ニュージーランドのおすすめ観光スポット12選!おすすめのモデルコースもご紹介!
2025.3.10

Fumi Yama

ニュージーランドってどんなところ?

ニュージーランドは南太平洋に位置し、北島と南島という2つの主要な島と、多くの小さな島々から成る国です。国土面積は日本の3分の2ほどにあたる約27万㎢であるのに対し、総人口は福岡県と同規模の約500万人と人口密度も非常に低く、このため広大な自然環境が保たれており、豊かな生態系が息づいています。
美しい自然環境で世界中の人々を魅了するニュージーランドは、雄大な山々が連なる風景、広がる牧草地と羊の群れ、そして世界遺産に登録されているフィヨルドなど、見どころが豊富です。自然を愛するニュージーランドでは、アウトドア活動が非常に盛んです。ハイキング、カヤック、スキー、バンジージャンプなど、多彩なアクティビティを楽しめる環境が整備されています。また、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影地としても知られ、映画で使用された景観やセットが「ホビット村」として保存されており、映画ファンにとっても特別な魅力があります。
ニュージーランドの気候は比較的温暖ですが、「一日のうちに四季がある」といわれるほど天候が変化しやすく、夏でも朝晩は肌寒く感じることがあります。また、人口の約5倍いるとされる羊のほか、独自の動植物が多く生息しています。ワニや蛇など危険な動物がいないことでも知られており、国鳥である「キーウィ」をはじめ、珍しい動物たちを見ることができます。この国の豊かな自然環境は観光地としての魅力だけでなく、環境保護の観点からも世界的に注目されています。
ニュージーランドの概要
- 時差
- +3時間(サマータイムは+4時間)
※日本の方が3時間遅れています。
- 通貨
- NZ$(ニュージーランドドル)
1NZ$=約89円(2025年1月現在)
北島と南島の違いと魅力は?
ニュージーランドには、自然と文化が調和した観光スポットが数多くあり、北島と南島でそれぞれ魅力が異なります。
北島では、首都ウェリントンや最大都市オークランドの都市の活気を楽しむ一方、トンガリロ国立公園の火山地帯や、マオリ文化が色濃く息づくロトルアなど、自然と伝統が感じられるスポットが堪能できます。

南島では、世界遺産に登録されているミルフォード・サウンドの雄大な自然、クイーンズタウンでのスリル満点のアクティビティ、そしてマウント・クックの壮大な山々、美しい湖などが訪れる人々を魅了します。
関西からどうやって行けるの?
2024年12月現在、関西国際空港からニュージーランドへの直行便は運航していないので、乗り継ぎ便を利用することになります。関西国際空港からはオーストラリアまでの直行便が複数運航しており、オーストラリア経由でのフライトがおすすめです。
また、人気シーズンである(12月〜3月)は繁忙期となるため、早めの予約がおすすめです。
オーストラリア経由の乗り継ぎ便
- ルート
- 関西国際空港からオーストラリア主要都市(シドニー、ブリスベン)へ向かい、ニュージーランドの都市行きの便に乗り継ぎます。
- 所要時間
- 関西国際空港 → オーストラリア:約9~10時間
オーストラリア → ニュージーランド:約3~4時間

ニュージーランド観光のポイント
観光のベストシーズンは?


