マレーシアの穴場リゾート【ランカウイ島】のおすすめ観光スポット14選!

2025.2.14

えみりー

マレーシアの穴場リゾート【ランカウイ島】のおすすめ観光スポット14選!

この記事の目次

ランカウイ島ってどんなところ?

真っ白い砂浜のタンジュン・ルービーチ

「ランカウイ」と聞いて、すぐにその場所が思い浮かびますか?

ランカウイ島はマレーシアの北西部、タイのすぐ近くに位置する人気のリゾートアイランドです。総面積は約380㎢と、淡路島の約3分の2の大きさで、車で一周しても2〜3時間ほどで回れます。のんびりしながら、リゾートライフが楽しめる、お子さま連れの家族旅行にも最適な観光地です。

ランカウイ島の自然は、ユネスコの世界ジオパークに指定されています。カヤックやボートでマングローブの中を進むエコツアーでは、豊かな自然や動植物との触れ合いも体験できるでしょう。島内のリゾートも、ファミリー向け、お子さま向けの施設が多く、ほとんどのホテルにはキッズプールや託児サービスが充実しています。

スカイキャブ(ケーブルカー)やワイルドライフパーク、アンダーウォーターワールドなど、大人も子どもも楽しめる施設が点在しています。

ランカウイ島は自然とアジアンリゾートの快適さが融合した、理想的な穴場リゾートです。

ランカウイ島の概要

時差
−1時間

※日本の方が1時間進んでいます。

言語
公用語はマレーシア語(ケダ方言)。英語も通じます。
通貨
マレーシアリンギット(MYR)
気候
年間を通じて日中の平均気温は27~33℃、最低気温は25℃程度と常夏の気候です。

関西国際空港からの行き方

こじんまりしたランカウイ国際空港

現在、関西国際空港からランカウイ島への直行便はないため、クアラルンプール国際空港(KUL)で国内線に乗り継ぐ方法が一般的です。
関西国際空港からクアラルンプールまでのフライトは約7時間。クアラルンプール国際空港に到着後、国内線に乗り継ぎ、約1時間のフライトでランカウイ国際空港に到着します。
マレーシア国内での乗り継ぎに加えて、シンガポール経由でもランカウイに行くことができます。関西国際空港からは、シンガポール・チャンギ空港やクアラルンプール空港への直行便が毎日運航しています。
関西国際空港の国際線運航情報を見る

ランカウイ島観光のベストシーズンは?

ランカウイ島の気候は年間を通じて常夏で、日中の平均気温は27~33℃、最低気温は約25℃です。特にベストシーズンは乾季の11月から4月です。
乾季は晴天が続くため、観光やビーチでのアクティビティに最適です。
特に12月から2月は、湿度が比較的低く、穏やかな気候が魅力で、多くの観光客が訪れます。スカイキャブ(ケーブルカー)やスカイブリッジからの絶景を楽しむのにも適した時期です。

一方、5月から10月の雨季は、スコールが頻繁に発生しますが、1日中雨が降り続くことは稀です。1時間くらいゲリラ豪雨のような雨が続き、しばらくお茶をしながら待っていると、止んでいることがほとんどです。

また雨季ならではの静かな雰囲気や、豊かな緑に囲まれた風景を楽しむことができます。雨が降ると気温が少し下がり、観光地も比較的空いているため、ゆったりと過ごしたい方にはおすすめです。

ただし、雨季にビーチで泳ぐ際には注意が必要です。波が高くなることがあるため、現地でのアナウンスに従って、安全を確保しましょう。

乾季・雨季いずれにしても、日差しが強いため、日焼け止めや帽子などの紫外線対策を忘れずに。

ランカウイ島観光は何泊がおすすめ?

ザ・ダナ・ランカウイの豪華な客室

初めてランカウイ島を訪れる方は、3泊4日がおすすめです。
主要な観光スポットを効率よく巡りつつ、ホテルやビーチでのリラックスした時間も確保することができます。また、アクティブな旅を楽しみたい方は、日数を増やしてペナン島も一緒に観光することをおすすめします。

今注目のビーチリゾート【ランカウイ島】のおすすめ観光スポット14選!

