2024.1.22
この記事の目次
オーストラリア第3の都市で、クイーンズランド州の州都「ブリスベン」。
自然と都会の風景が共存する美しいこの街は、オーストラリアの中でも住みやすいと評判で、主要ビーチスポットへのアクセスも良いため、観光のハブ都市としても有名です。また、コアラと触れ合える施設がある街としても知られています。
2032年にはブリスベンで夏季オリンピックの開催も決定しており、今大注目の都市です。
ブリスベンと日本の間には1時間の時差があり、日本が午前10時の場合、ブリスベンは午前11時です。時差が少ないのは嬉しいですね。
関西国際空港からブリスベンまでは片道約8時間30分。
2024年2月2日から関西国際空港からブリスベンへのジェットスター航空の直行便が15年ぶりに再開予定です。今後はますますアクセスしやすい就航先になりますね。
ブリスベンに渡航する前に知っておきたい現地の治安や交通事情、観光中の注意点をまとめてご紹介します。
ブリスベンはオーストラリアの中では、比較的治安が良い街だといわれています。
とはいえ、日本と比べると軽犯罪の発生率は高く、スリや荷物の置き引き、夜間はアルコールやドラッグ絡みの暴力事件に気をつけましょう。
ブリスベンの主な交通手段には、電車をはじめバスやフェリー、レンタカーが挙げられます。
観光地へのアクセスも便利なバスは利用者も多く特におすすめです。電車やレンタカーはブリスベン市内の移動よりも、郊外への移動の際によく使われます。ブリスベン川ではフェリーが運航しており、リバークルーズを楽しめる観光の移動手段としても人気です。
オーストラリアでは現金よりもクレジットカードやデビットカードでの支払いが主流です。現金の使用をNGとしている店舗もありますので、ブリスベン旅行の際には、海外でも使えるカードを用意しておきましょう。
オーストラリアの法律では、18歳以上から飲酒が認められています。ただし、公共の場での飲酒は禁止されており、ビーチや公園、街中での飲酒は法律違反です。
ブリスベンからアクセスしやすいおすすめの観光スポットをご紹介します。ブリスベン市内を満喫したい方から、少し足を伸ばしてオーストラリアの有名観光スポットを楽しみたい方まで、様々なニーズに合わせた観光地をピックアップ!
ブリスベン観光において絶対外せないのが「サウスバンク・パークランズ」。観覧車やプール、ブリスベンサインなどSNS映えする有名スポットが集まっています。
1988年に開催されたブリスベン万博の会場でもあり、当時建てられた寺院も現存しています。
他にもガーデンやリバーサイドのボードウォークなど見どころが多く、半日〜1日かけてゆっくり観光ができるスポットです。
サウスバンク・パークランズ(South Bank Parklands)
週末にブリスベンを訪れる際は必ずチェックしておきたい「ザ・コレクティブマーケット」。毎週金曜日〜日曜日にサウスバンクで開催される大規模なマーケットです。
多国籍のフードトラックをはじめ、地元アーティストの作品や洋服など幅広いジャンルの屋台が並び、昼間から夜まで楽しめるので、ランチやディナーを食べながらお土産探しをするというのもおすすめですよ。
ザ・コレクティブマーケット(The Collective Markets)
ブリスベンのシンボルとも言える「ストーリー・ブリッジ」は、絶好のフォトスポットです。青空をバックにした昼間のシティビューからライトアップされた夜景まで、時間帯によって異なる魅力があります。
ガイドの説明を聞きながら橋の鉄骨を歩く「ストーリー・ブリッジ・アドベンチャークライム」というスリリングなツアーに参加するのもおすすめ。橋の上から眺めるパノラマビューは絶景ですよ!
ストーリーブリッジ・アドベンチャークライム(Storybridge Adventure Climb)
街の中心を流れるブリスベン川は「リバーシティ(川の街)」と称されることが多いブリスベンの象徴的存在。コーヒー片手に川沿いを散歩すれば、高層ビルと自然が融合したブリスベンらしい景色を堪能できます。
ブリスベン川ではリバークルーズも多数運航しているので、川からのシティビューを楽しみたい方にはクルージングがおすすめです。無料のクルージングはシティホッパー(City hopper)というフェリーを利用しましょう。
オーストラリアの自然を眺めながらゆっくり過ごせる植物園。ブリスベンの春から初夏にあたる9月〜11月は見頃を迎える花が多く、園内はカラフルに彩られます。園内には無料で遊べる遊具エリア(プレイグラウンド)もあるので、小さなお子さま連れの方にもおすすめです。
シティ・ボタニックガーデン(City Botanic Gardens)
天候を気にせず楽しめる屋内観光スポット。オーストラリアで発掘された恐竜の化石が展示されるエリアをはじめ、オーストラリアの生態系を学べるエリアや、戦争の歴史を学べるエリアなど子どもから大人まで年齢を問わず楽しめる展示が揃っています。
5階建ての大きな博物館ですが、特別展などの一部展示を除き入館料は無料です。
クイーンズランド博物館(Queensland Museum)
お土産探しやオーストラリアグルメを楽しみたいときにぴったりなブリスベンの中心地にあるショッピングストリート。近代的なショップやレストランと、歴史を感じるヨーロピアン調の建物が共存する街並みは、日本ではなかなか見られない風景です。
週末は夕方に閉まってしまうお店も多いので、お目当てのショップがある場合は事前に営業時間を調べておくのがおすすめです。
クイーンストリート・モール / Queen Street Mall
※各ショップの営業時間は店舗により異なります
ギネス記録にも認定された世界最大級のコアラ保護区であり、現在オーストラリアで唯一コアラを抱っこできる施設。園内には130頭のコアラが保護されています。
別途料金が必要ですが、コアラを抱っこして写真撮影ができるので、ぜひオーストラリア旅行の記念にいかがでしょうか。
ローンパイン・コアラサンクチュアリー(Lone Pine Koala Sanctuary)
※下記の日程は営業時間が異なります。
毎年4月25日(アンザックデー):午後1時~午後5時
毎年12月25日(クリスマス):午前9時~午後3時
ブリスベン市街地からバスで30分ほどの場所にある山で、展望台や植物園、プラネタリウムがあります。特に展望台から眺めるブリスベンのシティビューは絶景!