ニュージーランドの観光に最適なシーズンは、11月から3月の春から夏にかけてです。この時期は暖かく、日照時間も長いため、トレッキングやビーチでのアクティビティを存分に楽しめます。特に12月から2月の夏は夜9時を過ぎても明るく、アウトドアに最適な季節です。各地でフェスティバルなども多く開催され、一層の賑わいを見せます。
一方、6月から8月の冬はスキーやスノーボードを楽しむのに絶好の季節で、特に南島にあるクイーンズタウンのスキー場が人気です。また、9月から11月の春は花々が咲き誇り、数多くの公園などで美しい景観を堪能できる時期です。さらに、3月から5月の秋は紅葉が鮮やかに彩り、訪れる人々を魅了します。ニュージーランドを訪れる際は、目的に合わせて最適な季節を選びましょう。
ビザは必要?
ニュージーランドを観光目的で訪れる場合、90日以内の滞在であればビザは不要ですが、「電子渡航認証(NZeTA)」の取得が必要です。NZeTAはウェブサイト(申請費用:NZ$12=約1,000円)またはモバイルアプリ(申請費用:NZ$9=約800円)から申請でき、通常72時間以内を目処に発行されます。
また、申請時には国際観光税(IVL)NZ$35(日本円 約3,100円)が別途必要です。支払いはクレジットカードまたはデビットカードで行えます。さらに、パスポートの残存有効期間は滞在日数に加えて3ヶ月以上が必要です。
観光費用を抑えるには?
ニュージーランドの物価は日本よりやや高めで、特に外食や観光地でのアクティビティは割高な傾向があります。ただし、いくつかの工夫で観光費用を抑えることができます。
- 食費を節約
- スーパーで食材を購入して自炊すると、外食費を大幅に抑えられます。おすすめの格安スーパーとして「Pak’nSave」や「Countdown」などがあります。
- 宿泊費を抑える
- ホステルやバックパッカーズ施設、Airbnb(民泊)などを利用すると、宿泊コストを削減できます。また、車中泊ができるキャンピングカーのレンタルも人気です。
- 交通費を効率化
- 観光地を巡る際にはレンタカーやシェアライドアプリを活用すると、効率的かつ比較的安価に移動できます。
- 無料アクティビティを活用
- トレッキング、ビーチ、自然公園など、無料で楽しめるスポットが豊富なため、積極的に利用しましょう。
旅行費用をさらに抑えたい場合は、観光シーズンを避けてオフシーズンに訪れるのがおすすめです。オフシーズンは宿泊費やアクティビティ費用が安くなることが多いため、よりお得に旅行が楽しめます。
ニュージーランドのおすすめ観光スポット12選!
こちらでは、ニュージーランドのおすすめ観光スポットを南から北へ12選ご紹介します。
ミルフォード・サウンド

ミルフォード・サウンドは、ニュージーランド南島のフィヨルドランド国立公園に位置する壮大な自然の宝庫で、「世界の8番目の不思議」とも称される絶景スポットです。氷河によって形成された深いフィヨルドは、険しい山々や豪快な滝とともに訪れる人々を圧倒します。
特に注目すべき名所として、海面からそびえる山「マイターピーク」や、豪快に水しぶきを上げる「スターリング滝」があります。さらに、クルーズ船やカヤックで水上を進むと、アザラシやイルカ、時にはペンギンなどの野生動物に出会えることも。この町は雨の日でも魅力が増し、雨水によってできた無数の滝が山肌を流れる幻想的な光景が広がります。


アクセス方法は、クイーンズタウンやテ・アナウからのバスツアー、または車の利用が一般的で、移動中も壮大な景色が続き、旅を彩ります。自然の力強さと静寂を肌で感じられるミルフォード・サウンドの旅は、ニュージーランド観光のハイライトとして多くの人々に愛されています。
ミルフォード・サウンド ビジターセンター
- 住所
- Milford Sound Visitor Centre - Southern Discoveries New Zealand State Highway 94, Milford Sound 9679
- 営業時間
- 午前9時〜午後5時
- 電話番号
- +64 3 441 1137
- URL
- https://www.southerndiscoveries.co.nz/
クイーンズタウン

