マカオのおすすめ観光スポット12選!世界遺産やカジノを巡るモデルコースも!
2025.5.19

マカオガイド椿

この記事の目次
- マカオってどんなところ?
- 【世界遺産を巡る】マカオの歴史スポット5選!
- 【カジノだけじゃない】マカオのエンタメスポット7選!
- 【マカオ観光で食べたい!】マカオのおすすめグルメ3選!
- マカオ観光のおすすめモデルコースは?
- まとめ
マカオってどんなところ?
マカオは正式名称を「中華人民共和国マカオ特別行政区」と言い、香港の隣に位置します。
面積は約33㎢と大変小さく、東京山手線の内側の半分ほどの広さ。見どころが集中しているため、短時間で多くの場所を観光できるのが魅力です。
1999年にポルトガルから中国に返還されたため、東西文化の融合を感じる世界遺産のカラフルな街並みや、ユニークな食文化が特徴です。
さらに、マカオはカジノ収益世界一で知られており、豪華で巨大なIR(統合型リゾート)が数多くあります。バンジージャンプやZIP CITY、室内スカイダイビングなど刺激的なアトラクションをはじめ、チームラボや劇場でのショー体験など、多彩なアクティビティも楽しめます。
マカオの概要
- 時差
- -1時間
※日本の方が1時間進んでいます。
- 言語
- 公用語は広東語(中国語方言)、ポルトガル語。
※中国語も通じます。ホテルや洋食レストランでは英語も通じます。
- 通貨
- マカオパタカ(MOP)
MOP1=約20円(2025年3月現在)
関西からどうやって行けるの?
関西国際空港からマカオへは、マカオ航空が毎日直行便を運航しています。
また、香港経由でも行くことができ、関西国際空港から香港への直行便も毎日運航しています。香港国際空港からマカオへは、港珠澳大橋を経由するバスを利用するのが一般的です。
マカオ航空
- NX855
- 関西国際空港 13:55発
マカオ国際空港 16:55着 - NX856
- マカオ国際空港 08:20発
関西国際空港 12:55着
※いずれも現地時間です

マカオ入国にビザは必要?
マカオ入国にビザは不要です。
ただしパスポートの残存期間が、入国日から90日+滞在予定日数以上あることが条件です。旅行を計画する前に、パスポートの有効期限を確認しておきましょう。
【世界遺産を巡る】マカオの歴史スポット5選!
ポルトガルと中国、東西文化の交流地点として栄えたマカオの歴史を感じることができるのが、マカオの世界遺産「マカオ歴史市街地区」です。マカオ歴史市街地区には22の建造物と8つの広場があり、街並み自体がひとつの大きな世界遺産となっています。見どころは多いものの、1日あればすべて回ることができるほど密集しているので、歴史や世界遺産好きの方におすすめです。
ヨーロッパらしいパステルカラーの建物や美しい石畳の街並みに、教会や寺院など歴史的建造物が立ち並ぶマカオならではの歴史市街地区。特におすすめの観光名所をご紹介します。
セナド広場

提供元:マカオ政府観光局
セナド広場はマカオの世界遺産エリアの中心にあたります。ポルトガル風の波模様の石畳にピンクやイエローなどパステルカラーの建物が並び、ヨーロッパのような街並みが写真映えする観光地です。噴水前が記念写真撮影のおすすめスポットです。
夜10時頃までお土産屋さんなどのお店が営業しており、遅くまで人通りが多くにぎやかな名所です。中秋節やクリスマス、春節など季節のイベントごとに飾り付けが行われ、このようなホリデーシーズンにはイルミネーションの夜景も深夜まで楽しむことができます。
周辺にはレストランやカフェも多く、観光の拠点としても最適です。マカオの世界遺産観光において外せないスポットです。
セナド広場(Senado Square)
聖ドミニコ教会