植物園にはオーストラリアらしいトロピカルな植物が集まるドームのほか、本格的な日本庭園もあります。
マウント・クーサ(Mt Coot Tha)
島の約99%が砂でできているモートン島は、世界で3番目に大きな島。ブリスベンからは専用フェリーに乗船して約75分でアクセスできます。島ではシュノーケリングや魚釣りなどのマリンアクティビティのほか、砂すべりも楽しめます。ビーチで1日ゆっくりしたいときにおすすめの観光地です。
「クロコダイル・ハンター」の名で知られるオーストラリア人「スティーヴ・アーウィン氏」が作った動物園。飼育員が巨大クロコダイルに餌付けするクロコダイルショーは必見です!他にもカンガルーやコアラ、ウォンバットなど、オーストラリアの動物にも多数出会える広い動物園なので、1日かけてゆっくり見るのがおすすめです。
オーストラリア動物園(Australia Zoo)
ブリスベンの隣りにあるゴールドコーストという都市にあるビーチエリア。ブリスベンからは車で約1時間半でアクセスできます。オーストラリアを代表する人気の観光地で、ビルが並ぶ都会的な景色と美しいビーチを一度に堪能できます。
ブリスベンに数日〜1週間滞在するなら、少し足を伸ばして訪れてみたいおすすめ観光スポットです。
ブリスベンから車で1時間半ほどにある自然豊かな公園。スプリングブルック国立公園のある地域は、「オーストラリアのゴンドワナ多雨林群」として世界自然遺産にも登録されており、太古から存在しているシダ植物や、樹齢数千年の大木も生息しています。
スプリングブルック国立公園の見どころは、大きな岩の中を流れる神秘的な滝や、展望台からの眺望。タイミングによっては土ボタルを観測することもでき、まるでプラネタリウムのような雰囲気を楽しめるかも。
スプリングブルック国立公園(Springbrook National Park)
ブリスベン最大級の植物園で、その広さはなんと東京ドーム3個分!
子ども用の遊具エリアからカフェ、無料で利用できるバーベキュー施設もあるので、家族で1日ゆっくり過ごしたいときにもおすすめです。
野生のトカゲや野鳥も生息しているので、運が良ければオーストラリアならではの生き物にも出会えるかもしれません!ブリスベン滞在中にぜひ1度は訪れておきたい観光スポットです。
ローマストリート・パークランド(Roma Street Parkland)
オーストラリアのラグジュアリーなビーチリゾート。ブリスベンの隣、サンシャインコーストに位置し、ブリスベンからは車で2時間半ほどの距離にあります。
ヌーサには高層ビルが一切建っていないので、他のビーチリゾートとは違い落ち着いた雰囲気を楽しめます。
ブリスベン旅行中にチェックしておきたい、おすすめのイベントやクルーズをご紹介します。
ブリスベンで毎年9月に開催される大規模なフェスティバルです。日替わりイベントや音楽やアート、サーカス、ドローンショー、花火など、とにかく見どころがいっぱい!9月にブリスベンを訪れるなら、ぜひチェックしておきたいイベントです。
ブリスベンフェスティバル(Brisbane Festival)
毎年8月に行われるクイーンズランド州最大の農業祭。放牧犬のレースや木こりレースなど、農業祭らしい競技が見ものです。会場には牛や馬、うさぎ、アルパカなど農業に縁のある動物が1万匹以上あつまり、子どもたちは触れ合うこともできます。
観覧車や絶叫マシンなどの移動式遊園地のアトラクションも豊富で、家族みんなで楽しめるイベントです。
エッカ(EKKA)
シティホッパーは、ブリスベン川を無料でクルージングできる公共フェリー。ブリスベンの観光地近くにもターミナルがあり、ブリスベンの街並みをクルージングで楽しみながら移動できるので、観光の移動手段としても最適です。スケジュールやフェリーターミナルの最新情報は、ウェブサイトから事前に確認しておきましょう!