パンタイ・チェナンビーチから臨むサンセット

ここではランカウイ島で訪れるべきビーチ、アクティビティ、自然スポット、歴史的名所を厳選してご紹介します。
透き通る海や大自然を堪能しながら、リゾート気分を存分に味わいましょう!

ランカウイ島のおすすめビーチ

パンタイ・チェナンビーチ

真っ白な砂浜がまぶしいパンタイ・チェナンビーチ

約2kmにわたる真っ白な砂のビーチと、青く澄んだアンダマン海。パンタイ・チェナンビーチは、ランカウイ島で最も賑わう観光客に人気の高いビーチエリアです。

長く美しい白砂のビーチでは、のんびりするだけでなく、パラセーリング、ジェットスキー、バナナボートなどのウォーターアクティビティも人気です。

ビーチ沿いにはローカル料理や、シーフードが楽しめるレストランやカフェが立ち並び、異国情緒あふれる食事を楽しむことができます。

また、夕方からは連日ファイアーショーが開催され、昼間とはまた違った賑やかな雰囲気に。

ストリート沿いには、お土産物やビーチウェア、スナックなどのお店が立ち並んでいます。水着や浮き輪、砂遊びセットを忘れても安心、ここで調達できます。

他にも、宿泊施設も充実していて、手頃な価格のゲストハウスから高級リゾートまで、予算や希望に応じた豊富な選択肢が魅力です。

パンタイ・チェナンビーチ(Pantai Cenang Beach)

住所
Pandai cenang
URL
https://naturallylangkawi.my/

タンジュン・ルービーチ

美しいサンセットのタンジュン・ルービーチ

映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」をご覧になったことはありますか?

そのラストシーンで使われた真っ白なビーチ、その撮影場所がタンジュン・ルービーチです。

このビーチは、ランカウイ島の北東部にある、最も静かで手つかずの美しさを誇るビーチのひとつです。白いサラサラとした砂浜が続く美しいビーチと、透明度の高いターコイズブルーの海のコントラストの美しさに、思わず息を呑みます。

観光客も比較的少なく、静かでプライベート感を重視したい方に特におすすめです。

周辺には高級リゾートもあり、豪華な施設でのんびりとした滞在を楽しむことができます。また、近くには「キリム・カルスト・ジオフォレストパーク」があり、マングローブの森を巡るボートツアーでは、多様な生態系やワシ、カワセミなどの野生動物を間近で観察できます。

干潮時にはビーチの前に砂州(サンドバー)が現れることもあり、まるで海の上を歩くような特別な体験も魅力。

さらに、このエリアは夕日の名所としても有名で、水平線に沈む夕日はとてもロマンチックです。

タンジュン・ルービーチ(Tanjung Rhu Beach)

住所
Tanjung rhu
URL
https://naturallylangkawi.my/

ランカウイ島でおすすめのアクティビティスポット

オリエンタル・ビレッジ

スカイキャブの出発点に並ぶショップ

オリエンタルビレッジは、ランカウイ島のマチンチャン山のふもとに位置するテーマパークで、ショッピング、アクティビティ、グルメが楽しめます。

敷地内には多彩なショップが並び、またスカイキャブ(ケーブルカー)の乗り場もあります。

スカイキャブのチケットには、マレーシア最大のトリックアート美術館「3Dアート・ランカウイ」、「スカイドーム」、3Dで恐竜の世界を体験できる「スカイレックス」の入場券も含まれています。他にもふれあい動物園の「マチンチャン・ペットランド」への入場券込みのチケットもあり、カップルや家族連れにも楽しめるスポットです。

オリエンタル・ビレッジ(Oriental Village)

住所
Oriental Village
営業時間
午前9時30分~午後6時

※営業時間は季節によって異なります

定休日
なし
料金
オリエンタル・ビレッジの入場は無料
電話番号
+604-9612000
URL
https://panoramalangkawi.com/oriental-village/

スカイキャブ

急勾配を登っていくスカイキャブ

東南アジアで最も急勾配のケーブルカー、スカイキャブ。全長約2,079mのケーブルで、マチンチャン山の麓から高さ約708mの山頂までを約15分で結びます。

ゴンドラからは、ジブリ映画のワンシーンのような、青々と茂る熱帯雨林やランカウイ群島の美しいパノラマビューが広がっています。天気が良いと、遠くタイやインドネシアの島々まで見渡すことができます。

