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第17回
ハワイ・オアフ島編 2022
〜2年半の空白を越えて恋焦がれたホノルルへ!
ハワイの今を知るトレンド&最新スポット

輝くエメラルドグリーンの海に白い砂浜。色鮮やかな花が咲き乱れ、変わらぬ美しさで迎えてくれたハワイ。コロナ禍で次々とリノベーションされたホテルにはアートが溢れ、ワイキキ散策がより楽しく刺激的になりました。
滞在中、よく耳にしたワードがあります。それはハワイ語で思いやりの心を意味する「マラマ」。そして「サスティナビリティ」と「ゼロウェイスト」。自然や文化を次世代に繋ぐ取り組みが活発に行われており、さらに優しいハワイへと進化していたのです。今のハワイを知るために欠かせないワードとともに最新スポットを紹介します。

Text and Photo Takako Moriya 2022年8月15日現在、1ドル=約133円
街中の様子
街中の様子
街中の様子
ビーチに明るい声が響き、カフェやシェイブアイス店には毎日長蛇の列。ワイキキは今、コロナ前と変わらぬ賑わいを見せています。ただそこにいるのは、日本人ではなくアメリカ本土からの旅行者。私が訪れた8月上旬に日本人旅行者と遭遇したのは1日20組ほど。ショップやレストランで店員さんと話をするたびに「日本からの旅行者を待っています」と話していたのが印象的でした。

現在ハワイではマスク着用の義務が緩和され、屋内でもマスクをせずに過ごせます。本土からの旅行者はマスクを着用していませんが、ワイキキを離れローカルが集まるショッピングセンターヘ行ってみると、半数以上の人がマスクを着用していて驚きました。マスクを携帯し、その場に応じて着用するのは、自衛はもちろん高齢者を守るためとのこと。ハワイに住む人々の思いやりの心を感じます。