クイーンズタウンはニュージーランド南島の南部に位置し、「女王の街」と呼ばれるのにふさわしく、美しい自然と多彩なアクティビティで知られる人気の観光地です。雄大な山々に囲まれ、澄み渡るワカティプ湖が広がる絶景は、多くの旅行者を癒やしてくれます。蒸気船「アンスロー号」に乗って湖を渡り、対岸の高原牧場で羊への餌やり体験や、牧羊犬のパフォーマンス、羊の毛刈りショーなどを見学するのもおすすめです。
この街では、スカイダイビングやバンジージャンプ、ジェットボートなどスリル満点のアクティビティを楽しめるほか、冬にはスキーやスノーボードが人気を集めます。また、クイーンズタウンはワインの名産地としても知られており、特にピノ・ノワールは世界的に高い評価を受けています。ディナータイムには地元のワインを片手に贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
街中には洗練されたレストランやカフェ、ブティックが立ち並び、ゆったりとした時間を楽しみたい方にもおすすめな場所です。冒険と癒やしの両方を兼ね備えたクイーンズタウンは、ニュージーランド観光のハイライトとして外せない訪問先のひとつです。
クイーンズタウン ビジターセンター
- 住所
- Clocktower Building 22 Shotover Street, Queenstown 9348
- 営業時間
- 午前8時30分〜午後8時30分
- 電話番号
- +64 3 442 4100
- URL
- https://www.doc.govt.nz/footer-links/contact-us/visitor-centres/whakatipu-wai-maori-queenstown-visitor-centre/
ワナカ湖

ニュージーランド南島の中央部に位置するワナカ湖は、壮大な自然美と穏やかな雰囲気が魅力のスポットです。南アルプスに囲まれた広大な湖面は、四季折々の風景を映し出し、訪れる人々を魅了します。
特に湖中に立つ一本の木「ワナカツリー」は、この地を象徴する存在として、写真愛好家や観光客に人気となっています。周辺エリアでは、ハイキング、マウンテンバイク、カヤックなど、多彩なアウトドアアクティビティを楽しむことができ、アクティビティ好きな方にとって理想的な場所です。
また、湖畔のワナカの町では、地元産ワインやグルメを楽しめるレストランやカフェが揃い、ゆったりとした時間を過ごすことができます。ワナカ湖は、自然を愛する人や静かな癒やしを求める人にとって、特別な場所といえるでしょう。
ワナカ ビジターセンター
- 住所
- 103 Ardmore Street, Wānaka 9305
- 営業時間
- 午前9時〜午後5時
- 電話番号
- +64 3 443 1233
- URL
- https://www.lakewanaka.co.nz
マウント・クック

マウント・クックは標高約3,724mを誇るニュージーランドの最高峰です。先住民のマオリの人々から「アオラキ」と呼ばれ「雲を貫く山」を意味するその名の通り、雲を見下ろす山頂や雄大な姿が印象的です。
壮大な自然の美しさと冒険心を刺激するこの山は、エベレスト初登頂で名を馳せたエドモンド・ヒラリーが登山技術を磨いた場所としても知られています。周辺はマウント・クック国立公園として保護され、ハイキングやトレッキング、氷河ウォークなど、自然を満喫できるアクティビティが豊富です。特にタスマン氷河やフッカーバレー・トラックは人気のスポットで、大自然の絶景が広がります。
マウント・クックは、四季を通じて美しい表情を見せてくれます。夏には登山やトレッキング、秋には紅葉が美しく、冬には雪景色の中スキーやスノーボードなどが楽しめます。高山植物や固有の野生動物も豊富で、自然愛好家にとって理想の場所といえるでしょう。
アオラキ マウント・クック ビジターセンター
- 住所
- 1 Larch Grove, Canterbury 7999
- 営業時間
- 午前8時30分〜午後4時30分
- 電話番号
- +64 3 435 1186
- URL
- https://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-go/canterbury/places/aoraki-mount-cook-national-park
テカポ湖

テカポ湖はニュージーランド南島のマッケンジー盆地に位置し、その独特のミルキーブルーの湖水が美しい風景を創り出しています。この湖の特有の色は、氷河からの堆積物が太陽光を反射することによって生まれています。湖畔には「良き羊飼いの教会」という小さな石造りの教会があり、写真撮影スポットとしても非常に人気です。
山々に囲まれたテカポ湖は、特に澄んだ夜空で知られ、世界有数の星空観測地として天文台も設置されています。宝石箱をひっくり返したように夜空を覆う満天の星は、息を吞むほどの美しさです。

