海に大小の島々が浮かび、長年にわたりタイ人や外国人観光客に愛されています。アオ・パンガー国立公園と言われる約400平方キロメートルにおよぶ広大なエリアには、マングローブ林や石灰岩の奇岩が点在しています。1981年にタイ国内で2番目の海洋国立公園に指定され、壮大な自然景観を守り続けています。長い年月をかけて形成された険しい岩肌や、神秘的な海食洞は訪れる人々を魅了し、カヤックツアーでは、静かな入り江を巡りながら、自然の造形美を間近で楽しむことができます。

また、パンガー湾の観光スポットの中でも特に有名なのが「カオ・タプ」です。1974年公開の映画『007 黄金銃を持つ男』のロケ地として知られ、「ジェームズ・ボンド島」とも呼ばれています。釘のように細長い奇岩が海にそびえ立つ姿は印象的で、映画のワンシーンを思わせる絶景が広がります。

プーケット・タウン（オールドタウン）

プーケット・タウン（オールドタウン）は、タイ南部プーケットの中心部に位置する歴史あるエリアです。特に、中国・ポルトガル様式の美しい建築が並ぶ旧市街は、異国情緒あふれる街並みが特徴で、多くの観光客を魅了しています。カラフルなショップハウスやコロニアル様式の建物が建ち並び、街を歩くだけでもその魅力を存分に味わうことができます。

オールドタウンには、タラン通り、ディーブック通り、パンガー通りなどの主要な通りがあり、歴史的な建物が多く残っています。また、ストリートアートが点在しており、写真撮影にもぴったりのスポットが多数あります。

このエリアには、長年営業を続ける老舗のレストランやカフェが点在し、プーケットの伝統料理や地元ならではのスイーツを楽しむことができます。特に、タイ南部の郷土料理である「ムーホン」（豚肉の煮込み料理）は、訪れた際にぜひ味わいたい一品です。

ワット・チャロン

プーケットには多くの観光名所がありますが、中でも特に人気なのが「ワット・チャロン（チャロン寺院）」です。プーケットで最も重要な仏教寺院のひとつとされ、地元の人々から深く信仰されています。18世紀に建てられたとされるこの寺院は、歴史的な出来事とも関わりがあり、18世紀後半の戦争では、僧侶たちが地域を守る重要な役割を果たしました。そのため、現在も多くの人々に親しまれています。

寺院の敷地内には、金色に輝く仏塔がそびえ立ち、その壮麗な姿が訪れる人々を魅了します。仏塔の内部には仏陀の遺物が納められており、参拝者は神聖な空間で心を落ち着けることができます。また、寺院内には数多くの仏像や壁画が飾られており、タイの仏教文化を深く知ることができる貴重な場所です。

ビッグブッダ

※2025年6月現在、2024年に発生した土砂崩れの影響により閉鎖中です。最新情報は施設のウェブサイトをご確認ください。

プーケット島には美しい景観と数多くの観光名所がありますが、その中でも「ビッグブッダ」は特に人気のスポットです。高さ約45メートルを誇るこの巨大な仏像は、遠くからでも見ることができ、プーケットを訪れる観光客にとって必見の場所となっています。ビッグブッダの建設は2004年に始まり、地元の人々の信仰と誇りを象徴する存在として大切にされています。仏像は白大理石で覆われており、光を反射して美しく輝きます。周囲には庭園や展望台があり、プーケットタウンやアンダマン海を一望することができます。特に夕方には、夕日を背にしたビッグブッダの姿が幻想的で、多くの訪問者に感動を与えます。

※2025年6月現在、2024年に発生した土砂崩れの影響により閉鎖中です。最新情報は施設のウェブサイトをご確認ください。

バングラ通り

バングラ通りは、毎年何百万人もの観光客が訪れる、プーケットの夜の中心地です。さまざまなレストランやバー、ナイトクラブが軒を連ね、賑やかな雰囲気が漂っています。夜になると、ライトアップされた街並みが一層華やかになり、訪れる人々を魅了します。

この通りを歩くと、タイらしいエネルギッシュで自由な雰囲気を感じることができるでしょう。観光客だけでなく、地元の人々にも愛されているバングラ通りは、ショッピングやグルメ、エンターテインメントを楽しむのに最適なスポットです。また、通りのすぐ近くには美しいビーチやリゾートも点在しており、昼間はゆったりとした時間を過ごし、夜はバングラ通りで賑やかなひとときを楽しむことができます。