提供元:マカオ政府観光局
聖ドミニコ教会はセナド広場に隣接しており、にぎやかな街の中心に位置する教会です。レモンイエローの明るい外壁が青空によく映えます。
1587年にスペインのドミニコ会によって建てられました。教会内部の中央主祭壇にはロザリオをつけた聖母マリアが祀られており、「聖母バラ教会」の愛称で親しまれています。
毎週日曜日にミサが行われ、イースターやクリスマスなどキリスト教の祝日にはコンサートが開催されるなど、マカオの人々の生活に深く根付いています。
教会の隣には博物館があり、キリスト教の芸術品を無料で見学することができる穴場スポットです。最上階にある鐘は、アンティークの貴重な品です。
聖ドミニコ教会(St. Dominic's Church)
- 住所
- 板樟堂前地
- 営業時間
- 午前10時~午後6時
- 定休日
- なし
- 料金
- 無料
- URL
- https://www.macaotourism.gov.mo/ja/sightseeing/macao-world-heritage/st-dominics-church
聖ポール天主堂跡

提供元:マカオ政府観光局
聖ポール天主堂跡はマカオで最も有名なランドマークです。ファサードと呼ばれる石の壁が1枚だけ残る、印象的な観光名所です。
聖ポール天主堂跡は、アジア最大の教会でありアジアで最初の西洋式の大学として、16世紀にフランシスコ・ザビエル率いるイエズス会により創立されました。19世紀までの3度にわたる火災で木製の教会部分が焼け落ち、石でできたファサードだけが現存しています。
この教会は、多くの日本人キリシタンの奉仕によって建てられたと伝えられており、完成から数百年経った今でも美しいまま残っている緻密な彫刻には、日本のシンボルがいくつも隠されています。ぜひあなたの目で確かめてみてください。
周辺には写真スポットがたくさんあり、いつも多くの観光客でにぎわっています。夜にはファサードがライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
聖ポール天主堂跡(Ruins of St. Paul's)
- 住所
- 耶穌會紀念廣場
- 営業時間
- <天主教芸術博物館>
午前9時〜午後6時(最終入館は午後5時30分。火曜日午後2時まで開館。マカオの祝祭日は開館)
<天主堂跡>
午前9時〜午後6時(最終入館は午後5時30分) - 定休日
- なし
- 料金
- 無料
- URL
- https://www.macaotourism.gov.mo/ja/sightseeing/macao-world-heritage/ruins-of-st-pauls
ギア要塞

松山市政公園にあるギアの丘にギア要塞があり、要塞の敷地内には灯台と礼拝堂が建っています。ギアの丘はマカオ半島で最も高い丘で、マカオグランプリのコースとしても知られています。
中国沿岸で最初の灯台として建てられたギア灯台は、何度か台風により大破しましたが、修復され現在でも現役で活躍しています。ギア聖母礼拝堂は内部に描かれたフレスコ画が見どころです。聖母マリアや天使の絵とともに狛犬や盆栽の絵が描かれており、マカオらしい東西文化の融合を見ることができます。
他の世界遺産の見どころから少し離れた穴場で、マカオ市街を一望できる名所です。
ギア要塞(Guia Fortress)
- 住所
- 澳門東望洋山頂
- 営業時間
- <要塞>
午前9時〜午後6時(最終入館は午後5時30分)
<教会>
午前10時~午後5時 (内部写真撮影禁止)
<灯台>
非公開 - 定休日
- なし
- 料金
- 無料
- URL
- https://www.macaotourism.gov.mo/ja/sightseeing/macao-world-heritage/guia-fortress-including-guia-chapel-and-lighthouse
媽閣廟(まこうみゅう)