経由地であるミッドステーションにもアトラクションがあり、海抜約650mミッドステーションでは、2024年3月に一般公開されたばかりのイーグルズ・ネスト・スカイウォークにアクセスできます。

山頂のトップステーションからは、追加料金で全長約125mの世界最長の曲線吊り橋、スカイブリッジへと行くことができます。ジブリ映画の世界のような熱帯雨林の緑と自然の絶景、そしてスリルをお楽しみください。

スカイキャブ(Sky Cab)

住所
Oriental Village
営業時間
午前9時30分~午後6時

※営業時間は季節によって異なります

定休日
不定休
料金
大人:85リンギット(約3,000円)、子ども(3~12歳):65リンギット(約1,700円)

※スカイドーム、スカイレックス、3Dアートランカウイの入場券込み

電話番号
+604-9612000
URL
https://panoramalangkawi.com/skycab/

スカイブリッジ

山の谷間にかかる約125mのスカイブリッジ

スカイキャブの終着点にあるスカイブリッジは、海抜約660mの高さから周囲の絶景を一望できる、全長約125mの吊り橋です。

中央の支柱からケーブルで吊られており、谷を跨ぐように設計されています。一部の床面は透明な強化ガラスでできているので、その上に立つと、足元から谷底を見下ろすスリルを体験できます。この橋は、2005年に完成して以来、ランカウイ島の象徴的な観光スポットとして多くの旅行者を魅了しています。

スカイブリッジへのアクセスは、まずはスカイキャブで山頂のトップステーションまで上がり、そこから追加料金で徒歩またはスカイグライドと呼ばれるエレベーターを利用します。

徒歩の場合は急な階段を下る必要がありますが、自然の中を散策しながら向かうことができます。スカイグライドは、斜面にそったエレベーターで、短時間で快適に移動できます。

スカイブリッジ(Sky Bridge)

住所
Top station, Sky cab, Oriental Village
営業時間
Sky Cabの営業に準ずる
定休日
Sky Cabの営業に準ずる(天候にもよります)
料金
徒歩:6リンギット(約210円)
スカイ・グライド:16リンギット(約570円)
電話番号
+604-9612000
URL
https://panoramalangkawi.com/skybridge/

イーグルズ・ネスト・スカイウォーク

床が透明なガラス張りになっていて絶景が一望できる

2024年3月に一般公開されたランカウイ島の新たな観光名所、イーグルズ・ネスト・スカイウォーク。
マチンチャン山の中腹、海抜約650mの高さから壮大な景色を楽しめる、ガラス張りの展望デッキです。ガラスの通路の長さは約38mで、一度に約300人、総重量約21トンまで耐えられる造りになっています。
ランカウイのシンボル、ワシを模したデザインが特徴で、訪れる人はぞくぞくするスリルと美しい景観を楽しめるでしょう。
スカイキャブのミドルステーションからアクセスでき、スカイブリッジと並ぶ新たな絶景スポットとして注目を集めています。

イーグルズ・ネスト・スカイウォーク(Eagle´s Nest Skywalk)

住所
Middle Station, Sky cab, Oriental Village
営業時間
スカイキャブの営業に準ずる
定休日
スカイキャブの営業に準ずる
料金
大人:50リンギット(日本円 約1,800円)
子ども:38リンギット(日本円 約1,350円)
電話番号
+6011-26213688
URL
https://eaglesnestskywalk.com/

ランカウイ・アンダーウォーターワールド

ランカウイ・アンダーウォーターワールドの入口

パンタイチェナンにある、ランカウイ・アンダーウォーターワールド。東南アジア最大規模の水族館で、約4,000種以上の海洋生物を展示しています。
熱帯雨林、サンゴ礁、淡水、海洋、亜南極、温帯、テラリウムなど、さまざまなテーマに分かれて、多種多様な生態系を再現しています。
約15mの水中トンネルを歩くと、サメやエイ、ウミガメなどが頭上を泳ぐ姿を間近で観察することができます。
また、ペンギンやアシカのエサやりショーも人気なので、事前にスケジュールをチェックしましょう。特に家族連れの方には必見のスポットです。