また、テカポ・ホット・スプリングスでは、温泉に浸かりながら美しい景色や星空を堪能できます。さらに、ハイキングやサイクリングのコースも整備されており、豊富なアウトドアアクティビティが楽しめます。
Tekapo Springs(温泉プール)
- 住所
- 300 Lakeside Drive, Lake Tekapo 7945
- 営業時間
- 午前10時〜午後8時
- 料金
- 大人:NZ$39(日本円 約3,471円)
子ども(15歳以下):NZ$22(日本円 約1,958円) - 電話番号
- +64 3 680 6550
- URL
- https://tekaposprings.co.nz
クライストチャーチ

クライストチャーチは、ニュージーランド南島の東海岸、カンタベリー地方の中心都市であり、「ガーデンシティ」という愛称で親しまれています。イギリス風の雰囲気が色濃く残る街並みと、豊かな自然が調和した美しい都市です。市内には、四季折々の花々が楽しめる広大なハグレー公園、アートや歴史が学べるカンタベリー博物館、美術館など、観光客や地元住民にも愛されるスポットが点在しています。
また、2011年の地震から見事に復興を遂げたこの街は、クリエイティブなアートとユニークな建築が特徴的で、再生の象徴として注目を集めています。その代表例として、コンテナを活用した商業施設「リスタート・モール」や、再建を待つ大聖堂に代わる、日本の建築家・坂茂(ばんしげる)氏が設計した強化段ボールを使用した「仮設大聖堂」が挙げられます。

市街地から少し足を延ばせば、バンクス半島でのクルーズやアカロアでのイルカと泳ぐ体験など、自然と触れ合うアクティビティも楽しめます。歴史、自然、そして現代的なクリエイティビティが融合するクライストチャーチは、南島観光のスタート地点としても最適な場所です。
クライストチャーチ ビジターセンター
- 住所
- Rolleston Avenue, Christchurch Central City, Christchurch 8013
- 営業時間
- 午前9時〜午後5時
- 電話番号
- +64 3 941 7590
- URL
- https://www.ccc.govt.nz/parks-and-gardens/christchurch-botanic-gardens/visit/visitor-centre
ウェリントン

ウェリントンはニュージーランドの首都であり、北島の最南端に位置しています。この港町は風情と文化的魅力が融合した都市で、「世界で最も風の強い首都」としても知られています。ウェリントンは美術館、劇場、映画スタジオなどが点在する文化の中心地で、特にニュージーランド国立博物館「テ・パパ」は必見です。
地元のカフェ文化も盛んで、風情あるおしゃれなカフェでのひとときが楽しめます。市内中心部はコンパクトで、徒歩や自転車で気軽に移動できる点も魅力です。ケーブルカーに乗って丘の上にある植物園を訪れ、市街地と海の絶景を眺めるのも一見の価値があります。周辺には豊かな自然が広がり、マウント・ビクトリアやケロリーホースからのハイキングコースも人気です。
また、ウェリントン港は南島へのフェリー発着点として重要な役割を果たしており、訪れる人々に新しい発見と感動をもたらします。独自の魅力と多彩なアクティビティが満載のウェリントンは、訪れる人々にとって魅力的な目的地です。
ウェリントン ビジターセンター
- 住所
- 50 Cable Street, Tākina, Te Aro, Wellington 6011
- 営業時間
- 午前9時〜午後5時
- 電話番号
- +64 4 802 4860
- URL
- https://www.wellingtonnz.com/visit/plan-your-trip/wellington-isite-visitor-information-centre
タウポ湖

タウポ湖はニュージーランド北島の中央部にあり、国内最大の湖として知られています。約26,000年前の巨大な火山噴火によって形成されたこの湖は、面積約616㎢にもおよび、周囲の景観とともに圧倒的な美しさを誇ります。
タウポ湖は釣りやボート、カヤックなどのウォータースポーツが盛んで、特にマス釣りの名所として多くの釣り人が訪れます。また、湖畔から噴火口跡をめざすハイキングや、スカイダイビング、バンジージャンプなどのアドベンチャースポーツも楽しめるこの地域は、自然と冒険の宝庫です。