提供元:マカオ政府観光局
媽閣廟は、マカオの地名の由来となった歴史ある寺院で、ポルトガル人が最初に足を踏み入れたエリアにあります。中国福建省から伝わった道教の海の女神であるアマ様を祀っており、どんな願いも叶えてくれるマカオで一番のパワースポットとして知られています。
1か月燃え続ける大きな巻き線香や、柱ほどもある大きなお線香は必見です。絵馬に願いごとを書いて吊るしたり、自分のお土産にお守りやお札を購入することもできます。
境内には多くの岩があり、上部に行くほど大きな岩が見られ、それらの岩からパワーが出ていると言われています。寺院には仏殿が全部で4つあり、そのうち3つは道教の海の女神アマ様を祀っています。寺院の最上部に位置する観音殿には仏教の観音様が祀られており、観音殿のある最上部からは対岸の中国広東省珠海市まで見渡すことができます。
媽閣廟(A-Ma Temple)
- 住所
- 媽閣廟前地
- 営業時間
- 午前8時~午後6時
- 定休日
- なし
- 料金
- 無料
- URL
- https://www.macaotourism.gov.mo/ja/sightseeing/macao-world-heritage/a-ma-temple
【カジノだけじゃない】マカオのエンタメスポット7選!
マカオのエンタメはカジノだけではありません。さまざまなスポットがあるので、好みにピッタリな場所が見つかるでしょう。
またマカオは治安が良いので、ぜひ「眠らない街マカオ」の夜を存分に味わってみてください。
ここでは、散策やショッピング、ショーやアトラクションが楽しめるエンタメスポットをご紹介します。
タイパビレッジ


タイパビレッジはタイパ島エリアにあるショッピング、レストラン、食べ歩きが楽しめる名所です。カレーおでんやドリアンスイーツ、ポークチョップバーガー、ポルトガル料理などマカオの名物料理を楽しめます。パステルカラーのポルトガル風の建物がかわいらしく、路地裏まで散策したくなるエリアです。

提供元:マカオ政府観光局
タイパビレッジから徒歩約5分のタイパハウスミュージアムは、コタイ地区を臨む人工湖の前にエメラルドカラーのコロニアル風建築が並ぶ風光明媚な穴場スポットです。ジャッキー・チェンの映画「プロジェクトA」などのロケ地になった場所なので、映画ファンの方は足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
タイパビレッジ(Taipa Village)
- 住所
- 氹仔官也街
- URL
- https://www.taipavillagemacau.com/
O-MOON(お土産店)

O-MOONは、ポルトガルの伝統的なタイルであるアズレージョ(ポルトガルやスペインで見られる伝統的なタイル装飾)柄の雑貨を中心に扱っているマカオオリジナルブランドです。

白と青のアズレージョ柄のマグネットや文房具、スマホ用アクセサリーをはじめ、キーホルダーやエコバッグが人気です。特に女性に人気の美しいタイル柄の商品を多数取り揃えています。直営店はタイパビレッジに3店舗、マカオ半島に2店舗の計5店舗あります。
サンリオのキャラクター、ハローキティ、クロミ、シナモンなどとのコラボ商品も展開しています。これらはすべてマカオ限定の人気グッズで、サンリオファンには見逃せないお店です。
本物のアズレージョは、セナド広場に隣接する市政署内ロビーなどの観光名所で見られるので、ぜひチェックしてみてください。
O-MOON主教巷店(カテドラル店)
- 住所
- 澳門主教巷6號福運大廈地下
- 営業時間
- 午後12時~午後8時
- 定休日
- なし
- 電話番号
- (853) 2832 3462
- URL
- https://omoonmacao.com/storefront
マカオタワー

マカオタワーは高さ約338mあり、東京タワーよりも約5m高い観光名所です。
地上58階と61階にある展望台からは、マカオ市街を一望できます。58階は足元が透明のガラス張りになっているので、まるで空中に浮かんでいるかのような感覚を楽しめます。
61階にある、地上約233mから挑戦できるバンジージャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。最高時速120㎞に達し、世界一高いバンジージャンプとしてギネスブックに登録されています。
そのほか、速度を調整しながら飛ぶスカイジャンプや、展望台の外を1周歩くスカイウォーク、タワーの頂上まで登るタワークライムなどスリル満点のアトラクションを体験できます。
館内にはレストランもあり、マカオの夜景を眼下に楽しむこともできます。
マカオタワー(Macau Tower)
- 住所
- 澳門觀光塔前地
- 営業時間
- 平日:午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝日:午前10時~午後8時 - 定休日
- なし
- 料金
- <展望台>
大人:MOP208(日本円 約4,160円)
子ども(3~11歳)とシニア(65歳以上):MOP138(日本円 約2,760円)※子どもとシニア料金はパスポートの提示が必要
- 電話番号
- (853)8988 8612
- URL
- https://www.macautower.com.mo/
ウィン・マカオ