ペンギンコーナーではエサやりショーも

ランカウイ・アンダーウォーターワールド(Underwater World Langkawi)

住所
Pantai Cenang, Langkawi
営業時間
午前10時~午後6時
定休日
なし
料金
大人:62リンギット(日本円 約2,230円)
子ども(3~12歳):50リンギット(日本円 約1,800円)
電話番号
+604-955 6100
URL
https://www.underwaterworldlangkawi.com/index.php

ランカウイ・ワイルドライフパーク&バードパラダイス

身近に触れ合えるオウム
ほとんどの動物にエサやり体験ができる

ランカウイ・ワイルドライフパーク&バードパラダイスは、約150種類以上の鳥や動物が暮らす動物園です。入り口にはフラミンゴの像があり、園内に入る前からオウムがお出迎えしてくれます。
熱帯雨林の雰囲気を再現した園内では、鳥や動物たちと直接触れ合うことができ、動物好きの方や、お子さま連れのファミリーにおすすめのスポットです。
インコやオウム含めて、ほとんどの動物にエサやり体験ができ、特にオウムやアライグマ、チワワより小さな鹿「マメジカ」などへのエサやりは、子どもから大人まで人気です。また、園内にはカフェやお土産ショップも併設されており、お茶をしながら休憩やショッピングも楽しむことができます。

ランカウイ・ワイルドライフパーク&バードパラダイス(Langkawi Wildlife Park & Bird Paradise)

住所
Jalan Ayer Hangat, Kampung Belanga Pechah
営業時間
午前8時30分~午後5時30分
定休日
なし
料金
大人:60リンギット(日本円 約2,100円)
子ども(1~12歳):40リンギット(日本円 約1,400円)
電話番号
+604-966 5855
URL
https://langkawiwildlifepark.com.my/

ナイトマーケット

地元の方で賑わうナイトマーケット

ランカウイ島のナイトマーケットは、曜日ごとに異なる場所で開催されます。観光客向けというよりも、地元の方の日常的な市場なので、マレーシアの焼き鳥「サテ」や、お好み焼きのような「ムルタバ」など、ローカルグルメや雑貨を楽しむことができます。

串にさして売られている練り物
マレーシアのお好み焼き「ムルタバ」

各曜日の開催地は以下の通りです

月曜日
ウル・マラッカ(Ulu Melaka)
火曜日
ケダワン(Kedawang)
水曜日
クア・タウン(Kuah Town)
木曜日
テモヨン(Temonyong)
金曜日
アイル・ハンガッ(Ayer Hangat)
土曜日
クア・タウン(Kuah Town)
日曜日
パダン・マシラッ(Padang Matsirat)

ナイトマーケットは通常、午後5時から午後11時頃まで開催していますが、開始時間や終了時間は場所や出店者によって異なる場合があります。

ランカウイ島の自然・絶景スポット

テラガ・トゥジュ・ウォーターフォール(セブン・ウェルズ滝)

水遊びに最適な下部のプール

スカイ・キャブに乗っていると右側に見える滝、それがテラガ・トゥジュ・ウォーターフォール(セブン・ウェルズ滝)です。滝の上部にある7つの自然のプールに由来し、マレー語で「7つの井戸」を意味する名前になっています。約91mの高さから流れ落ち、上部と下部で異なる魅力があります。

滝の途中にあるプール

約1時間かけて、熱帯雨林に囲まれた約600段の階段を登っていくと、7つのプールが連なるエリアが見えます。美しく澄んだ水での滑らかな岩盤を利用した自然のウォータースライダーが楽しめます。ただし、岩場は滑りやすいので、足元に注意しましょう。
滝の下部には、飛び込みができる 大きなプールがあり、リラックスやピクニックに最適なスポットとして人気があります。

テラガ・トゥジュ・ウォーターフォール(セブン・ウェルズ滝)(Telaga Tujuh)