湖畔には温泉リゾートやアートギャラリー、地元のカフェも多く、リラックスした時間を過ごすことができます。また、湖の北には豊富な水量で有名なフカ滝があり、その迫力ある流れを間近で見ることができます。
タウポ ビジターセンター
- 住所
- 30 Tongariro Street, Taupō 3330
- 営業時間
- 月曜日〜金曜日:午前9時〜午後4時30分
土曜日・日曜日:午前10時〜午後1時 - 電話番号
- +64 7 376 0027
- URL
- https://www.taupodc.govt.nz/
ロトルア

ロトルアはニュージーランド北島の中央部に位置しており、温泉と地熱活動で知られています。この地域はマオリ文化の中心地でもあり、伝統的な歌やダンス、ハンギ料理、工芸品などを通じて豊かな文化が体験できます。
街全体に漂う硫黄の香りが特徴的で、最大30mまで吹き上がる間欠泉や泥温泉、熱水湖など、地熱活動を間近で観察でき、地球の力を体感できるスポットが点在しています。また、ロトルア湖や周辺の森林ではハイキングやマウンテンバイクを楽しむことができ、自然を存分に満喫できます。
さらに、温泉リゾートも多く、温泉に浸かってリラックスしたひとときを楽しむことができるので、公共の温泉施設を訪れる際は水着を忘れずに持参しましょう。冒険心をくすぐるアクティビティと、ニュージーランドならではの文化的体験を両方味わえるロトルアは、訪れる人々に忘れられない思い出を残してくれるでしょう。
ロトルア ビジターセンター
- 住所
- 1167 Fenton Street, Rotorua 3010
- 営業時間
- 午前8時30分〜午後5時
- 電話番号
- +64 7 348 5179
- URL
- https://www.rotoruanz.com/isite
ワイトモ洞窟

ワイトモ洞窟は、その神秘的な美しさで多くの訪問者の心をとらえます。特に有名なのは、無数の土ボタルが暗闇の中で星空のように輝く幻想的な洞窟の光景で、この自然の光のショーはまさに圧巻です。
ツアーではボートに乗って洞窟内を進み、自然が作り出した美しい光景を間近で楽しむことができます。洞窟は石灰岩の地層で形成され、長い年月をかけて生成された鍾乳石や石筍なども見どころです。スリルを求める方には、ブラックウォーターラフティングがおすすめで、暗闇の中でラフティングが楽しめます。
さらに、洞窟周辺には緑豊かなハイキングコースや牧場が広がり、自然散策を楽しむこともできます。
ワイトモ洞窟 ビジターセンター
- 住所
- 21 Waitomo Village Road, Waitomo Caves 3977
- 営業時間
- 午前9時30分〜午後3時30分
- 電話番号
- +64 5 848 7640
- URL
- https://www.waitomocaves.com/
ホビット村

ホビット村(Hobbiton Movie Set)は北島のマタマタにあり、映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』シリーズの撮影セットを保存・公開している観光地です。映画の中で使われたホビットたちが暮らす丸いドアの家々や、緑豊かな丘などファンタジーの世界に入り込んだような体験ができます。
この地域は、ピーター・ジャクソン監督がその自然の美しさに惚れ込み、映画のロケ地として選んだ場所として知られ、撮影終了後もセットが残され、観光地として整備されています。訪れる人々は、ガイド付きツアーで村を散策しながら、映画の舞台裏や撮影エピソードについて学ぶことができます。
また、ツアーの終わりには特製ビールやジンジャービールを味わうのも人気です。映画ファンだけでなく、美しい風景と独特の雰囲気を楽しみたい人にもおすすめのスポットで、ニュージーランドを訪れるなら、ぜひ立ち寄りたい場所のひとつです。
ホビット村 ムービーツアー
- 住所
- 501 Buckland Road, Matamata 3472
- 料金
- NZ$120~(日本円 約10,700円~)
- 電話番号
- +64 7 888 1505
- URL
- https://www.hobbitontours.com/
オークランド