ウィンマカオはカジノ、ホテル、レストラン、ショッピングモールが集まった複合施設(IR)です。ラスベガス系のカジノリゾートで、おしゃれな雰囲気が魅力。

おすすめは正面ロビー前の噴水ショーです。ショーは午後から開始されますが、夜の時間帯になると噴水のライトアップや炎の演出もあり、より見応えがあります。ショーは無料のため、子どもから大人まで気軽に楽しむことができます。
また、館内では吉祥樹のショーが行われています。床から黄金の木がせり上がってくる演出は無料とは思えないクオリティでたくさんの観光客が集まります。
世界遺産からも近く、観光ついでに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
コタイ地区にあるウィンマカオの系列ホテル“ウィンパレス”の噴水ショーも一見の価値あり。ウィンマカオからはシャトルバスも運行しています。ライトアップや音楽とともに幻想的な演出が楽しめるため、穴場の観光名所として知られています。
ウィン・マカオ(Wynn Macau)
- 住所
- 澳門外港填海區仙德麗街
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- なし
- 電話番号
- (853)2888 9966
- URL
- https://www.wynnresortsmacau.com/ja/wynn-macau
ザ・ヴェネチアン・マカオ

ザ・ヴェネチアン・マカオは、イタリアの水の都ヴェネチアをモチーフにしたテーマホテルです。メインロビーの黄金色の噴水は美しく、写真スポットや待ち合わせスポットとしても人気です。
また、ヴェネチアの街並みを再現したショッピングモールでは、夜遅くまでショッピングが楽しめるだけではなく、天井には空の絵が描かれ、ゴンドラライドを楽しむことができる3本の運河が流れ、立派な観光名所でもあります。
加えて東京ドームのグラウンドが入るほどの広いカジノは、いつもにぎわっています。
ホテル内には世界一天井の高いチームラボの常設会場があります。没入感抜群の体験ができるこちらは、系列ホテルのロンドナーやパリジャンとも連絡通路でつながっているため、雨など天候の悪い日でも外に出ずにホテル内の名所を見て回ることができます。
ザ・ヴェネチアン・マカオ(The Venetian Macao)
- 住所
- 澳門氹仔望德聖母灣大馬路澳門威尼斯人
- 営業時間
- 24時間
<ショッピングモール>
日曜日~木曜日:10:00~23:00
金曜日・土曜日:10:00~24:00 - 定休日
- なし
- 電話番号
- (853) 2882 8888
- URL
- https://jp.venetianmacao.com/?_ga=2.83931481.1573782328.1741774455-334912230.1741774455
スタジオ・シティ

スタジオ・シティは、ハリウッドをイメージしたIRで、世界初の8の字を描く観覧車で有名です。観覧車はスチームパンクをイメージしたデザインになっていて、時計や飛行機など機械が好きな方にはたまりません。夜は観覧車がライトアップされ、外から見てもきれいです。
ウォーターパークは若い方や家族連れに人気のアトラクションで、屋内と屋外、2つのエリアがあるため夏も冬も一年中楽しめます。ウォータースライダーがメインのアクティブなウォーターパークですが、小さなお子さまも楽しめるエリアもあるので安心です。
LRT蓮花駅直結で交通も便利です。
スタジオ・シティ(Studio City)
- 住所
- 澳門路氹連貫公路新濠影滙
- 営業時間
- 24時間
※ウォーターパークのみ12:00~20:00
- 定休日
- なし
- 電話番号
- (853) 8865 8888
- URL
- https://www.studiocity-macau.com/en
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター

ザ・ハウス・オブ・ダンシングウォーターは、マカオで長年人気を博している水のショーです。悪い妃に連れ去られたお姫様を王子様が救い出すというストーリーで、セリフのほとんどない90分間のショーとなっています。
新しく生まれ変わった「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」は、ペパリーニ・スタジオの芸術監督ジュリアーノ・ペパリーニ氏が演出を担当し、制作はアワー・レガシー・クリエイションズが手がけています。元オリンピッククラスの飛び込み選手などレベルの高いパフォーマンスが間近で見られるのが特徴で、美しい衣装や肉体美、表現力の高いパフォーマンスは、何度見ても感動します。
またパリのルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計した建築家、イオ・ミン・ペイが手掛けた専用劇場は、一瞬で海の底に沈んだり、またすぐに乾いたステージでバイクのスタントが繰り広げられたりと、驚きの変化を見せます。ひと時も目が離せない、手に汗握るハラハラドキドキを体験できます。
ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(The House of Dancing Water)
- 住所
- 新濠天地一樓 水舞間劇院
- 営業時間
- 月曜日・木曜日・土曜日:午後5時〜、午後8時〜
金曜日:午後5時〜
日曜日:午後2時〜・午後5時〜 - 定休日
- 火曜日・水曜日
- 料金
- ギャラリー: MOP698(日本円 約13,960円)
シグネチャー: MOP898(日本円 約17,960円)
グランド: MOP1,098(日本円 約21,960円)
プレミアム: MOP1,298(日本円 約25,960円)
ゴールデンサークル: MOP1,598(日本円 約31,960円)
VVIPボックス(2階席10人/13人個室): MOP28,000 / 38,000(日本円 約56万円/約76万円) - 電話番号
- (853) 8868 6767
- URL
- https://www.melco-resorts.jp/jp/entertainment/hodw.html
【マカオ観光で食べたい!】マカオのおすすめグルメ3選!
マカオには、ポルトガルと中国の文化が融合した独特のグルメが豊富です。日本では味わえない絶品料理が楽しめます。マカオにきたらぜひ食べてほしいおすすめのグルメをご紹介します。
エッグタルト

マカオにきたらぜひ味わってほしいのが、地元でも人気のエッグタルトです。
焼き色のついたパイ生地に焼きプリンのようなエッグフィリングが詰まったポルトガル風エッグタルトは、サクサクとぷるぷるの食感が絶妙。甘さ控えめで手のひらサイズなので、小腹が空いたときにぴったりのおやつです。
また、クッキー生地やパイ生地に焼き色のついていないフィリングが詰まった広東風エッグタルトもあります。専門店やベーカリーなどで見かけることができるので、食べ比べてみるのもおすすめです。
ポークチョップバーガー

ポークチョップバーガーは、濃厚なにんにく醤油味の豚肉の薄切りステーキをポルトガル風のミニフランスパンにはさんだ、シンプルなサンドイッチです。お店によっては、野菜や玉子焼き、チーズを一緒にはさんだものや、パンをクロワッサンやマカオ風メロンパンのパイナップルパンに変更したものもあります。特にパイナップルパンのポークチョップバーガーは、甘辛バランスが絶妙で最近人気のメニューです。
時間がないときでも手軽に短時間で食べられるため、アクティブ派の方にもおすすめの軽食です。ポークチョップバーガー専門店の他、地元の食堂やベーカリーでも楽しめます。
ポルトガル料理