住所
Telaga Tujuh
URL
https://panoramalangkawi.com/telaga-tujuh/

キリム・カルスト・ジオフォレストパーク

青い水と切り立ったカルスト地形

ユネスコ世界ジオパークに指定された自然保護区、キリム・カルスト・ジオフォレストパーク。ランカウイ島の北東部、約100㎢の広大なエリアに、約5億年前の地層が露出した石灰岩のカルスト地形、マングローブ林、洞窟など、多様な地形と生態系が広がっています。
ボートツアーやカヤックでは、静かなマングローブの森を巡りながら、ワシやカワセミ、オオトカゲやイルカなどの野生動物を、間近で観察できます。
また、ツアーの途中で立ち寄るコウモリの生息する洞窟や、魚の養殖場の見学も人気のアクティビティです。

キリム・カルスト・ジオフォレストパーク

住所
Kampung Kilim
営業時間
午前9時~午後5時
料金
入場無料

※ボートツアーは10名までの貸し切りで2時間250リンギット前後(日本円 約9,000円)

ランカウイ島でおすすめの歴史スポット

クア・イーグルスクエア

海に向かって羽ばたくワシの像

「ランカウイ」という地名は、「ワシ」を意味するマレー語の「lang」からきており、ワシはランカウイ島のシンボルとなっています。島の中心部にあるクア・イーグルスクエアには、2024年10月にリニューアルされたばかりの約12mの高さを誇る巨大なワシの像があります。
広場からは青く輝くアンダマン海の美しい景色が広がり、特に夕暮れ時にはワシの像をバックに壮大なサンセットを楽しむことができます。
また、夜間にはライトアップされ、昼間と違った幻想的な雰囲気に。写真撮影やリラックスした時間を過ごすのに最適な場所です。

ライトアップされるワシの像

クア・イーグルスクエア(Eagle Squre)

住所
Eagle Square, Kuah
URL
https://naturallylangkawi.my/portfolio/dataran-lang-eagle-square/

コタ・マスリ

若さと美しさを保つ効果があるという泉

コタ・マスリ(Kota Mahsuri)は、マレーシアの学校の教科書には必ず載っている、伝説の人物、マスリを記念した施設です。
マスリは約200年前に実在した美しい女性で、嫉妬や権力争いに巻き込まれ不当に姦通の罪で処刑されました。処刑時に、無実を証明する白い血を流しながら「この島に7代にわたる呪いをかける」と宣言したと伝えられています。

その後のランカウイ島は戦争や疫病、経済的停滞など、多くの困難に襲われます。マスリの呪いが解けたとされる1990年代以降、島は観光地として急速に発展し、現在では世界的なリゾート地となりました。
コタ・マスリには、実際のマスリの墓(Makam Mahsuri)や、彼女の生涯と伝説を紹介する博物館、伝統的なマレー家屋を再現したもの、劇場などがあり、当時の生活や文化を体験できます。
またマスリが水浴びをしていたとされる「若さを保つ泉」の水は、若さと美しさを保つ効果があると信じられ、マレーシアだけでなく世界中から多くの人がその恩恵を求めて訪れます。

コタ・マスリ(Kota Mahsuri)

住所
Kota Mahsuri, Kampung Mawat, Mukim Ulu Melaka
営業時間
午前9時~午後6時
定休日
なし
料金
大人:20リンギット(日本円 約710円)
子ども:10リンギット(日本円 約360円)
電話番号
+604-9553515
URL
https://kotamahsuri.com/

ドリーム・フォレスト・ランカウイ

物語のスタートはここから

2023年夏にオープンしたばかりの最新の夜間アトラクションです。
全長約1.2kmの熱帯雨林の中に、幻想的なアートと自然が融合した散策路があります。この道を進むと、最新のデジタル技術やイルミネーション、音響効果に包まれながら、ランカウイ島に伝わる神話や伝説の物語を体感できます。伝説のキャラクターたちが登場し、光と音でインタラクティブに物語が再現されます。
光るオブジェや動きのある映像が自然と一体となって、自身が物語の一部になったかのような体験が楽しめます。
また、途中にあるツリーカフェの焚火では、マシュマロを焼いて食べることができ、子どもたちも大喜びです。
整備された道が続いていますが、熱帯雨林の中にあるスポットなので、虫除け対策はしっかりと行いましょう。

幻想的なストーリーの演出
焚火でマシュマロを焼こう

ドリーム・フォレスト・ランカウイ(Dream Forest Langkawi)

住所
Lubuk Semilang, Mukim, Jalan Padang Gaong
営業時間
午後7時~深夜0時
定休日
水曜日
料金
大人:98リンギット(日本円 約3,500円)
子ども(3~15歳):78リンギット(日本円 約2,800円)
電話番号
+60134873277
URL
https://dreamforest.com.my/

ランカウイ島のおすすめリゾートホテル5選!