オークランドはニュージーランド最大の都市で、多文化が融合し、活気ある経済と豊かな文化が特徴です。この街は、海に囲まれた「セイルシティ」と呼ばれ、世界的なヨットレース「アメリカンズカップ」が開催された港には数多くのヨットが浮かぶ光景が広がります。
市の中心にはスカイタワーがそびえ、展望台からは市内と周囲の壮大な景色が一望でき、バンジージャンプも体験できます。繁華街のクイーンストリートはショップやレストランが集まり、地元のグルメを楽しめるスポットです。また、オークランド動物園やケリータールトン水族館など、ファミリー向けの施設も充実しています。
オークランド周辺には、ランギトト島やワイタケレ山脈など、自然の美しいスポットが点在しており、ハイキングなどのアウトドアアクティビティも楽しめます。
スカイタワー
- 住所
- Victoria Street West, Auckland Central, Auckland 1010
- 営業時間
- 午前9時30分〜午後8時
- 料金
- NZ$45~(日本円 約4,000円~)
- 電話番号
- +64 9 363 6000
- URL
- https://skycityauckland.co.nz
オークランド ビジターインフォメーションセンター
- 住所
- HSBC Building Shop 1 Level 3/188 Quay Street, Auckland Central, Auckland 1010
- 営業時間
- 午前9時〜午後5時
- 電話番号
- +64 9 365 9918
- URL
- https://www.aucklandisite.com/
ニュージーランド観光のおすすめモデルコースをご紹介!
1週間のおすすめモデルコース

ニュージーランドには見るべき観光名所がたくさんあり、限られた期間でどこを訪れるべきか迷うほどです。そこで、こちらでは1週間で巡るおすすめモデルコースをご紹介します。
1日目は、南島のクイーンズタウンを起点として、2日目は世界遺産のミルフォード・サウンドの日帰り観光、3日目はマウントクックを経てテカポ湖、クライストチャーチに向かいます。
その後、北島の首都ウェリントンに飛び、ロトルアのマオリ文化に触れ、セイルシティ・オークランドに向かう1週間でニュージーランドの魅力を満喫する充実したコースとなっています。
【1週間のおすすめモデルコース】
- 1日目
- クイーンズタウン市内
- 2日目
- ミルフォード・サウンド日帰り観光
- 3日目
- バスでマウント・クック、テカポ湖経由でクライストチャーチへ
- 4日目
- クライストチャーチ市内
- 5日目
- ウェリントン市内
- 6日目
- ロトルア
- 7日目
- オークランド市内
3泊4日のおすすめモデルコース

3泊4日のおすすめモデルコースは、アクティビティが豊富な美しい街クイーンズタウンを起点に、世界遺産ミルフォード・サウンドの観光、壮大なマウント・クックを経由して自然美あふれるテカポ湖で宿泊して星空を眺め、クライストチャーチに向かう、南島の絶景を巡るコースです。
迫力の山岳景観、澄んだ星空、神秘的な湖面、そして手つかずの大自然が続くこのコースは、短期間ながらもニュージーランドの魅力を存分に味わえる内容です。移動中の風景も見逃せない魅力のひとつとなっており、観光スポットに加えて、地元のグルメや温泉も楽しみながら、ニュージーランドならではの心癒やされるひとときが楽しめます。
【3泊4日のおすすめモデルコース】
- 1日目
- クイーンズタウン市内
- 2日目
- ミルフォード・サウンド日帰り観光
- 3日目
- バスでマウント・クック経由、テカポ湖へ
- 4日目
- クライストチャーチ市内
まとめ
ニュージーランドは、南半球に位置する自然美に満ちあふれた魅力的な国です。壮大な山々や広大な草原、透き通った湖など、多様な景観が広がります。世界遺産のミルフォード・サウンド、険しいマウントクック、満天の星が広がる神秘的なテカポ湖、風の都ウェリントン、そして「セイルシティ」として知られるオークランドなど、見どころが尽きません。
ニュージーランドには、忘れがたい冒険や感動的な体験が待っています。ぜひ、その魅力を実感してみてください。
※本記事は2024年12月30日現在の情報です。