ポルトガル料理は、大航海時代の歴史を感じさせる絶品グルメです。シーフードやお米を使った料理が多く、日本人の口にもよく合います。焼き魚やステーキなどのシンプルでワイルドなグリル料理も名物です。ポルトガルはスペインやイタリアに近いため、ワインカクテルのサングリアがよく飲まれ、シーフードトマトリゾットに似たシーフードライスも人気です。
特に、白身魚のタラの塩漬け「バカリャウ」は国民食で、バカリャウを使ったレシピは200種類以上あると言われています。マカオでは、バカリャウボール(タラのコロッケ)やバカリャウと細切りじゃがいもの卵炒めが人気です。ほど良い塩味で、おつまみにもぴったりなので、ポルトガルのワインやビールと一緒にぜひ味わってみてください。
マカオ観光のおすすめモデルコースは?
関西国際空港からマカオへの直行便は夜到着するので、今回は1日目の朝に関空を出発し、香港経由で当日夕方にマカオ到着想定でモデルコースを作成します。
マカオは小さなエリアに見どころがぎゅっと詰まっているのが特徴です。短時間でも多くの観光スポットを回ることができ、食べ歩きグルメも豊富なので、小腹が空いたときや観光の休憩に立ち寄るのもおすすめです。
特に見逃せないのが夜景です。治安も良く安心して夜の散策を楽しめます。マカオ半島とコタイ地区のどちらも美しい夜景が広がります。カジノは24時間営業しており、21歳以上であれば無料で入場できますので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
1日目
-
14:00 香港国際空港
バス(約45分)
-
15:00 港珠澳大橋マカオ口岸
タクシー(約20分)
-
15:30 ザ・ヴェネチアン・マカオ
徒歩(約10分)
-
17:00 ザ・ロンドナー・マカオ
徒歩(約10分)
-
17:30 ザ・パリジャン・マカオ
徒歩(約10分)
-
18:00 スタジオ・シティ
電車(約10分)
-
19:00 ギャラクシー
徒歩(約10分)
-
19:30 タイパビレッジで夕食
徒歩(約20分)
-
21:00 ホテルまで夜景散策
2日目
-
9:00 ホテル出発
タクシー(約30分)
-
9:30 ギア要塞と灯台
徒歩(約20分)
-
10:10 聖ポール天主堂跡
徒歩(約10分)
-
10:40 聖ドミニコ教会
徒歩(約5分)
-
11:00 セナド広場
徒歩(約10分)
-
11:20 エッグタルト食べ歩き
徒歩(約10分)
-
11:40 O-MOON
バス(約20分)
-
12:30 マカオタワーで昼食とアトラクション
バス(約5分)
-
14:30 媽閣廟
電車(約20分)
-
15:30 MGMコタイ
徒歩(約10分)
-
16:00 シティ・オブ・ドリームス
徒歩(約5分)
-
17:00 ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター劇場
徒歩(約5分)
-
19:00 夕食
徒歩(約10分)
-
20:00 ウィン・パレス
バス(約20分)
-
20:30 ウィン・マカオ
徒歩(約10分)
-
21:00 グランド・リスボア
3日目
-
9:00 ホテル出発
タクシー(約30分)
-
9:30 コロアンビレッジ
タクシー(約15分)
-
10:30 マカオジャイアントパンダ館
タクシー(約15分)
-
12:30 ホテル出発
タクシー(約30分)
-
14:00 港珠澳大橋マカオ口岸
バス(約45分)
-
17:00 香港国際空港
香港から日帰りや半日観光も可能?
香港からマカオへは日帰りや半日観光も可能です。高速船は午前7時30分から午後11時まで、30分から1時間おきに運航しており、所要時間は約1時間です。
効率よく巡るコツは、タクシーとあわせてバスや電車などの公共交通機関を上手に利用することです。世界遺産エリアは歩いて回れる範囲に名所がたくさんあるので、あらかじめ行きたいスポットに目星をつけておくと良いでしょう。天気が悪い日には、屋内で見どころが多いホテル巡りもおすすめです。
ホテル巡りでは、豪華なテーマホテルの探索やカジノ体験、ショッピング、グルメ、エンターテインメント、スパなど、さまざまな楽しみ方ができます。
まとめ
マカオは中国とポルトガルの文化が交差するエキゾチックな街です。
のんびりした雰囲気が漂う世界遺産の街並みやカジノをはじめとした刺激的なアトラクションなど、マカオにはおすすめの観光地がたくさんあります。ご家族やご友人、カップル、一人旅など、それぞれにぴったりの過ごし方が見つかります。
現実を離れて非日常を感じることができるマカオへは、関西国際空港から直行便も運航しています。美食やリゾート気分が楽しめるマカオを訪れて、リフレッシュしませんか。素敵な思い出に残る旅をお楽しみください。
※本記事は2025年3月28日現在の情報です。