セントレジス・ランカウイ

映画のロケで使われたバー
Kayuputiのハンモックシート

5つ星のラグジュアリーリゾート「セントレジス・ランカウイ」。
アンダマン海を望むプライベートビーチ、そして美しい夕日を楽しめるエレガントなスイートや水上ヴィラもあります。
また、ここは映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の舞台となったホテルでもあり、ロケ地として使用されたバーではアフタヌーンティーが楽しめるので、映画の場面を思い浮かべながら食事を楽しんでみてくださいね。
リゾート内には、アジア全域の味を取り入れた、美食を提供する6軒のレストランとバーがあり、特に真っ白な水上レストラン「Kayuputi」は、海に突き出たハンモックのシートで、最高のサンセットを眺めながら楽しめると評判です。

セントレジス・ランカウイ(St . Regis Langkawi)

住所
Jalan Pantai Beringin,
電話番号
+604-960 6666
URL
https://www.marriott.com/en-us/hotels/lgkxr-the-st-regis-langkawi/overview/

フォーシーズンズ リゾート ランカウイ

静かに過ごせるヴィラ

フォーシーズンズ リゾート ランカウイは、アンダマン海を一望できるランカウイ島の最高級リゾートで、豊かな自然に囲まれた特別な滞在を楽しむことができます。
こちらも、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」のロケ地として知られ、物語に華を添えたロケーションとして、美しい風景と洗練された空間が多くの注目を集めています。
宿泊する建物は、庭園やビーチを望むパビリオンやプライベートプール付きのヴィラなど、とても豪華!
また、地元のマレーシア料理や新鮮なシーフードを楽しめるレストランが充実。
映画のロケ地となったビーチフロントのレストランでは、波音を聞きながら美しいサンセットで、ロマンチックなディナーを堪能できます。
映画の舞台となった、ロマンチックで贅沢な空間を実際に体験しましょう。

フォーシーズンズ リゾート ランカウイ(Fourseasons Resort Langkawi)

住所
Jalan Tanjung Rhu
電話番号
+604-950 8888
URL
https://www.fourseasons.com/langkawi/

ザ・ダタイ・ランカウイ

プライベートプール付きのヴィラ

ザ・ダタイ・ランカウイは、ランカウイ島北西部にある手つかずの熱帯雨林と美しいダタイ湾に囲まれた高級リゾートです。
静かな自然との調和を追求したリゾートで、贅沢でラグジュアリーなひとときに浸れます。熱帯雨林に溶け込むヴィラやビーチフロントのスイートなど、すべてが洗練された空間。
ダイニングは、地元マレー料理を楽しめる「ザ・グライハウス」や、高台で本格タイ料理を堪能できる「ザ・パビリオン」など、多彩なレストランが揃います。
さらに、専任のネイチャーリストが案内するネイチャーウォークなどのアクティビティも充実。カップルからお子さま連れの家族まで非日常の時間を楽しめます。

ザ・ダタイ・ランカウイ(The Datai Langkawi)

住所
Jalan Teluk Datai
電話番号
+60 4 9500 500
URL
https://www.thedatai.com/

ザ・リッツカールトン・ランカウイ

ジャングルを臨むメインダイニング
マリンスポーツも楽しめるプライベートビーチ

自然の美しさと洗練されたサービスが融合した特別なリゾート、「ザ・リッツカールトン・ランカウイ」。
このラグジュアリーなリゾートは、手つかずの熱帯雨林とプライベートビーチに囲まれており、カヤックなどのウォータースポーツも楽しめます。また、地元のマレー建築様式と現代的なデザインが融合した客室やヴィラは、広々として落ち着いた雰囲気が感じられます。
スパ施設の「ザ・リッツカールトン スパ」では、水上にあるトリートメントルームのデザインが有名で、トリートメント以外にも露天風呂のような半屋外のジャグジーやサウナなどで癒やしの時間を満喫できます。

