KIXトリビア

関空のいろんな施設を探検しよう!

3 貨物専用機

今回は航空貨物専用機を探検することになりました。どのような荷物を、どこからどこへ運ぶのか。また、飛行機はどのような構造になっているのでしょうか?  

午前11時10分、パープルとオレンジの鮮やかなコーポレートカラーに彩られた機体が滑走路にタッチダウン。機体が貨物専用の駐機場に現れ、マーシャラーに誘導され停止します。それと同時に、貨物を上げ下ろしするメインデッキローラーが機体のカーゴドアに、タラップがコックピットのすぐ後ろのドアに、吸い寄せられるようにしてつけられ作業がスタート。2時間後に飛行機は離陸するため、テキパキと作業がすすめられます。

タラップをのぼり、コックピットの後ろから機内をみることに。貨物専用機の構造はアッパーデッキとローアーデッキに分かれ、もちろん旅客機のような椅子や窓はありません。アッパーデッキは天井が高く、大口の貨物が、種別され積まれています。一方、ローアーデッキは天井が低く、貨物でうめつくされています。まるでトランクルームといった感じ。

機内での作業の様子を見ていると、貨物の積み下ろしのため、みんな慌ただしく動いています。タイヤが入ったビニールハウスのような透明のコンテナや、ビニールシートが掛けられた電子会社の社名入りの段ボールの山をひょいと動かすのにビックリ。すごい怪力と見とれてたら、床に秘密がありました。大きな貨物でも前後左右、自在に動かせるローラーが敷かれていたのです。さて、この飛行機はアンカレッジから成田に到着し、成田から関空,関空から那覇、フィリピン・スービックへ向かいます。どのような貨物が積まれているのかといえば、今回、関空ではコンピューターソフト、電子部品、自動車のパーツなどでした。

貨物でも変わったものを運ぶこともあるとか。これまで動物ならクジラ、ダチョウ、サラブレッド、牛。また、カートレーズに出場しているインディカー58台、ロックグループ・ローリングストーンズの舞台装置一式などなど。FedEx社では、貨物が世界のどこを移動しているかがリアルタイムでわかるトラッキングシステムを、世界に先がけていち早く導入。「物言わぬ乗客」といわれる貨物を、より早く、確実に運んでいます。


「あなたの貨物をドアー ツードアで運びます」とパイロットの方々。

マーシャラーに誘導され到着。

タラップはコックピットのすぐ後ろのドアにつけられる。

「Mason」じゃ従業員の子供の名前でたくさんの応募の中から選ばれるそう。メインデッキローラーから貨物が積み込まれる。

メインデッキローラー

貨物専用機の内部