ホテルのスタッフ、バスやトロリーのドライバーはマスク着用を続け、建物の入口には手指消毒液を設置。飲食店では、タッチパネルでオーダーしたり、二次元バーコードを読み取ってメニューを見たりするなど非接触の場面が増えていました。短縮されていたショッピングセンターの営業時間も戻りつつあり、日本人旅行者を迎える準備が進んでいます。
ブランコでスイングしながら乾杯 ワイキキの夜を彩る話題のニューオープン
Restaurant & Bar
ブランコでスイングしながら乾杯
ワイキキの夜を彩る話題のニューオープン
HEYDAY
ヘイデイ
1960年代のオールドハワイをイメージした、キュートなプールサイドレストラン&バー。ハワイアンミュージックを聞きながら、茅葺き屋根のバーに下がるブランコに座って乾杯。時折キラキラとシャボン玉が舞い、なんともワクワクするシチュエーションではありませんか!チャイナタウンの人気レストラン「Fête(フェテ)」が手掛けるヘイデイは、ハワイ産の食材を使用した食のサスティナビリティをテーマに、2021年6月ホワイトサンズホテルにオープン。ディナー前のアペリティフ(食前酒)として立ち寄るもよし、テーブル席でしっかり食事を頂くのもよし。メニューを監修するのは、全米のレストラン賞「ジェイムズピアード」でベストシェフ賞に輝いたフェテの女性シェフ。多国籍エッセンスを取り入れた絶妙な味付けに感激することでしょう。
HEYDAY ヘイデイ
HEYDAY ヘイデイ
HEYDAY ヘイデイ
HEYDAY ヘイデイ
華やかに変貌を遂げた老舗ホテルでアートフルな今のハワイを体感
Hotel
華やかに変貌を遂げた老舗ホテルで
アートフルな今のハワイを体感
KAIMANA BEACH HOTEL カイマナビーチホテル
KAIMANA BEACH HOTEL カイマナビーチホテル
KAIMANA BEACH HOTEL カイマナビーチホテル
KAIMANA BEACH HOTEL カイマナビーチホテル
KAIMANA BEACH HOTEL
カイマナビーチホテル
ワイキキの東端、穏やかなカイマナビーチに建つ老舗ホテルが、新しいオーナーを迎えて2020年末にリニューアルオープン。エントランスホールには、インテリアのトレンドであるミッドセンチュリーモダンの家具や絵画が配され、明るく華やかに生まれ変わりました。ソファに座り、壁を埋め尽くすように飾られた大小さまざまなアートを眺めているだけで気持ちが高まります。まさに360度フォトジェニック!エッグベネディクトで有名なハウツリーラナイも「ハウツリー」と名前を改め、お洒落にリニューアル。ホテルのロゴグッズを扱う「サンセット・プロヴィジョンズ」には、日本でも重宝しそうなデザインのウォーターボトルやトートバッグが揃っています。ワイキキの中心部から徒歩20分ほど。ハウツリーでの朝食をゴールに散歩に出掛けてみては?
お気に入りアイテムで始めてみよう カイムキ生まれのゼロウェイストショップ
SHOPPING
お気に入りアイテムで始めてみよう
カイムキ生まれのゼロウェイストショップ
KEEP IT SIMPLE
キープ・イット・シンプル
コロナ禍のハワイから聞こえてきたワードが「ゼロウェイスト(Zero Waste)」。環境問題となるゴミをできる限りゼロにすることを目的とした考え方です。この問題に取り組んできたカイムキタウンのゼロウェイストショップが、2022年1月ワイキキ・ビーチ・ウォークに2号店をオープン。持ち込んだ容器にスキンケアやヘアケア商品を量り売りで購入できるほか、無添加の石鹸シャンプー、最小限で包装されたメイク用品、ハワイ柄のマイ箸など無駄をゼロにするキッチン用品を販売しており、その多くがローカルビジネスから生まれたもの。日本ではまだまだ聞き慣れないゼロウェイストですが、普段の生活で気軽に取り入れることができるアイテムから始めてみるのもいいですね。2号店では、ローカルアーティストのアパレルも扱っています。
KEEP IT SIMPLE キープ・イット・シンプル
KEEP IT SIMPLE キープ・イット・シンプル
KEEP IT SIMPLE キープ・イット・シンプル
メイドインハワイのお土産探し アーティストとの触れ合いも嬉しいマーケット
EVENT
メイドインハワイのお土産探し
アーティストとの触れ合いも嬉しいマーケット
ALOHA HOME MARKET
アロハ・ホーム・マーケット
ハワイ在住のアーティスト、アパレルデザイナー、ジュエリーやキャンドルメーカーなどが島中から集合。カイルアタウンで月1回開催されている人気イベントが、2022年6月からはアラモアナセンターでも月1回開催になりました。センスが良くオリジナリティ溢れるアイテムが並び、自分だけの宝物に出合えるチャンス。商品にまつわるストーリーを聞いたり、オススメを提案してもらったり、アーティストとの交流も楽しみのひとつ。自然の抗菌作用で食品鮮度を保ち、水洗いで繰り返し使えるミツロウラップや、プルメリアやピカケの花をデザインした可愛らしいアクセサリーなど、お土産にぴったりの商品がリーズナブルな価格で見つかります。地元のスモールビジネスを支援することを目標としたこのマーケット。滞在中に開催スケジュールと重なるようならぜひ訪れてみてください。
ALOHA HOME MARKET アロハ・ホーム・マーケット
ALOHA HOME MARKET アロハ・ホーム・マーケット
ALOHA HOME MARKET アロハ・ホーム・マーケット
ALOHA HOME MARKET アロハ・ホーム・マーケット
名門ホテルが取組む文化継承 誰でも参加可能なハワイアンカルチャーレッスン
ACTIVITY
名門ホテルが取組む文化継承
誰でも参加可能なハワイアンカルチャーレッスン
THE KAHALA HOTEL & RESORT ザ・カハラ・ホテル&リゾート
THE KAHALA HOTEL & RESORT ザ・カハラ・ホテル&リゾート
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THE KAHALA HOTEL & RESORT ザ・カハラ・ホテル&リゾート
THE KAHALA HOTEL & RESORT
ザ・カハラ・ホテル&リゾート
今、ハワイの多くのホテルでは、環境を守るために様々な取り組みをしています。ザ・カハラ・ホテル&リゾートでは、独自のサスティナビリティ・文化・芸術への推進活動として「KISCAプログラム」を立ち上げ、宿泊代に料金を追加することで森林再生のための植樹ができる「マラマ(malama)ハワイパッケージ」を提供。これまで1万4千本ものミロの木をノースショアに植樹したそうです。また次世代への文化継承として、フラやレイ作り、ラウハラ編み等のハワイアンカルチャーレッスンのほか、海洋生物と触れ合うイベントや、野生生物の生態系について学びながらアートを楽しむキッズクラスなど、さまざまなイベントを開催。嬉しいことに、これらは宿泊者に限らずビジターでも参加できます。爽やかなカハラの風を感じながら、ハワイの文化に触れてみませんか?