ザ・リッツカールトン・ランカウイ(The Ritz Carlton Langkawi)

住所
PT 313 Jalan Pantai Kok, Teluk Nibung
電話番号
+60-4-9524888
URL
https://www.ritzcarlton.com/en/hotels/lgkrz-the-ritz-carlton-langkawi/overview/

ザ・ダナ・ランカウイ

コロニアル風の天井が高いダイニングバー

テラガハーバーに隣接し、豪華なクルーズ船が停泊する港を望む、「ザ・ダナ・ランカウイ」。植民地時代のようなブリティッシュコロニアル様式のデザインが特徴の5つ星リゾートです。
マレー建築様式や先住民のアートからインスパイアされたデザインの客室で、自然と調和した優雅な空間です。特に、プライベートプール付きのビーチヴィラは、直接ビーチへアクセスができ、プライベートな空間でゆったりとした時間を過ごすことができます。
ランカウイ島最大級のインフィニティプールや、トロピカルな環境に囲まれたスパ施設も完備。
リゾート内には、ヨーロッパ風やアジア風の料理を楽しめるレストランや、マレーシアの伝統的な料理やアフタヌーンティーなど、多彩なダイニングオプションも揃っています。

ザ・ダナ・ランカウイ(The Danna Langkawi)

住所
Telaga Harber, Pantai Kok
電話番号
+604-959 3288
URL
https://www.thedanna.com/

少し足を延ばしてペナン旅行も満喫!ペナンのおすすめスポット5選!

ランカウイでリゾートライフを満喫したら、少し足を延ばしてペナン島への旅行も検討してみませんか?
ランカウイからペナンへは国内線で30分ほどと簡単にアクセスできるスポットで、ランカウイとは全く異なる文化や歴史を楽しめるのが魅力です。
ペナンはユネスコ世界遺産のジョージタウンを中心に、美しい寺院や異国情緒あふれる街並みが広がり、「東洋の真珠」と呼ばれています。
日帰りでも訪れることはできますが、観光地が多いため1泊するのがおすすめです。ランカウイとは異なる魅力を持つペナンで、特別なひとときを過ごしてみませんか?

ジョージタウン

カフェが立ち並ぶヘリテージエリア

ペナン島のジョージタウンは、2008年にユネスコ世界遺産に登録された歴史的な街で、19世紀の植民地時代の建築や独特の雰囲気が魅力的な街です。
街中には、アート作品やカフェ、ショップが数多くあり、特に壁画アートは街の至る所に描かれ、写真の撮影スポットとして人気です。地元の屋台やレストランでは、ペナン独自のグルメを楽しむことができます。
また、ジョージタウンは多民族国家マレーシアを象徴するように、中国寺院、インド寺院、モスクなどが共存。様々な宗教施設を巡ると、多様な文化と歴史を肌で感じられるでしょう。

ジョージタウン(George Town)

住所
George Town , Pulau Pinang
URL
https://www.mypenang.gov.my/home/?lg=en

極楽寺

夜のイルミネーションが輝く極楽寺

ペナン島のエア・イタム地区に位置する、中国、タイ、ビルマの建築様式が融合した独特のデザインが特徴の極楽寺。この寺院は東南アジア最大級の仏教寺院として知られています。寺院の象徴的な建造物である、七層からなる「パゴダ」。高さ約30m以上で、各層ごとに異なる建築様式で、下層は中国式、中層はタイ式、上層はビルマ式と独特の建築です。内部には多数の仏像が安置され、最上階からはペナン島の美しい景色を一望できます。

また、2002年に完成した高さ約30.2mの観音菩薩像も見どころのひとつ。この巨大な像は、寺院の高台にあり、訪問者はケーブルカーを利用してアクセスできます。

極楽寺へのアクセスは、ジョージタウン中心部から車で約30分、またはバスで約1時間です。特に、ペナンヒルと合わせて訪問するのがおすすめです。

極楽寺(Kek Lok Si Temple)

住所
Jln Balik Pulau, 11500 Ayer Itam, Pulau Pinang
営業時間
午前8時30分~午後5時30分
定休日
なし
電話番号
+604-828 3317
URL
https://kekloksitemple.com/

