KIXトリビア

関空のいろんな施設を探検しよう!

4 関西空港警察署

今回は関西国際空港署を探検することになりましたが、犯行現場や事故現場などに立ち会うことや留置場などを見学するわけにいきません。そこで、関空警察署ならではの特色を紹介することにします。  

関西空港警察署は空港の南、管制塔の建物とならぶように建っています。建物のなかに入ると、エントランスホールは吹き抜けのアトリウムになっていて、明るくてなかなかおしゃれなのです。

さて、関空警察署は一般の警察署と同じような組織になっていますが、他の警察署とちがうのは、国際空港だけを管轄することから、外国人と対応する機会が多いことです。このため、署内には外国語を話せる人が大勢います。なかには何ケ国語もしゃべれる人や、外国語で激しいやりとりのできる人など、語学の達人が多いのが特色です。

かくいうボクも、実はバイリンガルなのです。だって大阪弁と東京弁をうまく使い分けるんだもん!こんな冗談をいってると叱られそうなので、署員のみなさんがどこの国の言葉を話せるのかを紹介しましょう。

まず、アジアでは北京語、広東語、韓国語、タイ語などで、このほか英語はもちろん、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語まで、多士済々といった感じです。

多くの外国人と接触する機会が多いのは交番。旅客ターミナルビル2階北側に交番があり、勤務しているのはいずれも婦警さん。女性だけが勤務する交番は、東京・銀座についで、この交番が日本で2番目だそうです。 ここには日本人はもちろん、物をなくしたとか、道がわからないとか、友達との待ち合わせがうまくいかないなどといって、各国の人が訪ねてきます。英語、ドイツ語、北京語などを話せる婦警さんが、その語学力をいかんなく発揮し対応してます。

関空を舞台にした犯罪といえば、麻薬などの密輸入や、外国で盗難にあったパスポートを偽造した不正な出入国などがあります。容疑者を捕まえたときは、当然、容疑者の国の言葉で取り調べますから、日常会話はもちろん心理状況までを読みとらなければならないから、こまやかな語学力が求められます。 さらに容疑者の家へ電話していろいろなことを聞き出すために、正確な言葉はもちろん、スラングも話せなくてはなりません。

また、国による法律や捜査手続きの違いなどを知っておくことも必要で、お巡りさんは勉強することが多くて大変なんだ。関空警察署の皆さんご苦労様です。


関西空港警察署

上:女性だけが勤務する交番 左下:豊富な語学力で外国人旅行者にも親切に応対 右下:旅客ターミナルビル内をパトロールする婦警さん