タイガーキングダム・プーケット

2022年にオープンしたタイガーキングダム・プーケットは、トラと直接触れ合える貴重な体験ができる施設です。プーケットの新たな観光スポットとして注目を集めており、多くの観光客に人気を博しています。

入場料は触れ合うトラの大きさや種類によって異なります。小さなトラから大きなトラまで、さまざまなサイズのトラと触れ合うことができ、記念撮影が楽しめます。動物との安全な接触を確保するため、スタッフがしっかりとサポートしているので、安心して楽しむことができます。

プーケット・ファンタシー

「プーケット・ファンタシー」は、プーケットのカマラビーチに位置する大型カルチャーテーマパークで、約112,000平方メートルの広大な敷地に広がっています。35億バーツを超える投資を受けて完成したこの施設では、世界中どこにも見られない新しい多次元の体験を提供しています。

ショーでは、タイの伝統文化や神話を基にしたドラマティックな演出が行われ、観客は一瞬でその世界に引き込まれます。音楽、照明、舞台装置を駆使した壮大なセットや豪華な衣装、圧巻のパフォーマンスが織り成すエンターテインメントは、誰もが感動すること間違いなしです。

ゲーンプーバイチャップルー（カニ入りココナッツカレー）

プーケットは新鮮なシーフードが楽しめるグルメの宝庫です。その中でも、ぜひ味わってほしいのが「ゲーンプーバイチャップルー（カニ入りココナッツカレー）」です。この料理は、ココナッツミルクをたっぷり使った濃厚なカレーソースに、たっぷりのカニ肉とキンマの葉を加えた、南タイならではの逸品です。
カニの甘みとスパイシーなカレーペーストが絶妙に調和し、エシャロットやレモングラス、ターメリック、カフィアライムの皮などの香り高い素材が味に深みを与えてくれます。

この料理の特徴のひとつが「キンマの葉」です。タイ料理ではよく使われるハーブの一種で、ほのかな苦味と独特の香りがカレーの味わいを引き立てます。プーケットでは、新鮮なカニ肉をたっぷり使い、ふわっとした食感を残しながら調理されるのが一般的です。白米や細麺と一緒に食べるのが定番のスタイルで、カレーの濃厚な味わいと相性抜群です。

ムーホン

ムーホンは、中国・福建省から移住した華人によって伝えられた、プーケットの代表的な郷土料理です。豚バラ肉を醤油と胡椒でじっくり煮込んだシンプルな料理ですが、奥深い味わいが特徴です。「ホン」とは「煮込む」という意味で、長時間煮込むことで肉が柔らかくなり、口の中でとろけるような食感を楽しめます。

ムーホンの味わいは、最初に塩味が広がり、その後に優しい甘みが感じられるのが特徴です。豚肉にはスパイスの香りがしっかりと染み込み、一口ごとに豊かな風味を楽しめます。醤油やココナッツシュガーを使うことで、コクのある仕上がりになります。

この料理は、旧暦の10月や仏教の祝日など、特別な日に供される縁起の良い料理として親しまれています。近年では、パイナップルを加えたアレンジなども楽しまれています。

ホッケンミー

「ホッケンミー」も同じく、中国の福建省から移住した華人によって伝えられ、プーケット独自の味へと発展しました。黄色く丸い麺を使用し、濃厚な醤油ベースの味付けが特徴です。見た目は日本の焼きそばに似ていますが、独特の食感と風味が楽しめます。

ホッケンミーには、豚肉やエビ、イカ、魚団子などの海鮮がふんだんに使われ、新鮮な食材が旨味を引き立てます。さらに、豚皮やチャイブ（ニラの一種）が加わり、香ばしさと食感のアクセントを生み出します。最大の特徴は、炒めた麺に卵を加えて蒸し焼きにする調理法で、半熟卵が絡むことでまろやかな味わいが生まれます。

プーケットでは、多くのレストランや屋台でホッケンミーを楽しむことができ、細い米麺を使った「ミーフーンミー」などのアレンジもあり、好みに応じて選べます。