ペナン・プラナカン・マンション

東洋と西洋のデザインが融合した独特の様式

ジョージタウンの中心部にあるペナン・プラナカン・マンションは、博物館として一般公開されている、19世紀末に建てられたプラナカン様式の邸宅です。
プラナカンとは、中国からの移民と現地のマレー人との間に生まれた子孫を指し、独自の文化とライフスタイルを築き上げました。
当時のプラナカンの生活様式や豪華な装飾を忠実に再現したこのマンションでは、華麗な世界を体感することができます。

館内には、1,000点以上のアンティークやコレクションが展示され、英国製のタイルや螺鈿細工の家具など、東洋と西洋のデザインが融合した独特の美しさです。
特に、豪華なダイニングルームや装飾が施された中庭は、写真撮影スポットとしても人気です。

ペナン・プラナカン・マンション (Penang Peranakan Mansion)

住所
29, Church St, Georgetown, 10200 George Town, Penang
営業時間
午前9時30分~午後5時
定休日
なし
料金
大人:25リンギット(日本円 約900円)
子ども(6~12歳):12リンギット(日本円 約430円)
電話番号
+6042642929
URL
http://www.pinangperanakanmansion.com.my/

スリ・マハ・マリアマン寺院

カラフルな装飾が特徴のヒンドゥー教寺院

ジョージタウンのリトル・インディアにあるスリ・マハ・マリアマン寺院は、1883年に建立されたジョージタウン最古のヒンドゥー教寺院です。

寺院の入口にそびえるのは、カラフルな38体の神々や動物の彫像で装飾されたゴープラム(門塔)。
内部には、軍神スブラマニアムの像が祀られ、金、ダイヤモンド、エメラルドなどの豪華な装飾品で飾られています。

寺院内に入る際は靴を脱ぐ必要があり、正面に祀られている神像の撮影は禁止です。

スリ・マハ・マリアマン寺院は、ペナン島の多文化共生を象徴する重要な宗教施設であり、参拝に訪れる多くの信者が入口で床に触れた指にキスをするなど、神々への敬意を表す独特の儀式を見ることができるでしょう。

スリ・マハ・マリアマン寺院(Sri Maha Mariamman Temple)

住所
Hindu Temple, Lebuh Queen, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang
営業時間
午前6時30分~午後12時
午後6時~午後9時
定休日
なし
料金
なし
電話番号
+604-263 8916
URL
https://mypenang.gov.my/culture-heritage/directory/625/?lg=en

姓周橋(チュージェッティー)

ボートが繋がれたジェッティー

姓周橋(チュージェッティー)は、マレーシア・ペナン島のジョージタウンに位置する水上集落です。

19世紀半ば、中国福建省からの移民「周」姓の一族が築いたこの集落は、海上に高床式の木造家屋が連なる独特のスタイルです。

現在、姓周橋には約75軒の家屋があり、その多くは一般の住居として使用されています。

一部はお土産店や飲食店として中に入ることができるので、集落内の通路を歩きながら、伝統的な生活様式や風景を間近で感じることができるでしょう。

特に、入口付近にある「朝元宮」という寺院は、現地の方の信仰の中心ですが、見学もすることができます。

おしゃれなカフェやお土産店もたくさん

姓周橋(チュージェッティー)(Chew Jetty)

住所
59A, Chew Jetty, Weld Quay, George Town,
電話番号
+6011 6246 2884
URL
https://www.mypenang.gov.my/all/directory/378/?lg=en

まとめ

ランカウイには、絶景を楽しめる「ランカウイ・スカイブリッジ」や家族で楽しめる「アンダーウォーターワールド」、地元の生活を感じることができる「ナイトマーケット」など、おすすめの観光地がたくさんあります。ビーチでのんびり過ごしたり、自然や文化を満喫したりと、自分のペースで楽しめるのがランカウイの魅力です。

豊かな自然と多彩なアクティビティが融合したランカウイは、家族旅行やカップル、一人旅にも最適なリゾート地です。次の休暇には、ランカウイ島で特別なひとときを過ごしてみませんか?忘れられない思い出があなたを待っています。

※本記事は2024年12月2日現在の情報です。

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