シティホッパー(City Hopper)
ブリスベンを2泊3日で訪れる際のモデルコースをご紹介します。
ブリスベンの見どころは中心部に集まっているので、2日目は少し足を伸ばして遠くの観光地にも行ってみましょう!
ブリスベン到着初日は、ストーリー・ブリッジやサウスバンク・パークランズ、ブリスベン川、マーケットなど、市内中心部にある観光地をゆっくり巡るのがおすすめ。
ブリスベンに午前中に到着する方は、ローンパイン・コアラサンクチュアリーやマウント・クーサなど、移動時間1時間以内で行ける近隣の観光地を訪れてみても良いでしょう。
しっかり移動時間が取れる2日目は、少し離れた観光スポットにでかけてみましょう。
最終日はクイーンストリートモールでショッピングを楽しみましょう。
初日にローンパイン・コアラサンクチュアリーやマウントクーサに行けなかった方は、最終日に訪れるのもおすすめです。
ブリスベン旅行中に食べておきたいオーストラリアの名物グルメをご紹介します。
オーストラリアの定番グルメと言えば、オージービーフをつかったステーキやハンバーガー。ボリュームたっぷりのフィッシュ&チップスも人気です。
そんな定番グルメはパブやバーで、オーストラリアの地ビールと一緒に満喫するのがおすすめ!
ピッグ・アンド・ホイッスル(PIG 'N' WHISTLE)
オーストラリアはカフェ文化が強く根付いており、早朝から営業しているカフェが多く、特に週末は、家族や友人とカフェでブランチを楽しむ方で賑わいます。
オーストラリアに来たら、美味しい朝食を食べて朝活してみてくださいね!
フェリックスフォーグッドネス(felixforgoodness)
多民族国家のオーストラリアで食べ歩きを楽しみたいときは、マーケットの屋台に決まり!週末はマーケットが多数開催されているので、ぜひ訪れてみてください。
ザ・ブリスベンシティ・マーケット(The Brisbane City Markets)
デイビーズパーク・マーケット(Davies Park Market)
ブリスベンの市街地から近く、観光スポットへのアクセスが良いホテルを3つご紹介します。
シティ・ボタニックガーデンのすぐ側にある5つ星ホテル。施設内のレストランでは、ブリスベン川を眺めながらお食事が楽しめます。クラシカルで高級感のある内装が特徴です。
スタンフォードプラザ・ブリスベン(Stamford Plaza Brisbane)
5つ星のラグジュアリーなアパートメントホテル。ブリスベン川のすぐ近くにあり、立地が良く、市街地や川の景色を眺めながら、落ち着いたステイが楽しめます。
メリトンスイーツ・ハーシャルストリート・ブリスベン(Meriton Suites Herschel Street, Brisbane)
オーストラリア人アーティスト「ヴィンセント・ファントーゾ氏」のアートで溢れた、まるでギャラリーのようなブティックホテル。非日常のホテルステイを楽しみたい方におすすめです。ストーリー・ブリッジのふもとに位置しているので、客室からは橋のかかったダイナミックなリバービューを楽しめます。
クリスタルブルック・ヴィンセント(Crystalbrook Vincent)
オーストラリア土産として喜ばれる、おすすめの人気アイテムを3つ厳選しました。
オーストラリア メルボルン発祥の紅茶ブランド T2(ティー・ツー)。可愛い缶に入った紅茶は種類豊富で、自分用にも購入したくなること間違いなし。
おすすめは、世界中のブレックファストティーのセットで、10種類以上のフレーバーが入った「ザ・ブレックファスト・バンチ(The Breakfast Bunch)」や、「メルボルン ブレックファスト(Melbourne Breakfast)」などオーストラリアの都市が名前になっている「ダウン・アンダー・ワンダーズ(Down Under Wonders)」シリーズです。
オーストラリアのお土産として人気のUGGブーツは、もこもこした履き心地で、冬にぴったりのムートンブーツです。元々は、サーフィンで冷えた足を温めるために使われていたのだとか。
ブリスベン市内の靴屋さんやショッピングモールで購入できます。ブリスベン空港内にもUGGブーツのショップがあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ラノリンという羊の皮脂由来の成分を使ったコスメブランド。ラノリンはうるおい効果が高い天然由来の成分なので、唇や指先の保湿など幅広く使えます。
特に人気なのは101オイントメント(101OINTMENT)という、上質なラノリンを100%使用した無香料・無着色のバーム。海外らしいデザインのパッケージが可愛らしく、美容好きの方へのお土産としてもうってつけのアイテムです。
オーストラリアの東海岸に位置する「ブリスベン」は、自然と都会の風景が共存する美しい街。近隣の観光地へのアクセスも良く、観光の拠点としても便利です。ぜひブリスベン旅行の計画を立てるときの参考にしてみてくださいね!
※本記事は2023年10月31日現在の情報です。
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